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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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神の悪意〜孤高7〜
今・・・確かに・・・「よそ見をするな!」身体が地面から離れ、何もない空間を漂う。そして、地面に叩きつけられる。「おーとぉ、いきなり一方的な試合だ。新人君、君の活躍は何だったんだー!」ナレーションと観客の罵声の嵐だ。僕は立ち上がり、体制を立て直す。そうしてる間に、次の攻撃が来る。「遅い!」降り懸かる刃、身体を横に反らし、腕をねじり、槍で突き飛ばす。「ラグナロクはオメガバスターと同じで、形状が変えら
鬼大根 さん作 [167] -
三途
最期に俺が目にしたモノは、最愛の恋人の泣きっ面だった。 心配すんなよ、と言ってやりたかったが思うように口が開かなかった。 そんな事を考えてる内にいつの間にか瞼が重たくなってきて、眼を閉じた。 あれからどれくらいの月日が流れたかはわからない。 俺は今、゛三途゛と呼ばれる川に立っている。
K さん作 [318] -
神の悪意〜孤高6〜
準決勝を終えた。決勝は明日に行われる。準決勝の対戦相手に今夜、呼び出された。「何の用ですか。」僕は念のため、神器を具現化していた。「まずは挨拶だな。私の名はバルス、この組織で神器を持つ二人目だ。」聞きたい事は沢山ある、しかし、呼び出された以上は先に聞かなければならない。「お前は、試合中に複数の神器を使った、何故、複数の神器をそれも同時に。」先の見えない話だ。だが、答えられる質問だ。「複数の神器を
鬼大根 さん作 [160] -
ナイト・オン・ドラグーン【91】話 『獅子の命ここに絶つ』
『ま、まだだ!まだ終わっちゃいねぇ…』吐血しながらジャックは立ち上がる。すでにその足元には鮮血が散っていた。『もうよせ、お前に剣を握れる力はない』『黙れ……終わっちゃ……いね…』力なくジャックは再び倒れた。『小僧の勝利…だな。』翼を畳みレグナが言う。『アイン。傷を見せて』駆け寄っていたマナが治癒の魔法を唱え始める。『本当に…これでよかったのかな』アインは倒れているジャックに目を向ける。『
みるく さん作 [171] -
ハート×ハート
「姫様〜。アイリ姫様〜。」また、私を探してる。『アイリ、剣の練習止めて行って来たら?』『良いの!私は、もう少し自由でいたいよ』『そうだね〜!後、一年かぁ〜』ここは、フリアセネル国のフリアセネル城そして、ここの次期女王フリア・セネル・アイリ。15歳。この国は、一番最初に生まれた人が次期王か女王になる様に決まっていた。そしてアイリは、父親今の国王が病気で医者から余命一年と言われていた。だから、一年後
里奈 さん作 [388] -
カナリアと少女
シーラはプレゼントされたカナリアにコットンという名前をつけて可愛がりました。コットンと過ごす毎日はシーラの寂しさは前より和らぎました。コットンも自分を可愛がってくれるシーラになついていきました。コットンは夕方になるとシーラのために夕方になると美しい歌声を奏でてくれました。「すごいねえコットンの歌声は妖精みたい!」自分の歌声を聞いて無邪気に喜んでいる。シーラを優しげの中に少しだけ寂しさを交えた瞳で
桜野アン さん作 [315] -
ナイト・オン・ドラグーン【90】話『決着』
ジャックは歓喜に打ち震えた。アインという目障りな存在を消したことで。『アーッッハハハ…死んだ。ついに殺してやったぞ』『そんな…嘘でしょ?アイン』マナはペタリと座り込み、目を見開く。アインを包んでいる巨大な黒い塊がマナの瞳に写っている。『次は…あんたが死ぬ番だ。』いつの間にかジャックが目の前に立っていた。両手に持っている鋭利な短剣が鋭く光る。『あ…いや…』『死ねっ』ジャックが殺意を振り下ろす
みるく さん作 [213] -
ナイト・オン・ドラグーン【89】話『暗闇の果て』
『クソ…!』漆黒を帯びた塊が音もなくアインを包んだ。そして視界の全てが闇へと埋まっていく…時が止まる。全ての感覚が失われたように思えた。(そうか…俺はジャックの魔法を喰らって…)アインは目を開いてみるが、その瞳には光すら写せない。ただ無限に広がる闇ばかりだった。(手も…足も…感覚が…ねぇ俺は死んだのか…)意識で思考しているアインにとってどの状況なのか、闇の中で立っているのか横たわっているのかす
みるく さん作 [194] -
Have the option 1
「アレ…」 どうやら病院の一室のようだ。 幼なじみの都がいる。父も母も。弟の良平も。 そして、頭に包帯を巻いた男。 「俺だ…」俺が俺を見下ろしている… 「修ちゃん…」 都のすすり泣く声が聞こえる。都だけではない、みんな、酷く落胆しているように見える。 ベッドに横たわる修平の顔は青ざめ全く生気を感じることができない。横の医療機器のモニターに映るバイタルの微かな波打ちにより辛うじて息があること
PEACE さん作 [361] -
Have the option 1
「あれ…」ここは病院の一室のようだ。 「修ちゃん…」 幼なじみの都がいる。父も母も。弟の良平も。そして…頭に包帯を巻き眠っている男… 「俺…?」 修平は修平を見下ろしている。まだ、事態を呑み込めない。 都のすすり泣く声が聞こえる、そして… 「…めだ…渡せない…」聞き慣れない声… 声というか音というか… 修平は生死の境をさ迷っている。修平は都立の高校に通う高校3年生。サッカー部に所属している。高校
PEACE さん作 [333]