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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 歌えなくなったカナリア〜始まり〜

    シーラにプレゼントされたカナリアにけざわりの良さから「コットン」という名前をつけ可愛がりました。シーラはアイサから、コットンが育児放棄され、捨てられたいたのをアイサが拾って育てたという話をセバスチャンから聞きました。シーラはコットンの羽を撫でながらコットンに語りかけました。「ねえコットンあなたも私も両親から愛されなかったのね…。」シーラの目から大粒の涙が溢れてきました。コットンはそんなシーラを穏
    桜野アン さん作 [157]
  • 歌えなくなったカナリア

    アルラという国に愛を知らずに育ったお姫様がいました。お姫様の名前はシーラ。シーラの両親である王様とお妃様はシーラが生まれたときがっかりとした顔で呟きました。「なんで男の子じゃないんだ」王様とお妃様は男の子が欲しかったのですが代わりに生まれたのは、女の子。シーラでした。王様とお妃様にとってはシーラはいらないこどもでした。いらないこどもを授かった王様とお妃様はシーラの子育てを召使いに押し付け、シーラ
    桜野アン さん作 [211]
  • ヤス#31

    ヤス#31「ほほっ、そうですか。良かった。嬉しいです」ヤスはアイの姿を見つめた。この姿なら…連れて帰る事にした。「アイ」「はい、何でしょうか?」「俺の家に来るか?飯を炊いてくれるよう、母に頼んでやる」「お優しいお言葉…ありがとうございます。でも、ご迷惑では?」「俺を信じないのか?」アイが掌を口に当て、クスクスと微笑みながら立ち上がった。死体に思えた時は、自分とそれ程変わらないと思っていたか、アイ
    チャーリー さん作 [335]
  • ヤス#30

    ヤス#30「はい、私はテンという国からの旅人でございます。嵐に遭い、ここまで流されて来たのです」「聞いた事の無い国だな。中国か?…で、そのテンという国にはどうやって帰るのだ?」「…もう、帰る術がございません」「そうか…船が無いんだな…どうする?」「さあ…どう致しましょうか…」ヤスは困り果てた。放っては置けない。だが、こんなバケモノをどう扱えば良いのか、ヤスの小さな脳みそでは、限界があった。「アイ
    チャーリー さん作 [307]
  • ヒトダマ

    小さな頃から飼っていた三毛猫が、ある日突然人間になったら、誰だって驚くだろう。 【ヒトダマ】肩まで伸びた黒髪を一つにまとめると、制服についたホコリを払い、私は急いで家を飛び出した。滅多に遅刻なんてしない私だが、昨日は考え事で眠れず、いつもより三十分も遅く起きてしまった。ギリギリで教室に駆け込むと、私の席には違う女子がすでに座っていた。
    九鳴 さん作 [132]
  • ヤス#29

    ヤス#29肌の色は殆ど真っ黒で、口が耳まで裂け、高い鼻は折れ曲がっている。額に長い髪が張り付いていた。「ば、バケモノか!」「う…ううっ…うう」悲しそうな声を出している。怪我でもして弱っているのだろう。ヤスは少しだけ勇気が出た。「どうした!怪我でもしたのか」「ううっ…うう…水」「水?…水が欲しいのか?」バケモノはゆっくり、首を縦に振った。どうしようかと思う。このバケモノに水をやっても良いものだろう
    チャーリー さん作 [313]
  • ヤス#28

    ヤス#28人だ!人が死んでいる。背中を向け、折れるようにして横たわっていた。小さい。ヤスと同じくらいだから子どもだろう。ヤスは怖くなった。怖くなって、その場から逃げ去りたかった。だが、人が死んでいるのだ。確かめて、島の大人達に知らせなくてはならない。辺りを見回したら身の丈ほどの細い流木があった。ヤスは、その流木を手に取ると、横たわる体をつついてみた。弾力がある。ヤスは首をかしげた。そして、今度は
    チャーリー さん作 [386]
  • 神の悪意〜孤高5〜

    身体が固まる。それはこれまでの相手とは、格が違う事を雄弁に物語っていた。同じタイミングで動き始める。鋭く音が鳴り響く。僕は闘技場から借りた槍で防いだ。このトーナメントで武器を使うのは初めてだ。後ろに下がり、リング内を縦横無尽に駆け回る。だが、相手はその行き先を先読みする。中々攻撃が出来ずにいると、相手の方から攻撃をしてきた。突如、魔法が放たれる。無数に出来る火の球、それを弾き、近付くと火の球の奥
    鬼大根 さん作 [171]
  • BLACK ANGEL&WHITE DEVIL 5

    18時20分。千代田区、帝都ホテル。帝都ホテルの屋上で力也と同僚であり高校の同級生でもある白翼人の佐藤源氏と警備をしていた。「あーあ。『属性表示法』なんて法律無ければいいのになー」属性表示法とは公務員、半国営企業社員、メディア・報道関係者、出版社員は勤務中は白翼人、黒翼人、人間を区別するために背中に穴が開いた服を着なければならないという法律である。力也は仕事では仕方無くこの法律に従い翼を出してい
    龍角 さん作 [438]
  • クラゲ-2

    ムサシの両親は戦争で死んだ。ソウジの両親は行方不明。たぶんすでに死んでいるだろう。イゾウの母はドラゴンに犯され、殺された。父親は、妻を見殺しにしたアカツキを恨み、ゲッコウへ移った。イゾウが父親の後を追わなかったのは、ムサシの説得と、アカツキへの忠誠心からだった。イゾウは人一倍アカツキを愛していた。アカツキのリーダー、マコト。ムサシ、ソウジ、イゾウを剣士へと育て上げた男。彼への強い憧れが、イゾウの
    信濃 さん作 [443]
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