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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ヤス#22

    ヤス#22「ふおっ、ふお、ところで、龍はお前に気付いておる。さて、どうする?」「に、逃げられないのか?」ああ、無理だな。隠れても無駄じゃ」「俺は…あの龍に喰われるのか…?」「さあ、な…お前次第だ」ヤスは恐怖で、横にいる一見不気味なサトリすら頼りにしたくなった。「サトリ…助けてくれ」「何を言うか…それとも、お前はやはり、単なるハナタレか」サトリはヤスが最も嫌う言葉を口にした。「俺は…ハナタレではな
    チャーリー さん作 [324]
  • 輸送船シロナガス3

    「くそ、時間がないというのに…」ソルトは、船内図を手に廊下を歩いていたドン!「きゃ…。すいません」「いや、こっちこそ前をみとらんで…」廊下の曲がり角で、誰かとぶつかり慌てて謝ったそして、相手の顔を見る「……」「本当にすいません…急いでいたもので…」ぶつかった相手は立上がり、ソルトに手を貸して起こすとそこから立ちそろうとしたパシュンソルトは、腰のホルスターに吊していたサイレンサー付きの銃で立ちそろ
    なまけもの さん作 [236]
  • ナイト・オン・ドラグーン【87】話『意地』

    互いの剣が衝突する度、火花が散り、甲高い音が闘技場に響いた。ジャックの剣速を読み、自分への攻撃をアインは剣で弾いて防ぐ。至近距離内での殺陣を二人は繰り広げていた。『オラァ!!』ジャックの両手が唸り、その手に持っている双剣が防御せんと転ずるアインを弾き飛ばした。『…なっ!?』圧倒的な力に吹き飛ばされ、アインは床を転がった。すぐさま起き上がり、後ろへ一本引く。『ククク…そんなものか?』愉快そうに
    ミルク さん作 [219]
  • ヤス#21

    ヤス#21海峡の真ん中で岩が動いた。岩に見えたのだ。大きな岩が右から左にユラリと動いたように見えたのだ。「な、何?…何かが、動いたぞ!」ヤスは完全に固まった。見間違いかとも思った。だが、それは確信に変わった。龍だ!龍が動いている!岩だと思ったのは、龍の頭だったのだ。金色の目が光っている。そして、そこから右に、背中がコブのように三つ、海面から出たり入ったりしている。百メートルはあるだろう。月光の下
    チャーリー さん作 [479]
  • ヤス#20

    ヤス#20「当たり前だ。申し訳ないと思っていたんだ」「ハナタレ」「何だ」「お前は良い漢になるな」「意味がわからん」「くおっ、くおっ…そうか、まあ良い。だが、今宵はしかとしてかかれよ。油断するでないぞ」「今宵?…油断?」「ああ、では、ワシは消える。また逢おう!」サトリは雑木林に消えて入った。ヤスは呆然としてその姿を見送った。夢を見ているのだろうか…。ヤスは「あっ!」と思った。サザエが黒コゲになって
    チャーリー さん作 [501]
  • 輸送船シロナガス2

    宇宙歴2125年13の月2日輸送船シロナガス第18貨物室たった今起きたばかりでパジャマ姿のシュガーは伸びをする「うーん…むにゃ…?」そして、隣りにいるシュガーと同じくパジャマ姿のもう一人であるシナモンが挨拶をした「…おはよう。シュガー」シュガーはシナモンに気付き、挨拶を返した「あ、おはようございます。シナモンさん……ふにゃ?どうしてシナモンさん…」「さあ?でも…」シナモンはそう言って、お互いの体
    なまけもの さん作 [210]
  • ナイト・オン・ドラグーン【86】話『旋回』

    『ジャック…お前が守護者の一人だったなんて。』どこか薄笑いを浮かべる親友をアインは見据える。既にジャックの両手には剣。自分と戦う気は万全なのだろう。『そんなことはどうでもいいだろ?アイン、お前は守護者を討ちに来た。そうだろ?』ケタケタと笑いながら、ジャックは肩を竦める。アインは剣を抜いた。対峙して初めてわかるこの威圧感。長年、剣の稽古を共にしてきたはずなのだが、今までに感じたことのない緊張
    ミルク さん作 [205]
  • 照葉

    「何してるんだ?」その声に私ははっとした。「前いた所の事でも思い出してたのか?」「…違うよ」私は祐利の言葉を否定した。「あと、一時間なんだなって、思ってただけ」「何を今更」「それでも…ね」「まぁ、確かにそうかもな」彼は私の顔を見た。「王家の姫が実の叔父を殺そうとしてるなんてさ」「殺す気は無いと、何度言ったら分かるの」「さて、殺さずに済むかね」「祐利!」「はいはい。黙ってりゃ良いんだろ」彼は肩をす
    関谷 沙椰 さん作 [213]
  • FREE DOM 2

    小説のまえに。FREE DOMはカテゴリ恋愛から引っ越してきました。よろしければそちらもよろしくお願いします。真っ暗闇………。ここは、ニホン国だ。でもすこし違ったニホン国だ。子供しかいないそういう世界のニホン国だ。俺は、ここから出たい。何としてでも出ないといけない。理由。心の命を救うため。ただひとつ。俺には心を守る義務があるから。俺には心を救う権利があるから。俺には心を想う確かな気持ちがあるから
    朝生 絆 さん作 [403]
  • ナイト・オン・ドラグーン【85】話『親友』

    ”神風の搭”。四つ目の封印を解放すべく、アインとマナはレグナの背に乗り空を翔けた。『ん…?あれか』呟くとレグナは飛行速度を上げた。前方に見える大陸は、荒れ果てた荒野で広がっており、見渡す限りの荒野の中心に”神風の搭”がそびえ立っていた。『封印の搭だと言うのに…人の気がないのは気のせいか?』アイン上空から見下ろす。その建物は酷く朽ちているように見え、”搭”という建造物には程遠い”円”の形をして
    ミルク さん作 [196]
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