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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

 
  • 最後の夏休み10

    ここは夢か現実か境のない世界。 しかし、現実からははるか遠ざかり永遠の夜が続く世界。 そんな世界の真ん中にただ一つぽつんと佇む古城。その古城の中。家一軒がまるまる入るくらい大きな広間の奥にある玉座。その玉座へゆっくりとかつ優雅に舞い戻る銀色の少女。「どちらにお出かけで?お嬢様。」玉座の横に控える執事らしき乙女。「始まりの元凶を確認してきた。くっくっく。あれはよい駒になるやも知れん。」銀の少女は不敵
    ホッチキスさん作 [345]
  • 子供のセカイ。241

    美香は手の中の紙を握り潰すと、身を翻して耕太の元へと走っていった。白の乙女たちは、その日も通常通りに捜索任務を遂行していた。「……いないわね」「ソラ、あたしもう疲れちゃった。休んでもいい?」「見つかったら覇王様に殺されるわよ」そんな会話を交わすのは、ある二人の乙女たちである。彼女たちはラディスパークの中心から、八本の通りが伸びる地点に差し掛かり、隊を崩して、二人ずつに分かれたところだった。そこは以
    アンヌさん作 [345]
  • 最後の夏休み9

    戒は家族の誰にも会わないように2階にある自分の部屋に戻ろうとした。しかし、階段に足をかけたところで母親に呼び止められた。「戒、あんたさぁ、また土手でゴロゴロしてたの?明(めい)は夏休みでも生徒会の仕事だって。今年受験の戒お兄さんはずいぶん暇そうでうらやましいわ。」戒は何も言わず階段を上り自分の部屋に戻っていった。小野寺家は父親である誠(まこと)、母親の藍(あい)、長男の戒(かい)、そして末っ子、妹
    ホッチキスさん作 [398]
  • 子供のセカイ。240

    覚悟ならすでに固めた。姉と幼なじみの耕太を捕まえ、舞子は覇王やラドラス以下囚人たちを従え、“真セカイ”に入る。そして悲願の達成を――。「……」舞子は、ふと考えた。――お母さんは、こんなことをして本当に喜んでくれるのだろうか?その問い掛けの持つ恐ろしい破壊力が、舞子の胸を容赦なくえぐった。「――違う!」舞子は声を張り上げた。ぎゅうっと絨毯に両の指を食い込ませた時、バタン、とドアが開く音と共に、夜羽部
    アンヌさん作 [338]
  • ディフェンド

    13. 真夜中。1つの靴音が暗い廊下に響いていた。 その靴音は建物の出口へと向かっていたが、それを阻むかのように1つの人影が立ちはばかった。 「リュウカ、行くな」 月明かりに照らされてソウの姿が露わになる。 リュウカは足を止め、どこか決意が込められているような強い瞳でソウを見た。 「お前が何と言おうとも、俺は行く」 「だったら僕たちも連れて行くべきだ! 1人で行くのは危険だ!」 「お前らを危険な目
    さん作 [372]
  • 二人の姫と空の英雄19

    「くそっ!ミル、大丈夫か?」ミルは打ったお尻をさすりながら「いたたた。だ大丈夫でちゅ。でも、サリナとリコが!」カインは悩んで「うーん。そうだなぁ。ミル、なんか、ないか?」ミルは「あるっちゅよ。あと2匹竜の魂を集めるっちゅ。そうして、サリナ、リコを助けて下さいっ頼むっちゅよ。そうすれば、サリナとリコを助けられるっちゅよ。」「そうか、それなら、できるな。よし、レイが言っていた、神の火山に行くか!」ミル
    ひびりんさん作 [354]
  • 二人の姫と空の英雄18

    「ぐわー!なかなかやるな!ハッハッさすが、氷の国の姫だな。だが、俺は、神の火山の炎の竜に、力を貸してもらった。そう、簡単にやられないぞ!」クリスタルは「な、なによ!あんたは氷を操る能力を持っている。なのに、炎!?おかしくない!?」そっちか!?レイは笑って、「ハハハハ!俺は、氷と炎を操れる。クリスタル!終わりだ!火炎山!」ボォッ!「きゃあ!な、なによ!いいわ!封印氷陣!これで、お前は、永遠に私の前に
    ひびりんさん作 [335]
  • ロストクロニクル あとがき

    ロストクロニクルついに完結しました〜長かったです。ここまでの道のり・・・この物語を書いてるときは、本当に楽しくて(よく休んではいましたが・・・)書いてる自分でも「へぇ〜、そうなるんだぁ」って思うことも度々ありました。ついに完結か。人生初小説だった訳ですが、楽しんで頂いた方がもし、1人でもいてくれれば、それだけで幸せです。稚拙な表現もたくさんあった作品だと思いますが、この作品も自分の大切な財産になり
    五十嵐時さん作 [688]
  • ロストクロニクル 最終章12

    タクトはひらめいた。「これだ!これが、『勇者の血』だ!」タクトはそれを穴にはめ込んだ。「それは、チェロ王女が持っていた・・・」タクトがはめたのは、チェロから授かったルビーだった。はめ込んだのと同時に城の頂きが太陽の如く輝いた。「あれは、まさか!」人々の頭上に輝く、まばゆいばかりの輝光。誰もが朝がやってきたのかと勘違いした。その光の先にその姿は確かにあった。「嘘だろ・・・」ルパスの兵士たちは膝から崩
    五十嵐時さん作 [537]
  • ロストクロニクル 最終章11

    サーブはタクトを勢いよく切り捨てた。タクトは抵抗することなく、斬撃を全身で受け止めた。サーブの目にはっきりと映った。タクトの笑みが・・・「魔方陣『カウンター』!」サーブが足元を見る。足元には魔方陣が描き込まれていた。「・・・まさか!」タクトには傷ひとつない。代わりにサーブの身体に大きな傷が入る。「人は勝ちを確信した瞬間にいちばんの隙が生まれます。ぼくはただその隙を突いただけです」サーブは大きくひる
    五十嵐時さん作 [546]
 
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