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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ららら バースディ
今から23年前の一月二十五日セントラルセル駅の廃棄物置き場に私は捨てられていた。私はそのときまだ生まれて間もない姿で血だらけのカシミヤカーディガンにくるまれていたのである。第一発見者であろうロイおじさんはセントラルセル駅周辺で有名な乞食だった。ロイおじさんはいつも乞食には似ても似つかない格好をしていて「富豪乞食」と呼ばれていた。
ぽんぽこ さん作 [465] -
【ナイト・オン・ドラグーン】
通路を抜けた先には広場でレグナが舞い降りようと、降下していた。近くを飛び回っていたら騒ぎを聞き付けたのであろう。「レグナ…!」安堵したのか、アインはその場で崩れそうになる。慌てて、ジャックが支えようとする。「レグナ、この場を離れよう。俺はもう…ここにはいられない」返り血を頭から浴びているアインの姿を見て、レグナには状況がわからないはずがなかった。「承知した。潮時なのかも知れぬ。ここは儂
ミルクボーイ さん作 [525] -
Shining Star Storys
世界には三人の神がいた。ある時、神の一人インペリアルが反乱を起こした。それを止めるために入った神バースは封印された。そして最後の神デュークは一体のガーディアンをつくり自らと共にを封印した。しかしインペリアルもガーディアンを残していた。そして神のいなくなった世界は狂い始めていた。
がっちん さん作 [335] -
ディフェンド? ”5年ぶりのさよなら” 63
「くそっ・・・」 秀は小さい声で言った。すると、秀とまどかが消えていった。 「龍華っ!」 藻が走って龍華の方に来た。龍華はゆっくり藻の方を向く。 「大丈夫か?!」 「あぁ。こいつらのおかげだ」 そぅ言うと龍華は霊の秀とまどかの方を見た。 「秀君・・・、まどかちゃん?」 2人を見て、藻は少し驚いているようだ。その藻の顔を見て秀はニコッと笑っていった。 『久しぶりですね!藻先生』 『本当ですね』
梓 さん作 [461] -
光マツリ10
二人はとてつもなく長いスライダーを滑り続けていた。下には、毛布が積んであったため、怪我せずに地下に行けたの。でも夏とはいえ、地下は冷え込んでいた。『寒い』と、ツキが言ったその時、誰かがいるのに気付いた。それは男の人だった。調度、20歳くらいの。そいつは、いきなりツキにはなしかけてきた。『よぉ。大変そうだな』最初、何を言い出すんだ と思ったけど、おかしい人ではなさそうだっから、ツキは答えた。『は
かぁ さん作 [334] -
光マツリ9
『やだ。勝手に付いていくから。』やっぱり諦める気はないみたいだ。更に二人の口論は続いた。『来たら恨むよ。それでもついてくんの?』チィは強くうなづいた。『チィ、顔に不安って書いてあるよ』チィも負けじと、『ツキこそ、心細いって書いてある』といった。図星。たしかにそうなんだ。きれいごとかもしれないけど、巻き込むようなカタチになってしまうのがツキはいやだった。ツキはそれを言葉にして言うことができなかった
かぁ さん作 [292] -
キメラの翼*
その部屋には光があふれていた。もはや光だけかと思われたが、その部屋には一人の少年と羽があった。光は羽から発生しているようだった。少年はしばらくその羽をみつめていたが、やがて口元に笑みを浮かべた。不意に少年の手が羽にのばされた。笑みがますます広がった。少年の手が羽に触れた、と思った時だった。バチッと音がしたかと思うと光はあっという間に闇へと変わり少年を飲み込んだ。その後にはもう羽が光るだけだった。
フリッパー さん作 [401] -
忍?
「劫炎火の術!!」俺の十八番忍術を早速叩きこんだ。肉の焼ける嫌な音がして、臭いが辺りに立ち込める。犬は首を振り、俺を振り払うと、大木を蹴って反転し、鋭い爪を突き立ててきた。「当たるか!うらぁ!」かわし様にアッパーカットを一発。犬が木の上まで上がっていく。陰陽術で拳の力を上げているのだ。「これで…ラスト!!」俺は大木を垂直に駆け上がって行く。そのまま大木を蹴って空に身を投げ出す。「落雷!!」自分に
ユータ さん作 [412] -
忍?
「……あぁ!!眠れねぇ!」…あれから…あれからずっと?俺をナジリやがって!耐えられなくなって、俺は自分の部屋に来た。おじちゃんの二階に俺の部屋がある。何にもない質素な部屋だけど、人、一人分の窓から見える森の景色は俺の好きな景色だ。「…くそっ…寝られねぇ!」俺は窓の外を見た。「……そうか!!俺って頭いい!」俺は窓から空を跳んだ。後ろからおじちゃんの笑い声と、食器の音がする。「見てろ…俺が1番ってと
ユータ さん作 [383] -
【ナイト・オン・ドラグーン】†17
「何をしている!追え!」アインの背後で駆け出す気配がする。(逃げなければ…)アインはひたすら走った。目が霞み、足元が揺れる。それでも走った。外に出れば、レグナがいる。不意に行く手を阻まれた。騒ぎを聞き付け、兵士達が集まってきているのだ。「おい!そいつを捕まえろ!」背後から叫び声がする。目の前に立ち塞がってきた兵士は、すでに剣を抜いている。「おれ…は……」しかし、相手はアインの言葉など端から聞く
ミルクボーイ さん作 [420]