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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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Oracle:15-4:デクロス入国
第6ディメット暦187年14月03日〜均衡を保つ街 サリュトス〜「だーー!もう何でXeroxの四天王は無理矢理戦闘を開始させるんだよ!!」「グゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…………ウオォォォォォ!!」「禅煌!!会話になって無い!!」「リオン!!そんな事気にしてる場合!?ほら、後ろ!!」「ぇ…………」『ブォン!』リオンが見た光景は、自分に巨大な鑓が襲いかかっているスローモーションだった。《ヤベェ!!こ
ガレック さん作 [418] -
ディフェンド? ”止め” 62
3つの首を持つ竜が現れたとき、龍華の隣にはあの2人がいた。 「秀・・・まどか・・・」 龍華の隣には龍華の目の前にいる2人ではない秀とまどかがいた。龍華の隣にいる2人は、霊になった2人だ。 『龍華さん、いきますよ』 まどかが言った。 「あぁ」 龍華は、両手を前に突き出した。霊の2人は、龍華の手に自分の手をそっと乗せた。 『外したらただじゃおきませんよ』 秀が言った。 「分かってるよ」 龍華は薄く
梓 さん作 [327] -
MORTAL〜カケガエノナイモノ〜第3話
「・・・・・・笑ってる・・・?僕が?そんな分けないじゃないですか!」僕がそう言うと、キリカは嘆息し「自覚はないのね。無自覚的にそんな笑いが出来るなんて、なんて恐ろしい・・・貴方、そこの鏡で自分の顔を見てみなさいな。」そう言った。どういうことだろう。彼女はなにが言いたいのだろう。意味の分からないまま、僕は机の上にある鏡に手を伸ばす。「・・・・・・!」絶句した。鏡に映っているのは一体誰だ?鏡に映って
コナタ さん作 [354] -
【ナイト・オン・ドラグーン】†16
揺れていたアインの視界がただただ白くなる。「ジーク…お前が、父オローを!!」「そうだ。」アインの中で、何かが蠢き、爆ぜた。毒で機能しない、手を、足を、何かが突き動かす。「アイン、貴様は余の野望の障害となりえる、一思いに死ねぃ!!」ジークは剣をアインに振り下ろす。が、しかし。アインはそれを片手で受け止めた。そして、立ち上がる。アインの全身は青白い光を纏っていた。金色の頭髪も白く染まる。ガルル
ミルクボーイ さん作 [415] -
忍?
「はぁ!!」「セャア!!」俺の獲物が地面に落ちる前に何かがそれを邪魔した。放たれた矢は頭を貫き、正確に切り出された鋼の剣は、猿を両断してしまった。「「1番は僕・私達」」「同時にハモんなっっ」それから、いくら捜しても野犬はでて来なかった。こんな狩りは初めてだったし…しかもなんかムカついた。オジチャンの家。「がっははは…そうか?ソラは悔しがってた」「うん。しかも、私とユータでやっつけたのよ」周りの家
ユータ さん作 [333] -
【ナイト・オン・ドラグーン】†15
嫌味でも皮肉でもない、至極当たり前の言葉をかけられて、アインは微かな違和感を覚えた。が、今は任務が先である。「はっ帝国兵殲滅の報告を…」「そう慌てるな。休む暇もなかったのであろう?ちょうど今し方、神水の塔からの清水が届いたところだ」見るからに冷たそうな水の入った銅製の杯を受け取りながら、アインはますます面食らう。ジークに労いの言葉をかけられるなどあり得ないはずだった。「お前の義父オローも好きだ
ミルクボーイ さん作 [396] -
忍?
シュッ…シュッ…タン…三人は影となって枝を渡って行く。(以外に追い付いてきやがるなぁ…)ユータとエリナは俺を老いかけて来ていた。「…気付いてる?」ユータがぽつりと言った。「当たり前じゃない」サラっと言ってのけるのはエリナ。「1番最初に刈ったやつが今日1番飯を食える!」「はぁ?何決めてんの?」「僕は構わないけど」「うし!!決まり!」俺の決めた案に二人を無理矢理納得させて、俺は枝を蹴った。空中でクナ
ユータ さん作 [313] -
クロス・オブ・エクステンド?〜旅立ちの風〜
今日の朝はいつもと違っていた。村人の騒いでる声で起こされた少年、ではなく青年のコウマはまだ今日が人生で一番最悪な日だというに気がつかなかったのだ「一体何の騒ぎなんだよ」大急ぎで家を出てグラットの家へ向かった。「よぉ〜、なんかすごい事になっているな」家に向かう途中で偶然会ったグラットにコウマは急いで聞いてみた「そこにいたのかよ、この騒ぎは何なんだ?」グラットは知らないのかと思った顔で答えた「なんで
オオクラ ソル さん作 [326] -
光マツリ8
『わかりました』その一言が、何を意味するのか、 それはツキにとって親に捨てられるのと同じ事だった。ツキは悲しかった。その瞬間、一気に自分の中の何かが、音を立てて崩れ落ちた。その、“何か” は自分自身でも、よくわからない。でも多分、今までのオッサンへの想いだろう と、ツキは思った。『やだ………いやだ!!』ツキは走り出した。チィは必死で追い掛ける。階段を猛スピードで駆け上がり、ツキが屋上へいこうと
かぁ さん作 [292] -
フェニックス 4
「どう?ゼノス。このお店おいしいでしょ」紅茶を飲み、ゼノスに言った。「あぁ、悪くないな。だが、」豪勢に盛り付けられた鳥肉の料理を食べながら、「だが?」「酒を置いてないのは駄目だ」食べながら器用に答える。「まだ明るいわよ?」「明るくても、一仕事終えた後は酒だ」「あら、そうなの。ごめんなさい」「いいさ。料理がうまいからな」結構な量があったが、それを完食したゼノスはコーヒーを注文した。「一仕事って、さ
導夢 さん作 [327]