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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 【ナイト・オン・ドラグーン】朱の章〜始まりの時。12説

    子供は身を乗り出すようにして、ドラゴンの顔を覗き込んでいる。遠目にも口元が動いているのがわかる。子供と竜は言葉を交わしているのだろうか。「オロー団長閣下、危険です!お下がりください!」「構わん」兵士達の制止を振り切って、オローは蒼い竜に歩み寄った。竜の背に乗っている子供が不思議そうな顔をしてオローに視線を落としていた。衣類も纏わぬその姿を見て、この子供は竜によって育てられたのだとオローは悟った。
    ミルクボーイ さん作 [393]
  • フェニックス 2

    喉の渇きと空腹を満たす為、ゼノスはベルムの街を歩いていた。ベルム……交易都市ベルムと呼ばれ、海に面し北のフォウオール帝国と南のティノア神聖帝国の中間に位置し、陸路・海路ともに貿易の中継地点として栄え様々な商品が溢れかえっている。現在は、街を仕切っている商人ギルドが両国に献金をし、自治中立都市として認められている。しばらく歩いていると、うまそうな料理の匂いがしてきて、酒場の看板が視界に入ってきた。
    導夢 さん作 [350]
  • ディフェンド? ”奇跡” 60

     「嘘・・・でしょ・・・?」 まどかは目の前の光景に目を疑った。地面にひびが入るほどの重力を抱えながらも龍華は立ち上がろうとしているからだ。 「何なの・・・この人・・・」 「動揺するな!まどか」 秀は大声で言った。すると、まどかはハッとしてもぅ1度龍華に向けて重力を放った。 「うっ・・・」 龍華の背中はまた重くなった。だが、龍華はこの重さに負けるわけにはいかなかったのだ。 『負けないで・・・龍華
    さん作 [333]
  • へぶん?

    天国って本当にあるんだろうか、そんな素朴な疑問が一気に解決された人のお話。では、幸せ気分マックスになるお話をどうか、ご堪能下さい。「かあちゃん、人って死ぬとどうなっちゃうんかな〜」息子の疑問に戸惑う春香は、こう答えた。「そうやなー、お空のずっとずっと上に連れて行ってもらうねん。でもな、それはええことを生きてる内にいっぱいしとかなあかんねんで。悪いことしてたら、土のずっとずっと下の方にひきずりこま
    夢見大 さん作 [388]
  • MORTAL〜カケガエノナイモノ〜

    世の中にはさ、自分ではどうにもならない事ってのが多々あると思う。僕はそれを『運命』だと理解し、自らを納得させている。故に、「僕らは常に運命に束縛され、運命によって支配され、運命に従属している。」と、そう思う。 だからさ、だから、何が起こったってそれは運命だし、運命だと受け入れるべきだ。そう。何があっても、だ。「まったく!・・・もう、貴方は理解の出来ない頭の悪い人ね!!・・・簡単に言うわ。これが
    コナタ さん作 [327]
  • フェニックス

    草木生い茂る森の中。深緑を塗りつぶすかのような赤がそこにある。辺りには無数の異形の残骸。それらは一般にゴブリンと呼ばれ、低能でモンスターの中では最弱に属するが、群れをなすことが多く世界各地に生存する為一般人には身近な脅威として知られている。その中に一人の男が気怠そうに立っていた。手に握り締めた剣に付いた血を振り払うと同時に、一陣の風が吹き血臭を男の鼻孔に運んだ。しばらくして、自分以外何もいないの
    導夢 さん作 [435]
  • 光と闇の鍵?

    周りに何もない島………その島がある世界はその世界だけかもしれない……見渡す限りの海、青い空、白い雲……一人の少年が言った陸「なぁあの海の向こうに他に島が在るのかな?」空「あるさ。きっと」陸「じゃあ。あの海の向こうへ行ってみないか、筏を造ってさ」浬「賛成。空は?」空「うん。俺もあの海の向こうに何があるか知りたい」陸「じゃぁ決まりだな。じゃあ空は材料を集めてくれ。後、食べ物も頼む」空「わかった」空は
    さん作 [321]
  • 【ナイト・オン・ドラグーン】1説†

    【序章】戦争…。失われた命…。世界を引き裂く焔…。そして、闘いの業火へ…。蒼き竜に育てられし、少年。世界を救う【救世主】、またの名を【竜の子】と呼ばれ、歴史にその名を刻む。【10年前】騎士団長直属の大隊が末路の地へと進軍を続けていた。神託が下ったのである。かの地に救世主あり、と。その為に進軍していた。騎士団長オローは大隊を率きながらも未解の渓谷地帯での、【救世主】の捜索は困難を極めた。【直轄区】
    ミルクボーイ さん作 [424]
  • Oracle:15:デクロス入国

    第6ディメット暦187年14月03日〜農業の街 エルゲック〜「やはり………行かれるのですか?」「ええ。リオン達は僕の大切な仲間です。 彼らが行くのであれば僕も付いて行きます。」「分かりました。エルク様がデクロス王国に入国する事はエルク様の御父君にお知らせします。」「お願いします、エンドレ少将。」「はっ! 皆、エルク・アインハルト様に敬礼!!」『ザッ!!!』「道中お気をつけください。」「
    ガレック さん作 [277]
  • 忍?

    「……」「……」「……」誰も何も話さずにいた。(あぁ!!もどかしい!)「俺はソラ!趣味とかいろいろ特技は忍術とかいろいろ」人差し指をビシッと騎士クズレに向ける。「次はお前!」「?…えっと…名前はユータ…趣味は居眠り…ごろ寝…素振り…睡眠かな。特技っていうか…剣術と気弾が使えます」頭を掻きながら言った。「はい?…んじゃ次は…」俺は適当にユータの話を流してナイスプロポーション女を見た。「はぁ…名前は
    ユータ さん作 [353]

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