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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ハリスタリス(2)
──ここは、海に浮かぶ2つの島と、空に浮かぶ二つの月、そして海に建てられた王城からなる国、ヴァルディア国。二つの島はそれぞれ、沖に建つ『月の城』から見て、右側がハリス島、左側がタリス島と呼ばれていた。同じく、空に浮かぶ双子の月もそれぞれ呼び名があり、島同様、『月の城』から見て右側に浮かぶ月が『ハリス』、左側に浮かぶ月が『タリス』となっていた。しかも二つの島の大きさはほぼ同じで、住んでいる人種も、
海希 さん作 [312] -
ハリスタリス(1)
二つの月が妖しく光り、空に浮かぶ星が異常に輝きを増した17年前の夜…この世に生を受けた少年が二人いた。別々の地で、全く同時に産まれた二人の少年は、それぞれの人生をそれぞれに生き、そして17年後、同じ日に生を受けた運命の因果か、二人はついに出会うのであった。そう、運命は既に17年も前から決まっていたとも知らずに…──。
海希 さん作 [305] -
Oracle:06:成り行きと運命
第6ディメット暦187年13月24日〜ギューオレス帝国の玄関・サフニス〜実家のあるニューデフシカに行くためにカレトルスとエルゲックを経由して、サリュトスのサリュトス橋を通る必要があるリオン。留置場にカトラスを置いてきた事に気付いて取りに行ってます。係官「あぁ、確かにあんたの泊まった独房に剣があったからねぇ〜、はいこれ。こっちで預かってたんだ。」 黙って剣を受け取るリオン。足早に町外れに向
ガレック さん作 [293] -
air 35
《飛空艇工場》 「…く……くそ…魔法が使えるなんて聞いてねぇよ…」 ハウィーは片膝をつき息を切らしていた。隣ではレイが負傷した左腕をおさえている。 「俺の魔法は風だ。フラー隊長の火の魔法より攻撃力は劣るが攻撃範囲が広く防ぐのも難しい。お前らじゃ俺に勝てない」 ラッドはそういうと片手を突き出し魔法を唱えた。 ハウィーの体は宙に浮き工場の壁に叩きつけられた。 「ハウィー…!!」 レ
182 さん作 [283] -
100日間のキセキ #4
「榎音ちゃん、遊ぼ―ぉ!」 公園のベンチに座っている、まだ幼い榎音に見知らぬ女の子が駆け寄ってきて言った。だが、榎音は首を横に振る。 「ごめんね。私、遊べない・・・」 と、榎音が言うとその女の子は両手でボールを持って走っていった。 「榎音」 榎音は横を向く。そこには、背の高い女の人の姿があった。榎音の顔はパッと明るくなった。 「お母さん」 榎音は目を覚ました。どぅやら夢を見ていたらしい。その時
玲 さん作 [674] -
ディフェンド? ”いつかの記憶” 48
啓吾はうっすらと目を開けた。目の前には、緑の草と血が見えた。 俺・・・どーなったんだっけ? 啓吾は、心の中で呟いた。そして、記憶をたどっていった。 そぅだ。俺、刺されたんだ・・・ 啓吾は、目を閉じた。でも、頭の中で誰かの言葉が響いている。 『・・・啓吾』 聞き覚えのある声だった。そして、その声はだんだんハッキリ聞こえてきた。 『行ってこいよ啓吾』 『負けたら許さねぇかんな!』 聞いたことの
梓 さん作 [310] -
Oracle:05:帝国の玄関
第6ディメット暦187年13月24日〜ギューオレス帝国の玄関・サフニス〜リオン「あ〜、やっと取り調べが終わった〜。」連絡船キャトロッツで死傷者6名と言う惨事の被疑者だったリオン。剣士だと言う事と相手から攻め込んできたと言う事で無罪放免になりました。リオン「でも豚箱で夜を過ごすのはもうゴメンだぜ〜、まったく……」町人「おい、聞いたか、フェルニス橋が堕ちたらしいぜ。何でもデクロス王国が夜の内
ガレック さん作 [281] -
Oracle:04-2:襲撃
第6ディメット暦13月23日〜連絡船キャトロッツ・甲板〜スピーカー「甲板にいる人!すぐに非難してください!」リオン「…………(ここで逃げちまったら船の中の関係ねぇ奴が巻き添え食らっちまうのは当たり前だよな。)」スピーカー「甲板にいる髪の長い人!すぐに非難しなさい!」スピーカーがそう言い終わるとほぼ同時にXeroxが乗り込んできた。総勢6人。Xerox 1「てめぇか!俺達の仲間のゲーロを殺
ガレック さん作 [299] -
air 34
「…この子の母親は…?」 レックスはリッパーを睨みつけた。 「あの燃えてる家の中だ」 リッパーの後ろでは激しく家が燃えていて今にも崩れそうだった。 「…お前ら何人殺せば…気がすむんだ…」 レックスは怒りのあまり何も考えずに剣を抜き走り出した。 レックスが剣を振り下ろすとリッパーは機械の腕で防ぎ、剣を抜き切りかかるとレックスの腕を切り裂いた。 レックスは後退して腕の痛みに耐えながら急
182 さん作 [271] -
Soul City No.29< >
朝の6時に8人はホールへと集まった。「今日はこの建物内で訓練を行う。俺の後をついて来い」真紅はそう言うて足早に歩き出した。8人は黙って真紅の後ろをついて行った。「ねぇ昨日良君大丈夫だった??」肩を叩きながら優香は心配そうに良に聞いた。「ああ、全然大丈夫。優香も訓練大丈夫だったか??」「うん、大丈夫だよ。私ね戦おうと思う」「えっ!!??」良が驚き優香の顔を見ると真剣な顔で優香は良を見た。「私甘えて
05yR さん作 [290]