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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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Soul City No.28< 部屋 >
「ここがお前の部屋だ」心は部屋の鍵をカードキーにさしこんだ。ドアは静かに開き良と心は部屋の中に入った。部屋の中は以外と広く二部屋あり、ドアを開けて入るとリビングで、左手にある部屋がベッドルーム。右手にはトイレとお風呂とキッチンなどがあった。「風呂もトイレもついてるんだな」「ついでにキッチンもついてるから、1ヵ月たったら街にも出れるから、軽く食べるぐらいなら自分で作れるから便利だろ??」「ああ。他
05yR さん作 [270] -
Soul City No.27< 指令 >
「・・まぁ、おふざけはここまでだ」心が真顔でそう言った瞬間に部屋のドアが開いた。入って来たのは瀬黄と真紅。「やっと目を覚ましたのか。真紅あれを」瀬黄が真紅に合図をすると、真紅はベッドに近づき、良がかぶっている布団を捲ると良の胸に手をあてた。「ん??・・何だよ??」「すぐに済む。黙っていろ」「はっ??・・・くっ!!!!」いきなり良の体には激痛が走った。「てめぇ・・何しやがった・・げほ・・げほ・・」
05yR さん作 [281] -
兵(つわもの)?
朝の日差しが瞼越しに瞳を刺す。深い眠りの底から引き上げられる意識。何度も経験してきた覚醒の感覚。「ん…」 いつもと変わらぬ気怠い目覚めに何の疑問も持たずに宗兵衛は目を開ける。しかし、目に飛び込んできたのは見覚えの無い天井。「…!」 驚きのあまり急に起こした体が、痛みと軋みを訴える。―生きているのか…痛みと共に最期を思い出す。負け戦、自ら望んだ死。「……!」沈みかけた気分を振り払うように頭を振っ
伊右衛門 さん作 [282] -
Oracle:04:襲撃
第6ディメット暦187年13月23日〜連絡船キャトロッツ・03号船室〜「グォ〜ガア〜グ〜」「………………」リオン「だーー!うるせーーー!!」「ガア〜グォ〜ゴ〜」リオン「ったく、こんなにうるさくちゃぁなにもできねぇ!」「バタン!」「ゴァ〜グゥ〜ガ〜」〜連絡船キャトロッツ・甲板〜誰かのいびきがうるさくて甲板まで逃げてきたリオン。安堵の表情丸出しです。リオン「ふぅ、船室に比べたらこ
ガレック さん作 [281] -
QUEEN of QUEEN〜灰色の雪?〜
見たことのない兄の険しい表情に、それ以上リシュアは何も聞けなかった。「リシュア様、後でお話して差し上げます」リシュアを抱いたダウェリーが微笑みかけそう言って、一行は更に足を早めた。東、西共に国境では既に戦が始まっていた。敵兵に対し数は劣ったものの最強の兵力を誇るフォルスの軍は劣勢にはなっていなかった。南から本部隊であるエイファ王率いる敵兵が国境にさしかかった丁度その頃、フォルスの王も到着し両者は
かなで さん作 [305] -
QUEEN of QUEEN〜灰色の雪?〜
二人の王子は父王にこの一大事を伝えると急いで身支度を整え兵を集め、カイルは東、アーチェスは西側へ馬を走らせた。王は四番目の王子ラディに自分と共にエイファの軍までともをするよう命じ、三番目の王子フィルに末娘リシュアと王妃を守るよう伝え国境に向かった。「兄上、父上はどこへ行ったの?もうお休みの時間なのにこれからどこへ行くの?」幼いリシュアは王の側近兵の一人、ダウェリーに抱きかかえられ王妃や乳母、数人
かなで さん作 [260] -
QUEEN of QUEEN〜灰色の雪?〜
兵士は息を切らし、おそろしく慌てていてカイル達王子への拝礼も忘れ、僅かに震えていた。カイルは兵士の肩をつかみ落ち着かせながら、ただ事ではない様子に胸騒ぎが止まらなかった「王はこの扉の向こうにおいでだ。側近達と話している…何があった?エイファの事か?」声を聞いて兵士はようやく自分を支えている人物が我が国の第一王子と気が付き、非礼な自分の有様に益々慌てた。「エイファが攻めてきやがったとか…」兵士は第
かなで さん作 [256] -
Oracle:03:連絡船キャトロッツ
第6ディメット暦187年13月23日〜ベドロ・ベドロ港間街道〜ウルフを殺しカトラスも剥き身のまま岩に寄りかかったリオン、まだ息が荒い様子。リオン「はぁ はぁ 驚いたぁ。」そう言って息を整えて立ち上がった。念のため説明しておきましょう。ディメットには獣種族・基本的に獰猛だが、人間が飼い慣らした種もある。犬などはその一例。魔種族・獣や人間以外の異形の物、精霊もこれに含まれる。聖種族・未確認で
ガレック さん作 [284] -
100日間のキセキ #3
『・・・のん』 『・・・榎音』 誰かの声が聞こえた。榎音は、ゆっくり目を開けて起き上がった。 「榎音」 榎音の前には、女の人の姿があった。どぅやらその人が名前を呼んでいたらしい。 「貴女・・・誰?」 と、榎音が聞くとその女の人は少し驚いたような顔をしてから言った。 「天使」 「天・・・使?」 「そぅよ・・・」 すると、天使は大切そうに両手で何かを取り出した。それは花だったその花は金色に輝いてい
玲 さん作 [361] -
ディフェンド? ”Good bye ” 47
ドカン・・・ドカン・・・ 大きな音が聞こえる。草原には大きな穴が所々にあいている。道路沿いの草原で啓吾と翔は戦っていた。翔は怪我1つ負っていない無傷。啓吾は体のあちこちに傷を負っていた。 ドカァン・・・ 啓吾は、重い足を引きずりながら翔の攻撃をかわした。 「かわされてばっかりじゃ、詰まんねーじゃん」 翔は啓吾の方に近づいてくる。 「ま。攻撃してこないなら、それでいいんだけど」 翔は、フッ
梓 さん作 [267]