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QUEEN of QUEEN〜白銀の王国?〜
魔竜ザイラスとは気付かずに賞金稼ぎ達は仕事を始めたが、対飛竜の戦法がまるで役に立たず明け方までザイラスに弄ばれ命からがら街まで逃げ帰ったものの、結果死人や怪我人、街にまで被害を及ぼし報奨金も入らず少女に命を助けられる最悪の形となった。「奴の居場所の特定が出来そうだと言ったのは、奴がお前さんに話していただろう?神が作った武器のことを…」「ザイラスは邪魔だと…」「神が作った武器は全ての魔に対し絶対的
かなで さん作 [283] -
QUEEN of QUEEN〜白銀の王国?〜
ランプの優しく暖かい光が部屋を包む。リシュアはただ黙って話が核心に迫るのを待っていた。「昨夜出発前になって雨が降り出した、俺たちとしては翼竜の鼻が利かなくなるんで好都合だった。景気付けにランタンで飯を食って出かけようとしていた所にお前さんが現れた。店のおやじが魔竜だとか叫ぶもんだから俺たちの間でも多少なり不安は走ったが、まさかと思う気持ちが勝って夜に狩りに出た」翼竜は飛行に邪魔な雨を嫌うため、賞
かなで さん作 [288] -
QUEEN of QUEEN〜白銀の王国?〜
男は頭を上げると事の経緯を話し始めた。「この辺りには肉食竜が好む草食獣が多いんだ。大抵の賞金稼ぎはこの街を拠点に森や谷や岩山なんかで竜を狩ってる、竜の鱗や肉は高く売れるからな…」賞金稼ぎたちはそのほとんどが単独で仕事を受ける。しかし仕事の内容によっては賞金を山分けに集団によっての狩りも行った。「ここから東の王国カルカサから牧草地を荒らす翼竜の退治を請け負った。翼竜の場合退治に結構苦労するからな…
かなで さん作 [294] -
タイムトリップ☆
此処はどこ…??あたしが目を覚めるとそこは学校の歴史で習ったような着物を着て侍がいそうな町並みだった。(確かあたしは…学校の帰りに美奈子と一緒に帰って途中で別れてから右の角をまがって、それから白い光が見えて…)どこをどう見ても此処は、佑美が住んでいる家の周りにある景色ではない。とりあえず、佑美は町の中をぶらぶらと歩き始めた。周りの人たちが佑美をまるで異国の人を見るかのようにじろじろと見ていた。そ
徠夢 さん作 [465] -
ディフェンド? ”砂の地獄?” 38
李那の立っている両側から砂が一気に飛び出してきた。その砂はロープのように李那の体に巻きついた。 「くっ・・・」 だんだんと、その砂はキツク李那の体に巻きついていく。李那は、苦しそうにあがいている。 「んー・・・。でも、なんか詰まんない」 キリヤは、右手を下ろした。すると、李那の体に巻きついていた砂が消えた。 「でも、こんなのどぉよ・・・?」 キリヤの隣には尖った砂の塊がある。それは、猛スピード
梓 さん作 [287] -
100日間のキセキ #01
「はぁ・・・」 少女は大きなため息をついた。少女は病院のベットの上に寝転んで、上に上げた両手には、ホワイトボードを持っている。 「はぁ・・・」 また、ため息をつく。この少女の名前は遠藤榎音(えんどう かのん)という。 (ため息ばっかりしてると、幸せが逃げていくよ・・・) と、思ったとき榎音は起き上がりながら訂正した。 「幸せって言っても、私の幸せはもぅ全部逃げてるか・・・」 榎音は、ホワイトボ
玲 さん作 [350] -
・・━*PIRATE*━・・?
「御名答」少女が振り返ると、後ろの段に腰をかけて、レオンは手を叩いていたが、目は怖いぐらいの殺気を放っていた。身震いがし、嫌な汗が少女の背中を伝った。「貴方何者??・・何故わざわざレッド・クロスをかかげてるの??」「教える義務は無い」レオンはゆっくりと少女に近づいた。少女は「殺される」と思いぎゅっと目を瞑った。だが、レオンの靴音は少女の隣を通り過ぎていった。「!!・・・??」少女が振り返るとレオ
ソラ さん作 [274] -
・・━*PIRATE*━・・?
酒場の中は驚く程静かだった。マスターも娘もモーズの手下も他の客達も・・ただ黙って椅子や床に座っていた。いきなり娘は立ち上がり扉に向かって歩き出した。「お嬢ちゃん??」「・・・」娘は黙って扉に触れようとした。ガタッ!!ガラン・・「!!??」扉の向こうから板が落ちる音がした。ゆっくりと扉が開きレオンは娘を見て首を傾げた。「俺は出るなと言わなかったか??」「まだ出てない」娘はレオンを睨らんだがレオンと
ソラ さん作 [420] -
・・━*PIRATE*━・・?
「海賊だとっ!!」「ああ。そしてお前が海賊なのは今日までだ」「お前俺を誰だと思ってる」「2000万ベリーの賞金首だろ??・・まぁ、さっき知ったんだが・・とりあえず外に出ないか??」「ああ、いいだろう」モーズは外に向かった、若い男は扉の前で立ち止まり振り返った。「終わるまで誰も外に出ない方がいい」若い男はニッコリ笑い酒場の中にいる者達全員に言った。優しい口調とは裏腹に、若い男の目は「出てきたら殺
ソラ さん作 [342] -
ディフェンド? ”砂の地獄” 38
「まだまだだね・・・」 「!」 煙の中から現れたのは砂の壁だった。李那の放った矢は、砂の壁に刺さっていた。 「キミの矢にはパワーがない」 「何言ってんの・・・」 キリヤは、フッと笑う。 「!」 李那は、ハッとして上を見る。李那の頭上には砂が集まって尖っている物があった。それは、勢いよく李那の方に向かって落ちてくる。 ドカ―――ン!!! 李那は、間一髪のところでそれをかわした。李那は、その砂が落
梓 さん作 [321]