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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 紅の月『第二十話』平穏な日々

    あれから一ヶ月。魔物達は現れず、信夜達は平穏な日々を送っていた。覇邪の行方もわからず、行動ができなかっただけだが。「光河信夜。いるか。」信夜が焔、香織と教室内で話しているとき、桜が教室の扉をあけてそう言った。「よぉ桜。なんだよ。」桜の前にいき、信夜が言う。「悠雷から伝言だ。今日の夕方、いつも公園に集合だ。いいな。」それだけいうと扉をピシャリと閉め、廊下を歩いていった。「何だって?」焔が聞く。「今
    文下手 さん作 [343]
  • 月光稀

    「くそっ…奇蟲が来たか」「奇蟲!?」近づいてくる羽音に注意しつつ、海星に尋ねた。「人の生を吸う死鬼だ。ランクは最高に弱いが…食いつかれたら死ぬぞ…」一段と羽音が近づいた。海星は足を止めて錫杖を構える。「お前にこれを渡しておこう」懐から刀の柄の部分だけを差し出す。「それは護法剣。それがお前を守るだろう」「刃がないけど…?」「それはお前しだいた…ここは俺に任せて先に行け!このまま進んだ先に古寺がある
    ユータ さん作 [344]
  • 月光稀

    二人は村を抜け出し、森を走っていた。まだ火の手が上がっていない森のなかを走る。青年は何度も振り返った。「なぁ…あんたはいったい…月の民って?」息を切らせて走る青年に海星は肩越しに言った。「イニシエの国火の国を護りし伝説の一族。聖なる力を持った一族で、世界の混沌を制す力を持つらしい。今の帝国は世界を支配しようとしてる。つまり言い伝えや伝説によって勇者が現れては困るわけだ。そこで月の民や英雄潰しをし
    ユータ さん作 [313]
  • 月光稀

    涙目になりながら振り返った青年の前には、赤ずくめの兵士がいた。甲冑姿で仮面をかぶっているが、仮面の下から見える目がぎらぎらしている。「あいつらが…」 「奴らは帝国の兵士」 「帝国…」ギシギシとゆっくり歩いてくる兵士。青年を庇うように海星は立つ。「やつらは世界を支配しようとしてる…しかも人間じゃない」「えっ」懐から札を取り出すと兵士に投げ付ける。ナイフのように鋭く飛んでいく札。ぴたりと張り付き、海
    ユータ さん作 [342]
  • 月光稀

    ゴウゴウと上がる炎の舌が空を焦がす。力なく立ち上がった青年に男が気付いた。「まだ月の民の生き残りがいたのか」頭に雨を防ぐ開いた笠帽子をかぶり、手には錫杖(しゃくじょう)服は少林寺の僧が身につける防具の上に簡単な甲冑をつけている。歳は23…銀髪を後で一つに止めてある。歩み寄ってくる男に青年は殴りかかった。眼から涙が。悔しい。憎い…感情が押さえられない。「あんたが…あんたが母さんを!」「待て!違う!
    ユータ さん作 [394]
  • 月光稀

    そこには村があった。子供の元気な声が響き、森に囲まれた静かな村。今一人の青年が薪を割り終えて帰宅する途中だった。黒髪黒眼。薄暗らい青いズボンと服を着ている。家に着き母に声をかけて、食事にする。たわいない会話をして、青年は幸せだった。突然あがる悲鳴。爆発音。母の制しも聞かず、外に飛び出した。青年の眼が捉えたのは、焼け落ちた家、燃え上がる業火。逃げる人々を追い掛け、捕らえたり、殺す赤ずくめの兵士の姿
    ユータ さん作 [344]
  • クロネコ?

    青春とかくだらない。愛とか… 友情とか… 馬鹿くさい。いい事なんて1つもない。そんな私の物語─。──クロネコ──はじまり。
    なぁみ さん作 [351]
  • ディフェンド? ”ピラニア” 33

     「アンタ、そんな強そうなこと言っていいの?まだ、子供じゃない」 瑠理は、フッと鼻で笑っていった。凛はその言葉を聞くと瑠理を睨みつけて右手を前に突き出す。 「強がってなんかない!」 すると、凛の後ろから大きな波が瑠理を襲う。瑠理は、波が当たる寸前で避けた。  ココ(海)はアイツにとって有利な場所。 でも、アタシの方だって 有利なんだよ・・・オチビちゃん ココは海だ。凛と瑠理の能力が充分に発揮でき
    さん作 [371]
  • 空中庭園

    気付いたら私は自室のベットの上だった。窓から見える風景は暗闇で微かに西の空がオレンジ色に染まっていた。その風景を私は呆然と眺めていた私の後ろに人の気配がして後ろを振り向いた…「だれ!?」気付かないうちに私は声を荒げていた。不安と絵対のしれないなにかに恐怖心で焦っていたからだ。そこにはみたことのない少女が微かに微笑み私に手をさしのべてきた。遊ぼう?と言わんばかりに…私は怖くなり部屋を飛び出てひ
    さん作 [353]
  • Music Zone

    今は昔魔法なんかが使われていた時代の、話音楽の都と呼ばれる街は、綺麗で鮮やかな夕暮れ時である。そろそろ漆黒の夜空に星が瞬き始めるころだしかし音楽の都の夜は何時もにぎやかだ街中の人々が楽器を演奏し、夜になるというのに朝から晩まで楽器の音が聞こえる、要するに音楽が途絶えたことがないのだ。人々の夜は音楽を楽しみながら星を見上げ、音楽の素晴らしさを噛み締める。そんな都だ。そこのにぎやかな通りを独りで歩い
    ハイさ さん作 [376]

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