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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ソウルブレイド
「ふぅ〜…やっぱり落ち着く」空にはぽっかり浮かぶ巨大な雲。頬を撫でる風は静かで優しくて、ここは近所の公園。広い公園を木々が囲み、1番奥に大木が居座っている。裕太は暇な時はここで昼寝をするのが決まりになっていた。「のどかで…平穏で…いいなぁ〜…」あくびをした裕太の近くで怒号が上がった。「誰だ!!俺の平穏をみだす……やつ…わ…」威勢よく起き上がった裕太の前で、見た目、高校生三年位に絡まれた、同じ歳の
裕太 さん作 [334] -
ソウルブレイド
「なぜ?」驚いた様子もなく、薄は尋ねた。「俺に戦いは向かないから…」「力は誰かを守るためにあるんでしょ?君には守る力がある…」「だから、あれは剣に引っ張られて…」「でも、ちゃんと楓さんを護った。」「俺は…ただ…」「…誰かを守りたい…がむしゃらだってめちゃめちゃだって…弱くても…泣き虫でも…その想いがあれば強くなれる…裕太君は…立派なブレイダーだよ」裕太の剣をそっと持たせてやる。ズシリと重い剣を握
カイル さん作 [344] -
ソウルブレイド
「裕太もなかなかやるじゃない…」二人の闘いを見ていた楓がぽつりと呟いた。「ってか、私を放置すんなぁ〜」と楓の声が体育館に響き渡ったのは言うまでもない。次の日はちょうど土曜日だった。なんと幸運!と銀が病院で叫んでいたのは言うまでもない。「うぅ…」見上げた視界に空はなく、白い天井が見えた。「気がついたみたいですね」保健室のベットで横になっている裕太のそばに立っていたのは、担任でもある薄だった。「せん
カイル さん作 [353] -
自殺(2)
「寝よう…」和樹はベッドに入り、また眠ろうとした。「ああああああ」天井に女が張り付いていた。しかも自殺していた女だ。「道ずれに…する…」女は天井から落ちると和樹の手をとり、外へと引き込んだ。「やめ…うわああああああああ!!!!!」翌日の朝、新たな報道が、視聴者に飛込んだ。「ニュースです。昨夜二時頃、○○マンションで飛び下り自殺がありました。飛び下りた柳沢和樹さんは死亡。手首には掴まれた痕があり、
文下手 さん作 [363] -
紅の月『第十話』桜
「そういう事があったとはね〜」香織が呟いた。今から四百年前に魔物が出現し、今もいる。信夜はいろんな事で頭がいっぱいになっていた。「信夜、公園で少し休むぞ。」焔が言った。信夜はまだ考えで頭がいっぱいだ。「しかし何で四百年後の今になって出てきたんだろ?」香織が言った。その時、一人の少女が信夜達の前に現れた。「馬鹿があまり歴史を考えないほうがいい。」「てめぇ、何者だ?」信夜が言う。「光希磐桜(みきいわ
文下手 さん作 [327] -
紅の月『第九話』文献
「よぉ親父」図書館に入った時、信夜は言った。父親がここで働いていたのを知っているから来たのである。「おぅ。何だいきなり」「ここで文献とかみれないかな?」そう信夜が言うと父親は「ついてこい」と言い、父親についていった。そこは倉庫のようなところで、現代文に翻訳されている本が沢山並んでいた。「ここから選べ。帰るときは俺に言えよ。」「サンキュー。」父親は「いいってことよ」と言うと、持ち場に戻っていった。
文下手 さん作 [347] -
紅の月『第八話』ニュース
週末。信夜は香織や焔と体術の練習をすることにし、まだ自分の部屋でテレビを見ていた。いろんなコマーシャルが流れる中、ニュース番組が始まった。「最近、青い月がここ連続出現しています。学者でもこの現象は説明できず、現在調査中で、過去の文献などを調査中との事です。それとともに『魔物』と呼ばれるグロテスクな動物が辺りの町に出現しています。人を襲うらしいので注意してください。では次のニュースです…」信夜はい
文下手 さん作 [356] -
デジログ使いと翁の鍵 第14ログ―戦闘?―
第14ログ―戦闘?―\rただ避けているだけでは埒があかないので、零太は放たれたロープをスライディングで受け流しながら切助に近付いた。昔、地区対抗の草野球に巻き込まれた時に習得したのだ。「うらあっ!近付ければこっちのもんだ!」そのまま相手の動きを見計らい、腹を冷気の右手で殴りつける。「!!!っく、はっ…」切助は少し血を吐き、よろめいて体勢を崩す。しかし、たたらを踏みながらもすぐにもう一度ロープを巻
白山こっこ さん作 [364] -
air 22
レックスが起きてしばらくすると、レイが3人を起こすため部屋に入ってきた。フィーとハウィーも目を覚ました。 「フィー、昨日のこと…」 レックスはフィーが昨日のことを覚えているか気になっていた。 「…ごめんなさい…私何の役にもたたなくて…。」 「フィーは俺のことを守ってくれた。今度は俺達がフィーを守るから。」 レックスはフィーがフラーの話しを聞いてないことを知り少しホッとした。 「…あり
182 さん作 [368] -
キャッツ・ダンス・レディ
ある冬の事モモコは毎日毎日学校が大嫌い・・・。モモコ「学校なんて!消えちゃえばいいんだ!」空き地にある排水溝のうえに座っている。モモコは、すっかりヤケクソになっていた・・・。。すると、モモコ「・・・ん?」そこには猫が一匹いた。猫はもう凍死直前だった。そこに「帰るわよ〜モモコ」とお母さん。ダメ元で、お母さんに猫を飼いたいと言ってみることに。結果は・・・もちろんだめ。落ち込むモモコ・・・。そんな時に
ぺてぃ さん作 [363]