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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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【夢くい】7
「お疲れ♪」たき火の場所に戻ると、たき火の前には先にミューが座っていた。「お前はあったのか??」ミューはニッコリ笑った。「あったよ、それも大当たり」「よかったな」「ライトは??」「誰に聞いてんだよ。あったに決まってんだろ!!俺も大当たり♪」「よかったね♪」「そろそろ寝ろ」「うん」ミューは鞄からシートを出して上に寝転び、鞄を枕にして寝た。ライトは木に持たれて目を閉じた。朝目が覚めた2人は町に戻り朝
豚姫 さん作 [357] -
放浪者…第一話「雷光」
見上げるたびに人は思う。何故…みな同じ空を見るのだろう。「ここかな…」ユータは町についていた。戦場の町に。「君!今は町中で乱戦が起きている!今行くのは危険…」「これ通行証です」止めようとする門番を軽く押し退けてユータは中に入った。崩れている家の壁。そこらじゅうから漂う血の匂いに火薬の匂い。むきだしの大地が赤く染まっている。拳銃に手を添えるとゆっくり歩みを進める。「右に三…左に二…」足を止めて拳銃
ユータ さん作 [319] -
デジログ使いと翁の鍵 第10ログ―寄生―
第10ログ―寄生―\r今度は朝に目を覚ました零太の目に映ったのは、誰もいない押し入れ。ドアは開けっ放しで、中には抜け殻となった毛布がある。「…ランザ?」もしかして、勝手に外に出て行ったのか…?だとするとやばい。あいつのいやに長い金髪、左右の色が違う目、少し尖った耳。あれを見て普通の外人だと思う人間が何処にいる。そりゃあ余程の変人ならありうるだろうが。「おーい…てめー朝飯抜くぞー…」そう言いながら
白山こっこ さん作 [360] -
放浪者…プロローグ
辺りを漆黒の闇が照らしていた。辺りは殺風景な森が広がり、道はまっすぐ伸びていく。その道を一人の少年が歩いていた。歳は…16歳くらい。ざくぎりに切り揃えた短い黒髪。暗闇でも僅かに光る銀色の瞳。緑色のセーターを着ていてジーンズをはいている。その上に茶色いコートを羽織っている。腰にちょっと太めのベルトを巻いていて、右外腿にはホルスターがついていた。中には黒い、自動拳銃が顔を見せていた。口から漏れる息は
ユータ さん作 [328] -
Xue―光の行方―\r act.9ー1天上人
「1000年前、ジアースには二つの種族がありました…もちろんファインとヴィケッドではありませんよ?シエンさん。」「なんでボクなのさ!?」「そりゃお前が馬鹿だからだろ。」「ムキーッ!!十夜に言われたくないよ!!」「……だまれ…………」すごく小さいのになぜか頭に響くリオの声。「「…ごめんなさい…」」「…すいません…シエンさん……そういうつもりで言ったのではなかったのですが…」本当にすまなそうに言うラ
紅乃 さん作 [351] -
黒戦〜『困難な依頼:2』
「あの伯爵の家の地下・・・」ソウラは顔を顰めた。伯爵というのは、この『サラナ』の町でも特に権力を持つ有名な政治家で、その権力を使い作らせた広大な屋敷と、最新鋭の設備と軍隊並みの戦闘力を持つことでも有名だった。「この依頼はとても困難だから、あなたたちが無理してやらなくてもいいのよ?」「依頼の報酬は?それによってはやらないこともない」「報酬は5000万・・・」「5000・・・万?」「あともう一つ、こ
神宮 さん作 [283] -
ディフェンド? ”村人” 27
「おぉ、やっと帰ってきたか」 と、帰ってくるなり源二が言う。それもそのはず、啓吾達が帰ってきたのは7時を過ぎていたからだ。 「しょうがねぇだろ。捕まえた後アイツが盗んだもの全部返してきたんだからよ!」 啓吾は、ムッとした顔で言う。 「まぁ、いいや。んじゃ、これからの事話すからよく聞けよ」 源二は、青いファイルを開いた。5人は源二の周りに集まる。 「急だと思うが明日の午前5:00にファーベル島に
梓 さん作 [333] -
デジログ使いと翁の鍵 第9ログ―目標―
第9ログ―目標―\r「零太殿、相当うなされてましたよ?大丈夫ですか…?」やはりあの夢を見てのことだろう。ランザが起こしてくれて良かった…。あのままでは脱水症状を起こす程汗をかいていただろうということが、自分でもわかる。その証拠に、服がぴったりと肌にくっついていた。「大丈夫。ちょっと変な夢見ただけだ…ふー…」「汗ほんとに凄いですよ?…あ、もしかしたら…」とランザが顎に手をあて、考える仕草をする。「
白山こっこ さん作 [363] -
Xue―光の行方―\r act.8表
「まあ…仕方ありませんよね…これはファインやヴィケッドが知りうる事ではありませんから。もちろん王族も例外ではありませんからね。」国家機密か何かと思っていた二人はさらに驚愕する。「ファインやヴィケッドが知りうるものじゃないんだよね?じゃあそれを知っているラン達は……………………何者?」「まあ後々わかるから☆今は…おとなしくランの話を聞いて?」そう言うリオは聞かなかったらどうなっても知らないよ?とで
紅乃 さん作 [393] -
紅の月『第三話』光輝刀
「化け物!覚悟しやがれ!」鞘から刀を抜いた。わずかな曲線で、刄の部分は錆びてはいない。鞘を地に置き、刀を構え前進した。「行くぜ!!」刀を振る。化け物は爪を伸ばして防ぎ、お返しとばかりに信夜を蹴りあげた。「くそ!」化け物の爪が信夜を襲う。刀で防ぐが、所々切られていき、服もズタズタになっていく。(ちっくしょ!死ぬ…)その時、刀が光った。それと同時に声が聞こえる。(仕方ない。我の力を使え!)声が止む。
文下手 さん作 [403]