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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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紅の月『第二話』刀
「ここは…」信夜はしゃがみ、小石を取ると化け物の目に投げつけた。化け物は痛みでうめき、目を手で抑えている。「ストライク!」猛スピードで走り、家の玄関までたどり着いた、その時だ。「グァァァァア!」化け物の爪が伸び、信夜の肩に突き刺さった。化け物は爪を縮め、信夜に襲いかかる。「…っ…!」力が入らない腕で玄関を開け、家に入った。(そういや家の地下に貯蔵庫みたいな所が…)シューズを脱ぎ、地下の扉がある台
文下手 さん作 [377] -
デジログ使いと翁の鍵 第8ログ―夢―
第8ログ―夢―\r活動は明日から、ということで解散した3組はそれぞれ人間の方の家に帰った(ガオウの性格が性格なので、友莉葉はかなり嫌がっていたが)。そして夜、零太の家でランザが自分の家のようにゴロゴロとし始めたころ。チャラリチャラッチャラッチャラッチャラン♪ピッ…「もしもし…」零太の携帯の着信メロディが鳴り、彼はそれに出る。『もしもし、零太?』電話の向こうの声は、友莉葉のものだ。「友莉葉…どうし
白山こっこ さん作 [366] -
【夢くい】6
「シキは何て??」廊下にしゃがみ込んでいたミューはライトを見上げた。「・・アイツは必ず来る」「何で??」「あの魔女は絶対にサウロの手下だ。こんな小さな町にいる人間を見つけるのはあの魔女には不可能だ。まず町を覆っていた炎もあの魔女の魔法とは思えない」「確かに・・」「言うならばあの魔女は下級の魔女だ。だがサウロならあれ位の魔法序の口だろ??」「うん」「サウロはこれからも残り少ない人間のアイツを襲って
豚姫 さん作 [364] -
紅の月『第一話』初戦
「ハァハァ…」少年は汗を服の袖の部分で拭き、そのまま地面に座り込んだ。暑く、運動するにはきつい。「光河〜!もう一周!」「またっすかぁ!?」陸上部の先輩が強制的に言った。仕方なくまた一周走ったのだった。「信夜!ラストラスト!」光河信夜が走っている側で、少女の声がした。信夜の幼馴染み、荒沢香織だ。それから数秒後。信夜は一周走りきり、地面に寝転がった。息が上がる。「いま何時?」信夜が香織に聞く。「もう
文下手 さん作 [399] -
【夢くい】5
「・・・」「どうした??どこか痛むか??」「・・ネロ」少女は呟き瞳から涙を流した。「・・・・・・・・あっ!!ごめんなさい助けてもらったのに名前すら名のってませんでしたね。私の名前はシキです、種族は見た目から分かると思いますけど人間です」真っ白の透き通るような肌に、黒い瞳と黒い髪は人間の象徴だが、シキの漆黒の瞳と漆黒の腰まである長い髪はとても美しかった。「ぁたしはミューで、こっちがライト」ミューは
豚姫 さん作 [364] -
カオスバスター 第21話:試合
ツバサが社長室を出ていくと、バーテルは立上がり、窓を見た。(バカだな。勝てる訳がないだろ。お前は一生ウチで働くのさ。くくくく…。)バーテルは一人、暗い部屋でほくそ笑んだ。社長室の下のコロシアム。ツバサはリアとガルを連れてそこにいた。「まだいまいち納得できないですね…。」リアが少し不機嫌そうに言った。「まぁまぁ。結局目的は果たせそうなんだし『終わりよければ全てよし』ってことで!!」「…
キングボーズ さん作 [326] -
Xue―光の行方―\r act.7真実
「じゃラン説明よろしく☆」そう言ってランを自分の前に引っ張り出す。「…ではぼくがご説明いたしますね…」さすがラン。みんなが唖然としているなか対応できるとは、と十夜が感心していると「お二方は昔ファインとヴィケッドの間で戦争がおこり、そのせいで暗黒の種族、純白の種族と呼ばれ始めたのを知っていますか?」コクリと頷く二人。「まあ常識ですからね。…ではなぜ戦争がおきたのだろう、なぜ暗黒の種族、純白の種族と
紅乃 さん作 [352] -
Xue―光の行方―\r act.6目的地
天上都市シュエ・ホンデェだよ☆」「は?お前…寝言は寝て言えよ…天上都市なんて聞いたこともないぞ!?」「…ムカッ」どごっばきっ!「わっ悪かったって!でも普通の人はそんなこと信じないだろ!?っい゙てテテテテテ…わー!!信じるっ信じるってばー!!ごめんごめんリオーっ!!」十夜をシメるリオの手がとまる。十夜と同じようなことを言おうとしていたシエンはホッと胸をなで下ろす。「先に言ってくれてありがとう十夜!
紅乃 さん作 [339] -
黒戦〜『困難な依頼:1』〜
「とりあえず、座って」ソウラは椅子に座るとさっそく依頼の報酬について切り出した。「で、今回の依頼の報酬についてなんだが・・・」「二つの依頼を一日で終らすとは思わなかったわ」「あぁ。そのことについて何だが、二つを同時にこなすのは俺でもきついからな。こいつに手伝わせた」「この・・・少年に?」サラは驚愕した。「歳と実力を一緒にするなよ」「そうね・・・。もしかして、この子があなたの言っていた、『死神』・
神宮 さん作 [395] -
デジログ使いと翁の鍵 第7ログ―敵―
第7ログ―敵―\r灰人が接近しているとは知らず、零太の家では四人が話していた。「ま、つーわけで俺はガオウだ。よろしくな」ガオウが初対面の零太にむかって挨拶をする。どうやら彼はランザが小さいころからの親友で、そしてもう一人のデジログ使い・サエもそうらしい。「昔から3人でつるんで遊んでましたよ。人の家の庭燃やしたり、ペット凍らせたり」「ろくな遊びないな…」そう話してる間に、灰人は家に着く。ピンポーン
白山こっこ さん作 [352]