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カオスバスター 第16話:言霊
ツバサは手のひらにのっている玉の文字を読み取った。「これは…『焔』(エン)?」「それは炎系の言霊の中でもっとも威力の高い言霊じゃ。」「私のは…『聖』(ヒジリ)ですか?」「オレのは『召』(ショウ)って書いてあるよ?」「聖は聖なる言霊の一つ。空間をベールで包み、その中のカオスを浄化する。召は召喚の言霊で契約を交わしたカオスを召喚し、戦わせる事ができる。ちょうどいいことに、ここに契約を交わしたカ
キングボーズ さん作 [344] -
アランバル3
がやがやと人々が行き交い、露店が連なり、酒場…宿…店…冒険者達がつどう街ファースト。世界中に同じような街があり、冒険者や世界の人が住んでいる。カラン?…古ぼけた酒場の扉を銀髪の少年(ユータ)が開けた。中には様々な武器を下げた冒険者達であふれ返っていた。ズイズイと奥に進んでカウンターに腰掛ける。するとニッコリ笑顔がよくにあう、カウンター嬢が話かけてきた。「お疲れ様。新米さん」ゴブリンの毛皮を受け取
ユータ さん作 [362] -
カオスバスター 第15話:試練3
ガルの入った異次元。他の二人が試練に苦戦している頃、ガルも苦しい戦闘を繰り広げていた。ガルのまわりにはたくさんのカオス。数はざっと二千匹。皆同じ種族で巨大なハエのように見える。ガルに与えられた試練は、このカオスを一撃だけで倒すこと。「そんなの無理だよ〜!!縦一列に並んでれば出来るけどこんなにバラバラだと…。」ガルは襲いかかるカオスの攻撃を避けながら、左手に言霊を書き、口からレーザ
キングボーズ さん作 [315] -
アランバル2
少年を取り囲むようにゴブリン達が動いた。三体…一人。どうみても不利…しかも初心者丸出しである。少年は目の前のゴブリンに突っ込んだ。ざくりと左肩に切り付けて、ゴブリンの叫びがあがる。「うりゃあぁ」さらに切り付けようとした少年の横顔をゴブリンが殴り飛ばした。そして地を滑りながら、ようやく止まると、すぐにゴブリンが追い掛けてきた。恐怖で瞳孔が開く。無我夢中で左手をつきだすと。「大気を揺るがす精霊よ、地
ユータ さん作 [328] -
カオスバスター 第14話:試練2
ツバサがスライムと苦戦しているとき、リアも与えられた試練に苦戦していた。「主の試練は特別じゃ。もともと戦闘用の言霊では無いからのう。主には言霊を使うのに必要な集中力と精神力を鍛えてもらおう。」リアは仙人の言葉を思い出した。「…もう!一体何人の傷を治せばいいんですか!?」リアはざっと千人はいる部屋の中心で叫んだ。すると上から声がする。「さっきも言ったじやろ?全員じゃよ。全員。」「全員って…何人い
キングボーズ さん作 [321] -
カオスバスター 第13話:試練1
「ではこれより試練を開始する!!」仙人がそう言うと、ツバサ達の前の空間に三つの穴が開いた。「それは異次元の穴。お主らには別々の異次元空間で修行してもらう。修行に耐え切れなかった者は失格じゃ!!中に吊してある綱を引けば地上に戻れる。無論、修行中に引けば失格となる。…よいかな?では行くのじゃ!!」ツバサ達はそれぞれ別の穴に飛び込んだ。飛び込んだとたん、穴は塞がり、消えてしまった。(ふぇっふぇっ。
キングボーズ さん作 [336] -
アランバル
世界にはいろいろな勇者の物語が星の数ほどある。そのなかの一人の勇者の物語を語ろう。しかし、彼が勇者と呼ばれるのはまだまだ先の話だが…。〜アランバル〜勇者の気質〜風が草原を駆け抜けて行く。緑いっぱいの草原を太陽が照らしている。太陽の光が確実に体力を奪って行く。剣を握る手も汗ばんできた。緑の草の中にひょっこり現れた銀髪の少年。黒い瞳に、冒険初心者が着けるレザーの胸当てに普通のブーツ。そして、ショート
ユータ さん作 [461] -
デジログ使いと翁の鍵 第2ログ―落下物―
第2ログ―落下物―\r 零太は、押し入れの変化に気付いた。なんだ?何の音だろう…訝しがりながらも、好奇心をそそられ、立ち上がってそろそろと近付き、一呼吸置いた。そして。ガラッッッ!勢い良く引き戸を開け、中を確かめる。もしかすると刃物を持った泥棒かもしれないので、固く身構えた。しかし、そこに居たのは、―少年だった。「……」「……」「…誰?」零太はその見慣れない格好と、見慣れない顔立ちの少年を眺め、
白山こっこ さん作 [407] -
よろしく!魔女さん
「秋本。秋本!」 名前を呼んだ。でも、こっちに気づくだけで返答も何もない。「ほんとだ。コントローリーにかかったまんまだ・・・・。ごめんね・・・・。」 なんか、素直に謝る私。でも、そんな場合じゃない。「ライ。どうすればいい?」ーとりあえず、今のお前じゃ応急処置しか出来ねー。だが、それをやった後はもうあたしにまかせ な。いいか。まずは、「コントローリーソルブ」って、唱えろ。ー「こ、コントローリーソル
湯島 朗 さん作 [348] -
カオスバスター 第12話:仙人
ツバサ、リアと新たな仲間ガルはまだ森の中にいた。「おいガル!何処に行くんだよ!!そろそろ教えろよ!!」ツバサは、先頭を歩き、行き先を話さないガルに言った。「う〜ん。しょうがないなぁ…。これから新しい言霊をもらいに仙人のじいちゃんのところに行くの!!」『新しい言霊』の言葉にツバサの目の色が変わった。「新しい言霊!?そんなの貰えるの!?」「うん。もらう資格のある人ならね。」「で、仙人って
キングボーズ さん作 [356]