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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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【God-Game】~神様のゲーム~ <10ゲーム目>
「何の話しだよ??」天狼と総司は蛍と柚木の方を見た。「お前に話しても無駄だ」「はっ!!??」「お前は我が神だと信じていないのに言ったところで無意味だ」「・・・てる」「えっ!?」「だから信じてるって言ってんだよっ!!」「・・お前」「まず変な術使うのに人間なわけねぇだろ!!??なら、『神だ』って言われた方がしっくりくるんだよ!!」「・・・我々神や悪魔などが住む世界を『カオス』と言う。我は神々の頂点に
有朱 さん作 [339] -
カオスバスター 第9話:
洞窟の中を進むツバサとリアは地面の足跡の他に、血の痕に気が付いた。「なんですか?これ…血?」リアはビクビクしながら、ふるえた声で言った。「…みたいだね。たぶんあの狼だろう。追われてたし。」ツバサとリアは呻き声のする方へ歩いた。やがて太陽の光のあたる、広い部屋に出た。その奥に傷ついた狼とその狼を心配そうに見る子供の姿があった。「あの子だよな。お〜い!」ツバサは部屋に足を踏み入れ、少年を呼
キングボーズ さん作 [365] -
カオスバスター 第8話:狼少年
レーヴの村を出て一週間。バスター社の本社があるクォッツシティを目指したツバサとリアは深い森の中を歩いていた。「なぁリア〜。もう一週間だぜぇ?なのに村一つないってどうゆうことだよ〜。」「ゔ〜ん…。少し言いづらいんですが…迷ったみたいです。」「は!?え?目的地に向かってるんじゃないの?……もしかしてリアって方向オンチ?」リアは慌てて否定した。「ち、違いますよ!?ただあまり村から出たことなくて
キングボーズ さん作 [357] -
カオスバスター 第7話:
砂煙が巻き起こり、ギガースは斧を上げた。「ツバサさん!?どこですか?ツバサさん!?」「もう死゙んでるよ。次はお゙前だぁ!」ギガースはリアに斧を振りおろした。「ビシィッ!!」突然斧が音を立てて壊れた。「ふぅ〜。危なかったぁ。」リアは声のする砂煙の方を向いた。そこには土まみれになったツバサがたっていた。「お゙前、なぜ生きてる?殺゙したはず…!」「危なかったよぉ。斧がおりてきたときに素
キングボーズ さん作 [318] -
Word・・・第2章『記憶/過去』
「記憶が無い・・・?」「あぁ・・・。名前もどこにいたかも、覚えていないんだ・・・」「・・・。一種の記憶障害ですね・・・。」「記憶障害・・・?」「はい・・・。何か、強い衝撃やショックを受けるとなる事があるんです」「この傷もなにか関係があるの・・・?」「恐らくですが・・・」「そうなんだ・・・」「過去を・・・、『見たい』ですか?」「え・・・?」「自分の『真実』を知る覚悟はありますか?」「・・・」少年は
黒猫 さん作 [353] -
カオスバスター 第6話:決意
カオスバスターが村や町を焼き払う奴等だと知ったツバサはリアの家に泊めてもらったその夜、ある決意を固めた。(カオスバスターとしてこの世界に呼ばれ、自分に他に無い能力があることに気付いた。でもカオスバスターのやることは気に入らない。だからオレはぶっ潰す!!)翌朝。リアがツバサの部屋に行くと、ツバサは何処かへ行く準備をしていた。「何処へ行かれるんですか?」「カオスバスター潰し。」「!?ホ
キングボーズ さん作 [351] -
Word…第1章『記憶』
「ここ…は?」目覚めると、ベットの上で横になっていた。「あっ気がつきましたか?」「君は…?っ!!」体を起こそうとすると全身に痛みが走りまた倒れてしまった「大丈夫ですか?まだ傷が完全に直ったわけでは無いのであまり動かない方がいいですよ…」「すまない。えっと…」「あっ、名前ですか?私は、ユリ・アリシア。ユリと呼んでください。」ユリはそう言うと、手を出した。「こちらこそ、傷付いた俺を助けてくれてありが
黒猫 さん作 [377] -
Word…第0章『プロローグ』
いまさら後悔しても遅い。こんな力手にすべきでは無かった…気がつけば辺り一面が火の海だった痛い、辛い、悲しい。何故、俺がこんな思いをしなければならないのだろうか。家族は皆殺されてしまった。親しい友人も殺された。大切なものを奪われ、大切なものを失って、手に入れたものは?人を傷付け、殺める力。あとは何もかも消えてしまった。『何もかも』が…
黒猫 さん作 [354] -
【God-Game】~神様のゲーム~ <09ゲーム目>
「どうするんだ??こいつは始めて会った時からおかしかったけど、病気か??」「病気じゃない。ただの気の使い過ぎだ。すぐに戻る。」「だからよくならなかったんだ。」天狼は自分の腰にある刀を鞘から抜き、自分の手首にあてて切った。「なっ!!お前何やって・・・・!!??」総司の額の上に血を垂らすと、天狼の血が総司の中に吸い込まれた。「今の・・何ですか??」「今のは俺の血を通して気を総司に分け与えたんだ。」「
有朱 さん作 [334] -
【God-Game】~神様のゲーム~ <08ゲーム目>
総司がいた所には白い煙が上がっていて何も見えない。「そ・・総司。」「柚木!!総司は!!??」蛍は柚木の側に駆け寄り煙を見た。「総司は??」「総司・・やっぱり体がついていかなかったみたいで、私を蒲ってまだあそこに・・」「なっ!!」煙はだんだん晴れて来て、総司は地面でうずくまっていた。総司の前には黒いマントを被った190センチぐらいありそうな男が立っていてエルフ達は全滅している。柚木と蛍は総司の所に
有朱 さん作 [344]