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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 天駆ける時間51

    地面が盛り上がっていく、ブーーンと空を飛んでバイクを止める。「なっ…」開いた口が塞がらない。見上げる程の巨大な巨人が地面から出てくる。「ジャイアントか…カケル!普段なら逃げるんだが、力を試したいなら戦ってもいいぜ」タバコを踏み付けて火を消す。「勝てるの?」カケルは尋ねた。「もちろん勝つのさ」タバコをくわえるとバイクからカケルを下ろした。ズドォォーーン…たった一歩で地面にひびが入る。カケルは剣を抜
    ユータ さん作 [317]
  • 天駆ける時間50

    バルルル…タイヤが道を開き、エンジンが唸る。二人は草原を爆走していた。頬を横切る風は、強いが、気持ちよかった。「カケルはこの世界初めてか?」ユータが大声で尋ねた。「うん!なんか呼ばれたらしくて、着いたらすぐに戦闘…おまけに龍と戦うし…」「あははは…そりゃあ災難だ」ユータの顔は見えないが明らかに笑っている。「ユータはなんでここまでしてくれるの?」始めから不思議だった。こんな俺になんでここまで…。「
    ユータ さん作 [321]
  • 天駆ける時間49

    「ば、ばばばバイク?!」「そう言うのかこれ」ユータはハンドルの部分に手をかけながら言った。「先日近くの町に来た商人から貰ったんだ」「貰った??」頭がパニクっている。「昨日は乗りこなすために町までいったんだが、そこで戦うあんたを見て、倒れたあんたをここまで連れて来たってわけさ」 言葉もでない「しっかし…止まりかたとか最初はかなり戸惑ったけどな」笑いながらユータは淡々と続ける。タバコを吹かしてバイク
    ユータ さん作 [352]
  • 天駆ける時間48

    チュンチュン…鳥のさえずりが聞こえる。眩しい太陽に照らされて朝は来た。布団に包まってカケルは寝ていた。囲炉裏の火が消えかかっている。布団を畳み服をきなおし、剣を腰にしまうと外に出た。キラリと光る太陽がカケルを包みこんでくれている。「おっ。起きた」ユータが家の裏から現れる。「おはようございます。昨日はお世話になりました」「いいって?こんな事しか出来ないしな」「いえ?本当ありがとうございます」ぺこり
    ユータ さん作 [322]
  • 天駆ける時間47

    スズズズ…お茶をすする雛菊。名前は女性みたいだが…れっきとしたムキムキの男である。阿吽はまだ六歳くらいの女の子。そしてユータは18…あまりに似ていてカケルは少しア然としていた。ここは囲炉裏を中心に作られた昔ながらの家造りになっていて、特になにもないがなぜか落ち着く。「さて…自己紹介も終わったし、次はあんたの番だ」タバコに火をつけながら、ユータはカケルに尋ねた。「俺の名前は今見カケル…」「い、今見
    ユータ さん作 [332]
  • 天駆ける時間46

    暖かいまるで暖炉の近くにいるようにほんのりと温かさが体を包んでいる。「暖かい…」ゆっくり目を開けた。視界に写ったのは…「ひ、髭!?」くりくりにねじられた太い髭が目と鼻の先でもぞ?している。「おぉ〜すばらしい回復力!さすがですなぁ〜」「だぁ〜!?近い?近い!離れろぉ!!」思いきり蹴り飛ばし身を起こす。ドダン。と音をたてながら、髭は宙を舞い壁に当たって留まった。「はぁ…はぁ…いってぇ…」痛みに顔を歪
    ユータ さん作 [317]
  • 天駆ける時間45

    睨みつけられて微塵が後ずさる。カケルは剣をビュンっと振ると構えなおす。「いい気になるなよ…この餓鬼!!」大刀を振りかぶりカケルに迫る。「だあぁぁ!!」振り下ろしてきた大刀を剣で払い除けると、肩で当て身する。「ぐおぉ」仰向けに倒され激しく咳込む。「天界にまで来てなぜ人を殺すんだ!」剣を突き付けながらカケルは言った。「へへへ…お前知らないのか?あの恐怖に歪んだ顔がいいんじゃねぇか…」「なっ」ニタニタ
    ユータ さん作 [308]
  • この世界の彼方

    俺にとっての未来…それは、あの人を守るため…それに伴う痛み、苦しみは平気なんだ。でも、あの人が悲しむ姿は見たくない…あの時、本当にそう思ったんだ。ガバッと布団をひっぺがえされて、俺は目覚めた。目の前には、見慣れた、あいつの顔が見えた。「もう。何時だと思ってるの?早くしないと電車がなくなっちゃうわよ。」午後11時、家を出たら丁度、終電が無くなる時間だ。俺は寝ぼけた頭を振り答えた。「うーん、分かって
    シュウヤ さん作 [323]
  • ‐ドラゴン‐第二十二話「 偶然 」

    パキッ!!「あっ!!」ゴイルはセレスに気づき、片手についている斧を振り上げセレスに不利下ろした。セレスは横に跳び受け身をとりながら転がった。ドンッ!!!!「くそっ!!キャッ!!!!」斧が地面に刺さり、ゴイルはもう片方の手でセレスを壁に叩きつけた。「くはっ!!!!・・・っ!!・・リュウ・・助けて・・。」ゴイルは地面から斧を抜き、セレスに近寄り斧の振り上げた。「来いっ!!!!」どこからか男の声がして
    有朱 さん作 [330]
  • ‐ドラゴン‐第二一話「 ドラゴンの石 」

    「なぁミケル。リュウがいないのに「ビルカ」はどうなるんだ??」「その国のドラゴンは選ぶの。」「どうやって??」「王にはね体内に「ドラゴンの石」を持ってるの。その石持ち主が死ぬと違う人にうつるのよ。その石はたまに強い力を放つの、その気配で次の王を見つけるのよ。」「へぇ〜!!じゃあ俺も持ってるのか??」「もちろんよ。私は始め王を殺し貴方も殺すつもりだった。」「えぇ!?」「でも、貴方から「ドラゴンの石
    有朱 さん作 [338]

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