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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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クリスタルクラッシュ10―?
「病気じゃないの?レムさんからはそう聞いたけど…」「おじいちゃんはそう言うよ。けど、エミルはお母さんとお父さんのお墓しか見てないもん」エミルは静かに首を振った。「…エミルちゃんのお父さんとお母さんはどこで亡くなったの?」ザックはかすかな胸騒ぎを感じながら、エミルに尋ねた。「わかんない。お父さんとお母さんは農作物を売りに行く時に行く場所を教えてくれないから」「農作物を…そうすると、一週間くらい家に
いっと さん作 [408] -
黒ト黎明ノ星 七
「フム。終わったの」仮面がそう言うとシンがその場にへたり込んだ「こいつらは一体?それにお前は何なんだよ?」とシンが言うと「さっきも言ったろう。我は『黎明の仮面』じゃ」「それは聞いたよ。というより仮面が浮いて話している時点で変じゃないか」「変とは失礼な小僧じゃ」などと言う会話を少し続けて「まぁいいや。であの鎧は何なの?守るとか言っていたけどお前を守っていたの?」「それは知らん」「何だよそれ」「とい
ミカミ さん作 [359] -
黒ト黎明ノ星 六
シンは壁にぶつかった青い鎧が再び飛び上がってシンに向かって落ちてくるシンは避けたがまた吹き飛ばされたマズいそう思った時手に何かが当たった『白い仮面』であった白い仮面は淡い光を放っていたがすぐに消えた何なんだと思った瞬間白い仮面がフワッと宙に浮いた「なんだお前は」仮面がシンに言った「仮面が喋った!」シンは驚きながら言った「我は『黎明の仮面』何やら取り込み中のようだのう」赤と青の鎧が武器を構えて近づ
ミカミ さん作 [316] -
黒ト黎明ノ星 五
遺跡に着いたシンはさっそく中へ入った遺跡の中は日は昔と変わらず大きな樹が根を伸ばしながら立っていたその樹の周りに螺旋階段があり二階に上がる事ができるシンは階段に近づいたその時小さな黒い靄が渦巻いて形になっていく真っ黒な外見で小さな子供位の大きさのアクマが現れた渦はどんどん増えていき小さなアクマをかたどっていったシンは刀を構えた刀や槍は昔からルミアから教わっていたが実戦はこれが初めてであった一匹の
ミカミ さん作 [315] -
黒ト黎明ノ星 四
スピカにある小さな丘の上に村で一番大きな建物である図書館があったシンはその図書館の扉を開いた窓から入る日のひかりで明るく広いフロアがひろがる机や椅子などは無く 壁沿いに大量の本が並んでいるここにはよくミカと本を借りに来ているシンは二階にある館長室に行ったちなみにこの図書館には地下室もあるシンは館長室に入った「あらシン。来たのね」部屋入ると木のデスクに座って何かの書類を書いていた女性がシンに言
ミカミ さん作 [294] -
子供のセカイ。221
「……しまった。声を透明にするの忘れてた。」耕太がごまかすように笑うと、美香は呆れてため息を吐いた。「問題はそこじゃないでしょ。あんなにたくさん兵士がいたら、絶対にすぐに見つかって捕まっちゃうわ。やっぱりミルバの言う通り、変身しないと。」「でも、声とか、その他諸々全部消せば問題ないだろ?」「どれだけ精神の力が削れると思ってるのよ。それじゃあ、いざって時に気を失っちゃうじゃない。」「あー、そうか…
アンヌ さん作 [347] -
クリスタルクラッシュ10―?
「どうなさいました?」棚にある書類を整理していたマーチンはその様子を見て、首を傾げた。「帝国が研究体をすり減らすような愚かな行為をやっていた事を嘆いているのじゃよ。研究体はもっと丁寧に扱わねばならぬのに…」「…」それを聞いてスレイとマーチンは僅かに顔をひきつらせた。夜。ザックは小さな物音を聞いて目を覚ました。―何だ?物音のした方に目を向けると、窓の傍に誰かが立っているのが見えた。「誰…?」「…!
いっと さん作 [415] -
子供のセカイ。220
「明日から、ちゃんとしなきゃダメね。」美香は舞子と共同で使っている子供部屋のドアに手を触れると、大きく息をついた。不安は拭えない。舞子を説得できる自信も、だんだんしぼんできている。(それでも、やるしかないんだわ。)もう後戻りはできない。美香の覚悟云々より先に、美香の立つ背後には平和に暮らす“真セカイ”の人々がいるのだから。それからの四日間は、美香、耕太、王子、ジーナにとって、もどかしく、焦燥に駆
アンヌ さん作 [365] -
黒ト黎明ノ星 三
ここはユーアと呼ばれる大陸にある小さな村『スピカ』と呼ばれている小さな川が流れ緩やかな丘があるこの村に2人の兄妹が住んでいた「お兄ちゃん今日は早く帰ってくる?」「あぁわからないよ。今日はレミアさんに呼ばれているから」少年はミカの頭を撫でた「けどできるだけ早く帰るようにするよ。ミカも早く病気を治す為にもちゃんと眠っておくんだよ」「うんわかった」ミカは少年に微笑みながら言った少年もまた微笑んだ俺達
ミカミ さん作 [326] -
クリスタルクラッシュ10―?
「なるほど、リスクはある訳か」スレイは小さく頷いた。「それだけの力を使うにはやはりそれ相応のリスクが伴う。当然じゃな」「使えば使うほど精神に負担が出るのか?」「いや、小さな力なら問題ない。大きな力を使うと負担が出るそうじゃ」グレアムは持っていた書類をスレイに渡した。スレイは書類に目を通すと、僅かに眉をしかめた。「十回程度しか使えないのか?」「そうじゃな。それ以上使うと拒絶反応を示すらしい。大きな
いっと さん作 [415]