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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • フォーゲット?

    「随分なご挨拶じゃなくて?私はリズを道へ追い込んだのに」かなり素直に白状したなと思いつつ、拍子抜けした様子を悟らせまいと不敵な笑いを浮かべたリズは、自分の髪と同じ赤い色彩を持った女性を見上げた。眺め回すと確かに祖母の若い頃に似ていなくもない。「祖母はもう亡くなったことは知ってるわよね?」それなのに、祖母を名乗るは祖母か私への挑戦か。「欲しいんでしょ?だから悪趣味な策で、私から至宝を奪おうとしてる
    さん作 [319]
  • フォーゲット?

    その事実を知るのもまたリズだけなのだが。革袋を大事に戻すと、リズは歩き始めた。至宝は四つ集まった。一体いくつ集めれば島へたどり着くか知れないが、それでも前進するしかない。「あら、もう四つも集められたようね。順調そうで何よりよ、リズ?」「……」リズは“あんた誰?”とか“私の名前をどうして知ってるのか?”とか聞きたい事はあったが、とりあえずどうして最近厄介そうな奴らにばかり会うんだろうと思っていた。
    さん作 [276]
  • フォーゲット?

    瓦礫をいくつ除けただろう。もとより数える気などなかったので答えが出るはずもないが、リズはふと思った。これは人間が存在した証。島によって消された、これもまた忘れられたモノ。しかしここでなければ手に入れられないもの、リズが欲する物があった。服が汗で濡れている不快な気分を歩き続けることで紛らわしながら、リズは目的地にたどり着いた。「やっと見つけた…!至宝…4つめ」リズは腰の革袋を開け、輝くその石を掴み
    さん作 [314]
  • Monstars Da-Capo?

    「――昔、魔導師の家に招待されたことがあるんですよ」とろけたチーズをのせたパンにかじりつきながら、後にアーガス・アガチと名乗った男は血を吐いた理由について、そう飄々と語った。ウーははあ、と薬の鍋をかき回しながら気のない相づちを打つ。「当時から私は貧しかったですから、何といいますか、こう、呼ばれたからには何か素晴らしい食事が出ると信じていたんですね。だから訪問する四日前から食事を抜いた。そう抜いた
    キリン さん作 [321]
  • ディフェンド? ”師匠現る” 19

     ―スィークレット・カムパニー―\r 3人は、中に入った。だが、中はシーンとしていて誰も居ないような感じがした。 「源二ーぃ。何処だーっ」 と、啓吾は大きな声で言う。 「留守?」 凛は、首をかしげながら言う。 「そんなはず無いよね・・・」 「おー、やっと来たか」 奥から源二の声が聞こえる。 「何だ。居たのかよ」 「居ちゃ悪いか?」 「・・・」 源二は、凛の方を見る。 「何だ?このチビすけは」 「
    さん作 [343]
  • air?

    レックスがボーっと『空』を見ているとハウィーとフィーがやっとトンネルからでてきた。 ハウィーもレックスと同じようにただ『空』を見つめた。                                「兄貴ぃ、人がいるぞぉ。」 「あぁたしかに人がいる。しかも1人は女だ。グヒヒッ、今日は久しぶりに女を食えるぞ。」 醜い姿の何者かが岩山からレックス達を観察するように見ていた。
    182 さん作 [400]
  • 天掴む並木道*〜永遠の旅〜*?

    *プロローグ*僕の名前はシオン・ブラザード。歳は12才、とても元気のいいどこにでも居るヤンチャな男の子だ。僕には皆に言えない秘密がある。もう、誰も信じない魔術に興味があるんだ。一度だけ母さんに魔術に興味がある事を話したら「冗談よしなさい!!そんな魔術なんてもの忘れなさい!!」っと相手にしてもらえなかった。まぁ、こんな事で諦める僕じゃないけど、魔術についてどう知れば良いのか、どうすれば魔
    チャーリーブラウン さん作 [368]
  • Monstars Da-Capo?

    護身用に、と常に腰にぶら下げている武骨な山刀をすばやく引き抜いて構え、それから耳を澄ませる。すぐ近くまでやってきている。村人はアルザの森には絶対に入らない。だとすれば、この足音はオークかゴブリンか。最近の魔物の増加にはさすがのウーも目を見張るものがある。魔の勢力が力を増してきているのだろうか、こんな田舎にも頻繁に魔物が出現するようになった。相手は一匹か。比較的体格も小さい魔物で、どうやら弱ってい
    キリン さん作 [360]
  • フォーゲット?

    それから暫く、声は接触もしてこなかった。気付かなかっただけでもしかしたら影からこちらを伺っていたのかもしれない。何だったのだろうと考えることもなく、声の事はリズのなかから消えた。果てに繋がる道は、歌のとおり忘れられた島の唯一の痕跡だ。もっとも、この道がそうやって出来たものだと理解する者はこの世にリズのみだ。あの歌の続きを聴いて、リズはかなり動揺していた。糸に引かれて走る、島を追い求める者。「そん
    さん作 [351]
  • 天駆ける時間28

    「む…らん?」翼を模した剣を背中に背負いがらカケルが尋ねた。「あぁ…夢魔にも三種類ある。雑魚兵は夢魔…中堅を夢乱…そしてオオバケ…兇魔…」空間から刀を取り出しながら空はいった。「兇魔…」「この辺りは心力が弱いから夢魔が頻繁に出現するのだが…夢乱なんて珍しい…」眼鏡をキラ?輝かせながら空は続ける。「兇魔は十年前にゼウス様とワルキューレ様が指揮をとり、光元老と三人で退治されたから」グオォォ…思わず耳
    ユータ さん作 [364]

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