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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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幸せの記憶<第一話:旅の始まり>
暖かなよく晴れた空の下。俺は木陰で疲れた足を休めていた。周りには誰もいない。そのほうがずっといい。人は苦手だ。今、俺は旅をしている。死んだ親父から授かった大剣を腰に下げ、動きやすいそれなりの防御性も兼ね備えた服を着ての一人旅。仲間なんかいらなかった。大切なものを作ると、失くした時が怖い。旅をしている理由は簡単だ。ただ行くところがないから・・・。俺が住んでいた村は一ヶ月前に何者かによって襲われた。
ユキト さん作 [391] -
マテリア?〜ディオンからの贈り物〜
隼人と紗希はディオン宅に泊まっていた。隼人は中庭で夜空を見上げていた。(俺がいつも見てた夜空と一緒に見えるのにここは俺がいた世界とは違う世界なのか?)という事を思っていると、後ろから紗希が「隼人何してるの?」と話し掛けてきたので、隼人は振り向き「紗希か、夜空を見てたんだ。俺がいつも見てた夜空と変わらないからさ」夜空を見上げながら言う。紗希は隼人を見てから夜空を見上げ「ホントだね。けど違う世界なん
カク さん作 [415] -
マテリア?〜記憶無き逸れ者〜
李和は暗い部屋に一人いた。李和はこちらの世界に来た時反作用で記憶を失っていた。李和が部屋の外を見ていると、ドアが開き男が入ってきた。「李和、どうした?」李和は声の主を見る。言葉の話し方も忘れていた。李和は首を横に振り「何もない」と示した。男は李和の行動を見て、「そうか・・・・李和、「主」が呼んでいるぞ」男は部屋の外を指差し言う。李和は頷き、部屋から出て「主」の部屋へと向かう。李和は「主」の部屋の
カク さん作 [371] -
マテリア?〜異世界の住人との違い〜
隼人、紗希はディオンの言葉に驚き、「はっ?俺達はふつうの高校生だぜ?」「そうですよ。私達に戦う力なんてありません。」隼人も紗希も信じられずにディオンの言葉を否定する。「隼人様、紗希様は私達とは違い異世界の住人・・・・異世界の住人はこちらに来る時その体に力を手に入れるのです。」ディオンは静かに言い、椅子に座ると「私とジェラルド、こちらの住人はマテリアの力を使い初めて力を使えます。ですが、私達が使え
カク さん作 [369] -
天駆ける時間?
工場の中はやけにひんやりしていた。夜空に浮かんだ月の光りが、内装をぼんやりと照らしだし、明るかった。ゆっくり足を進めて行く。広さは学校の体育館くらいだろうか。辺りには使われなくなった機械が散らばっていた。ちょうど真ん中辺りまで足を進めたカケルの背中に悪寒が走った。カケルは無我夢中で左に飛んだ。すると物凄い音を立てながら機械の残骸が、さっきまでカケルがいた場所に落下する。「うわっ」砂埃があがり、そ
ユータ さん作 [378] -
マテリア?〜ジェラルド登場〜
隼人は腕輪の男を睨みながら「お前が俺達を呼んだのか!?」怒りながら言い放つ。腕輪の男は椅子に座り腕を組「俺の名はジェラルド。そいつはディオン」ジェラルドはディオンを指差して言う。「さて、お前達を呼んだわけは・・・・この世界を救って欲しいんだ。いや正しく言えば、ある奴が見つかるまでの間そいつの代わりをして欲しい。李和の探索はもう始めている。」と言い、ジェラルドは立ち上がり、「どうする?俺達に協力す
カク さん作 [383] -
マテリア?〜足りない仲間〜
白銀の男は隼人に「あなたのお仲間が広間にてあなたを待っております。こちらへ」白銀の男は隼人を案内しながら広間へと向かう。広間に着くと、長机に椅子がたくさんあり、その一つに紗希が座っていた。紗希は隼人に気がつくと、隼人に走り寄り「隼人!目が覚めたのね。良かった・・・・」嬉しそうに言う。隼人は紗希に会えた安心し、もう一人いるべき人がいない事に気付く。「紗希、李和はどこだ?」隼人が李和の名を出すと悲し
カク さん作 [360] -
マテリア?〜新たなる世界〜
隼人達は一通り会話し終えると、「さてと、もう帰らないか?」隼人がそう言うと、紗希、李和は時計を見て「ほんとだ!もうこんな時間かぁ」「もうこんな時間!?時間が経つのは早いね」と言い、三人とも帰りの準備をしてはじめていると教室が急に暗くなり門が現れる「なんだ!?」隼人が驚きながら言い、李和は後ずさり、紗希は隼人の後ろに隠れる。「岸本隼人・・・・香山李和・・・・小野紗希・・・・コノ三人ヲコチラノ世界ニ
カク さん作 [373] -
マテリア〜異世界へ導く者〜
暗い部屋・・・・一人の男が立っている。部屋の床には魔法陣がある。男の腕には腕輪がある。男は腕輪のある方の手を前に出し「マテリア発動!」腕輪が光りだし、目の前に巨大な扉が現れる。男は扉を見あげる。部屋の奥から足音が聞こえる。「テレポート・ゲート・・・・・・・・これで二度目ですね・・・・」白銀の長髪で眼鏡をかけた優しそうな男が現れた。腕輪の男は白銀の男を見て「あぁ、以前に呼んだあの男、和喜の行方がわ
カク さん作 [427] -
マテリア〜異世界からの来訪者〜?
放課後の教室、教室にいるのは二人の男子と一人の女子。一人の男子が机の上に座って「住谷の野郎・・・・また課題めちゃくちゃ出しやがって」と面倒臭そうに言う。それをもう一人の男子が「まぁまぁ、隼人そう言うなよ?僕達、受験生だから仕方ないよ」と面倒臭そうに言う男子、岸本隼人(きしもとはやと)をなだめながら言う。この男子の名は香山李和(かやまりお)、隼人の友人で眼鏡をかけている。隼人はつんつん髪の男子。「
カク さん作 [501]