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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • endo・memory13

    ―朝。見るのは霧のかかった記憶。 「機関黒月は、ノータイムの頂点にいる機関よ。」リクが厳しい目付きでアクセルに言う。アクセルは両手に拳を作りながら真剣に聞いていた。「何とか人の形を留めた彼等は、集まり、あるモノを作ろうとしているわ。」アクセルが眉毛を片方上げて首をかしげる。「何?」リクがアクセルを見た。「エンド・メモリー。」アクセルはわけがわからないという顔でリクを
    井浦快里 さん作 [383]
  • ハチャメチャ冒険24

    「こ、この化け物め?」百姓姿の男が、鍬を大振りに構えながら、手の爪が鋭くとがった熊のようなモンスターに挑み掛かっていく。ガンッ。熊の太い腕に弾き飛ばされ、家の壁にぶつけられる。「親父?」家の中から一人の青年が飛び出してきた。「出てくるな?グハッ」口から血を吐き出す。熊は血の臭いに誘われて、男に近づいて行く。「くっ」青年は腰から三本の棒を取り出し、全てを連結させる。如意棒のようになる。「俺の作った
    ユータ さん作 [359]
  • ハチャメチャ冒険23

    酒場の街を出てから、三日目、三人は丘の上でテントを張って、野宿を始めていた。「ユータ…体調はどう?」エリナがユータの腕輪を見ながら、話かける。「う〜ん…今は…10%の力になら制御できるようになったんだよぉ?でも、ミホシさんが言うにはまだまだらしくて、契約者…つまり、エリナさんがいないと本当の力は発揮できないんだって」少し照れ臭そうに、空を見る。星がキラキラと輝いている。「私が……」あの時のユータ
    ユータ さん作 [343]
  • ハチャメチャ冒険22

    宿に戻ると、さっそくミホシに桐生を取られた。いろんな観点から見定め、「いい物ね」と言うと、寝てしまった。以外な反応にびっくりしながらもユータは眠りについた。それから、数週間の間、ミホシとユータは修業を積み、桐生の扱いにもなれはじめてきた頃。エリナの傷も完治していた。「お待たせしましたぁ〜」体をぐぅ〜っと伸ばして、久しぶりの開放感に包まれながら、エリナは宿の外で待っていた二人に手を振った。「ごめん
    ユータ さん作 [357]
  • ハチャメチャ冒険21

    「これは…一体?」「造りは希代の奇抜典佐。朱緋(しゅか)色の鞘。」老人は少し興奮気味に語りだす。「さらりと抜き放てば、漆黒に輝く、白金の刃。名を桐生(きりゅう)」鞘から刀身が姿を表した。触れただけで切れてしまいそうな鋭い刃。 老人はニカッと笑いながらユータを見た。「どうじゃ?オヌシ…この桐生を買わぬか?」「は、はぁ?」いきなりの事にびっくりしながらユータは老人を見た。「オヌシはいい眼をしておる。
    ユータ さん作 [399]
  • magicalnote―マジカルノート―??

    仕事を終えた私とレイはミムに報告し、自宅に戻った。(レイとサクは一緒に住んでます)家に入ると、レイは自分の部屋に入って眠ってしまった。レイは魔法を使うたびに魔力を消耗するため、よく寝ている。私もなんだか今回は疲れていた。私も寝ちゃおうかなぁ…。が…。ジリリン、ジリリン。電話が鳴った。横になっていた私は面倒くさいと思いながらも、起き上がった。そして、受話器を握る。「もしもし」私は当たり前のように言
    MIO さん作 [407]
  • magicalnote―マジカルノート―??

    「いいナ」レイがもう一度私に確かめた。私はこくっとうなづく。そして、私は札を、レイは本を構える。ティクモは相変わらず現れてはくっついている。一向に減らないのか、次から次へと現れる。レイは何も言わない。私も黙っていた。「……」「……」しばらくの沈黙。気まずい空気が流れた。私はいい加減いら立ち、レイに言った。「ねぇ、まだなの?」レイは答えない。何かを待ってる?私はレイを見た。魔力をためてる。「……お
    MIO さん作 [396]
  • ハチャメチャ冒険20

    「こんなところにお店?」辺りはすっかり暗くなり始め、街の街灯が光りはじめていた。「いらっしゃい…」白髪の老人がユータに声をかける。「ここは一体何屋なんですか?」地面に引かれた紺色の絨毯の上に並べられた様々な品物。初めて見る物ばかりだった。「ここは、ヤマタイコクのナンデモ屋さ…」老人がニカッと笑う。「ヤマタイコク?」「東の大陸の事さ…まぁ…ほとんどしられていないがね」「へぇ〜…」「兄さんは侍かい?
    ユータ さん作 [384]
  • ハチャメチャ冒険19

    人込みの間をすりぬけながらユータは街をあるく。様々な店が軒を連ね、人々で賑わっていた。ユータは腰に手をあてる。前まで使っていた両刃の剣は、力に耐え切れず使い物にならなくなっていた。「なんか武器と服を買わなきゃ…」服はずたずたになってしまったために、宿の主人から借りていたのだ。「まずは…防具だな」近くにあった店に入った。店内は様々な盾や防具でいっぱいだった。安くて動き易い冒険者用の服と、黒いオーバ
    ユータ さん作 [368]
  • ハチャメチャ冒険18

    五日後…。ようやくエリナの傷も完治に近づいた頃。二人は街に買い出しへ出掛けていた。「今日も重い…」ユータが両手いっぱいの荷物を運びながら弱音をはく。「だらしないぞ?これも修業?」ミホシは気にした様子もなく歩く。ユータも自分のせいでエリナを傷つけてしまった事をわかっているので、反撃はしなかった。「あ、そ〜だ」ミホシが手をポンっと叩く。「そろそろ荷物持ちも慣れただろうから、ちょっと探検に行こっか」「
    ユータ さん作 [351]

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