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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ハチャメチャ冒険13
「くっ」ユータはせい拳突きを繰り出す。が、緑髪の少年は腕を掴むと、ユータを投げ飛ばした。地面に叩きつけられ、一瞬気がとうのく。「ZZZ…お金…渡さないぞぉ…」宿の部屋を借りたミホシとエリナは眠りに入っていた。エリナが目を覚ました。なんだか胸騒ぎがしていた。弓を掴むと宿を飛び出して行った。「ぐはっ」積み上げられた木箱に全身を叩きつけられる。「汚れた血…き…君の力を欲しがる方がいらっしゃるんだ。だか
ユータ さん作 [379] -
Symbol 13
少し身体を離すが、麻弥がくっついてくる。その動作を何度も繰り返していくうちに遥はソファーの端に追い詰められ、身動きがとれなくなった。「何故逃げるのだ・・・」顔を赤らめながらも、遥を睨む。それは何処かそそるものがあり、遥は凝視できなかった。「それは──」遥が口を開けた瞬間、店の窓ガラスが数枚割れた。窓ガラスの前に座っていた客は全員見るも無惨な姿と化し、倒れていた。ほかの客は悲鳴を上げながら逃げ、店
レナ さん作 [373] -
endo・memory10
―闇の月、微かな光。 「何で俺がそんな事しなきゃいけないんだよ!お断りだ!」アクセルはそう言い放つとリクにそっぽを向く。リクはさっきまでの嬉しそうな顔を止め、アクセルを睨んだ。「……拒否はできないわよ!あなたがやらなければ、世界はどうなるの!?」アクセルはぴくりと動く。俺が―?リクは更に続けた。「それをできるのはあなたしかいないのよ!もう、は
井浦快里 さん作 [394] -
dis-[49]
風間「戦え」司令は言った。祐希「――ッ……」紫穂「……戦う――?ずるいわ。…あなた達、わかってたんじゃないの?」鋭い非難の目を皆に向ける。瑞枝「――ッ……戦って――イヴェリスに……」斜めにやや俯き、彼らと目を合わさないようにしながら瑞枝が言った。瑞枝には、目を合わせることができなかった――。その指示に対して祐希が口を開く。祐希「お前等は……俺達が――」紫穂「“乗ります”――ッて…――」祐希「―
遥香 さん作 [395] -
endo・memory9
―僕は、不完全な現実。君は、嘘の夢。 込み上げて来る怒りと憎しみ。コイツらがいなければ、ユキとスカイは―… 憎い…許さない… 「返せ!!!」アクセルの手が淡く光る。ノータイムがアクセルに一勢に襲いかかった。リクが慌てて拳銃をノータイムに構える。「あなた!逃げなさい!!」 ―パシュッ
井浦快里 さん作 [375] -
endo・memory8
―ずっと、怖くて、寂しくて…でも、知りたかった。それは、贅沢な願いなのかな…? 「ノータイムっていうのはね。」リクはベッドに腰をかけながら真剣な顔つきで話し出した。「あらゆる物の時を喰う、化け物よ。」アクセルは化け物という響きにピクリと動く。リクは更に話し出した。 「時を喰われた者は、ノータイムとなり、それはやがて闇に集い、世界の時を喰い尽す。」話を進めるごとに
井浦快里 さん作 [369] -
ディフェンド? ”王の城へ” 5
「あ!これだ、このコだろ?」 源二が、パソコンの画面を見ながら言う。 「あぁ、コイツだ」 画面には、怜の顔などが書き込まれていた。 「で、今何処にいるんだ?」 「うんとな・・・、ココから20?離れた所にあるミラノって町だな」 「よっし、じゃ行くか・・・―――」 「なぁぁぁぁっ!」 源二が驚きながら言う。 「な、なんだよ?」 「驚いた・・・、この怜ってコね。ミラノの町の王様の養子になってるらしい
梓 さん作 [396] -
endo・memory7
―僕の存在は、ただの欠片。ただの破片。ただの幻。 「ユキは…何処だ…?」 アクセルはゆっくりとベッドから立ち上がり、近くにあったドアに手をかける。…早く、ユキを探しに行かなくちゃ…ユキは、寂しがって―… 【どうしてわかるの?】 どこからか、聞いた事の無い声が聞こえた。アクセルは思わず返事を返す。(…だって、ユキは…ずっとあの………あれ…?あの
井浦快里 さん作 [343] -
記憶 5
「ぇ、どこって、日本・・・」真白はそう言って首を傾げた。(国はどこかって訊くって事は、ここって日本じゃないって事!?どこなのここぉ!)真白はもう一度辺りを見回した。(・・・こんな綺麗なところ日本にあるかなぁ・・・?って事は外国!?あの穴って外国への近道!?・・・日本はここまで進歩したのか・・・)ぉ馬鹿な答えに行き着いてしまった真白。少女は目をふせ、考え込んでいた。(そうだよ!ここは外国なんだよ!
銀 さん作 [376] -
?崖淵斜陽館其の?
ここは魔物が住まうと言う崖淵斜陽館でございます。本日のお客様は『男』でございます。黄昏にたたずむ男が一人、海で沈み行く夕日を見つめている。周りにチラホラ居た釣り人も、次第に帰って行く。男は黙って、ポケットから、ビールの小瓶を取り出すと一言。「ウメェ〜もう一本」?カチンコが打ち鳴らされた。「はい、カッ〜〜〜ト」CM監督の叫び声が響く。「OKです、お疲れ様」男は黙って腰を抜かした。男は、ビールを飲み
亜樹 さん作 [444]