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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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endo・memory6
アクセルはユキに手を伸ばす。だが、ユキはどんどん浮いて行き、しばらくすると、一瞬だけ青く光った。「……?」 その瞬間、ユキは無数の細やかな光となって消える。アクセルは目を見開いた。 「ユ、キ…」 アクセルはゆっくりと落ちて行き、暗闇の底にしりもちを着いた。 「ユキ……」その時、アクセルのいる所から円形の青い光が放たれ、黒い蝶々が飛び立つ。アクセルが蝶々によって見えなくなった。
井浦快里 さん作 [360] -
magicalnote―マジカルノート―?
その夜…。私は、レイが寝たのを確認してから、私も横になる。レイが出したハンモックに。風に揺られて、ハンモックも揺れる。それが不思議と心地良かった。だけど、私は寝付けなかった。なんだか、嫌な予感がする。レイは気持ち良さそうに眠っている。私もなんとか寝ようとするが、なかなか寝付けない。―ガサッ。隣の木が揺れた。「!」私はビクッとしてしまう。隣の木から黒くて丸いものがこちらを見ている。まさか…ティクモ
MIO さん作 [371] -
endo・memory6
―コイツらが、スカイを…っ…憎い…憎い…!! 「うぁああぁ!!」 アクセルが叫び、黒い奴らに鍵を振り下ろした。さっき木の剣で戦った時とはうらはらに、鍵を当てると奴らは簡単に消えてしまう。「どうして、スカイは、何で…!」アクセルは狂ったように黒い奴らを斬り続ける。けど、何度斬ろうと奴らはいなくならない。 「……!」―スカイ……!!―この空の下で、君と僕は会ったよね…♪
井浦快里 さん作 [417] -
endo・memory5
「――!」 アクセルは息を飲んだ。スカイを掴んだままじゃコイツらの攻撃は避けられない。どうすれば… 「ばぁか。逃げりゃあいいだろ。」「え?」 スカイの声が聞こえた。その瞬間、体が何かに押される。その押した物をよくよく見てみると、それは―… 「スカイ…?」 スカイがアクセルに手を伸ばすような形で倒れている。そこには、黒い奴ら
井浦快里 さん作 [425] -
magicalnote―マジカルノート―?
私とレイは、グリーン・マウンテンを登る。私はもうフラフラだ。登り始めてどの位たったのだろう。もうかなりの時間がたっていると思う。もう夕焼け空になっていた。だがレイは疲れも見せず、歩くスピードは変わらない。「ねぇ、まだなの?ティクモの親玉っていうのは」私はたまらずに聞いた。レイは「ケッ」と言って続ける。「まだだ。だが、近づいてはいる」うぇ〜、まだなの?もうヘトヘトだよ〜。私はその場にへたり込んでし
MIO さん作 [395] -
リテイク?
かの偉大なる詩人が申しましたように世界は1つの劇場人はみな俳優でございますいや…ひとならざるものも全ては世界の一つにすぎないのかもしれませんこれからご覧入れますはそんな世界の一つ…どうぞごゆっくりお楽しみ下さい「アリエル!アリエルはおらぬか!」「ハーイ!ここにいますが用事ですかぁ?」「どうしたもこうしたもない!最近地上世界が騒がしい。だからアリエル!お前に任務がある。」「なんでしょうかぁ?」「単
愛 さん作 [469] -
magicalnote―マジカルノート―?
グリーン・マウンテンについた。私とレイは辺りをキョロキョロと見回す。だが、何もいない。人さえも。ちゃんと場所、聞いとけば良かったぁ。少しすると、レイが口を開いた。「おい、何か聞こえないか?」私は特に何も聞こえなかったが、耳をすました。すると、なるほど、何か聞こえてきた。何かが向かって来る音が。私は、レイを揺さぶった。 「ねぇ、一体、何が来るの?」 「…ミムの話を思い出せ」
MIO さん作 [418] -
endo・memory4
―アクセルの家 電気はついていない。アクセルがベッドに寝そべりながらぼぅっと外を眺めている。外はもう星が輝いていた。「……。」 だが、アクセルはそんな事おかまい無しだ。今日ユキが言った事が気になってしょうがない。 『ずっと手を繋いでいてね。』 「どういう事だ…?」 その時、遠くから微かに雷の音が聞こえた。アクセルがようやく窓に見行った。窓の空
井浦快里 さん作 [368] -
endo・memory3
「ぎゃああぁ!」アクセルが宙高く飛ぶ。下ではスカイがニヤニヤと笑っている。 ―ドサッ アクセルが地面に落下した。ユキが目を覆う。 「ぐえっ!」 アクセルは落ちるとカエルが潰れたような声を出した。その横に木の剣がむなしく落ちる。 「あだだだ…」 アクセルの横に落ちた剣をスカイが回収し、自分の持っていた剣と束ねた。スカイはアクセルを
井浦快里 さん作 [382] -
magicalnote―マジカルノート―?
「?ティクモが?」 ティクモというのは、魔法でしか倒せない黒い古代の生き物。ティクモは世界の光を少しずつだが、食べていくため、厄介な存在。ティクモを倒すために、魔法使いは存在する。魔法使いがいるからこそ、世界の平和は守られているのだ。レイがミムに先を促した。 「ティクモがどうしたって?」 ミムは俯いて少し抑え気味の声になる。 「ここ最近、グリーン・マウンテンに現れ
MIO さん作 [402]