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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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記憶 3
静かな人気のない道―真白は一人で家に向かいながら歩いていた(・・・異世界に行きたいなぁ・・・)ちょっと危ない事を考えながら。(あー、どこかにないかなぁ・・・異世界に行ける道っぽいの)真白は半分本気で思っていた。頭おかしいのか?といわれてしまえば否定できないだろう・・・【必ず迎えに来るから・・・】急に後ろの方から声が聞こえた。「え?」真白は驚き、後ろを振り返った。そこには、まるでブラックホールのよ
銀 さん作 [329] -
Symbol 10
「い、痛いではないか!もう少し優しくやれ!」「はいはい・・・」何で男が女の子の尻を掃わなければいけないのだと思いながらも、弱めて続ける。「お、おぉ・・・たしかに変な気分になるな・・・」突然顔を赤らめ、問題発言をした。遥の動きがピタリと止まる。「ん?どうした?続けろ・・・」これがとどめの一言となった。「はい綺麗になった」最後に麻弥の尻を強めに叩き、立ち去ろうとする。「ま、待て!痛いではないか!!」
レナ さん作 [671] -
?崖淵斜陽館
ここは、魔物が住まう、崖淵斜陽館でございます。本日のお客様は『かね』でございます。では、後程…二人の年配の老夫婦が仲良く、手をつなぎ、お寺の門をくぐる。「婆さんや、折角ここまで着たんじゃ、鐘でも突いていかんかぇ」「爺さん、私も、同じ事考えてましたよ」二人は、仲良く鐘を突くロープを、力の限り引いた。歳の性か、弱々しく。しかし鐘を突いた。ご〜〜〜〜〜〜ぉ〜ん…鐘の音は、二人の永遠の結び付きを祝うかの
亜樹 さん作 [784] -
記憶 2
亜麻色の髪、大きな紫色の瞳、幼いが繊細に整った容貌・・・そんな容姿の男の子が言った「・・・いつか、必ず迎えに来るから・・・待っていて」ざわついている教室―今は昼休みなので当たり前なのだが、そこで真白がお弁当を食べながら友達と他愛のない話をしていた。「昨日、足の小指棚のかどにぶつけちゃって、すごぃ痛かったよぉ」「うっわ、痛そー」真白の話に友達のめぐみが苦笑しながら言った。「あ、そういえばさぁ、真白
銀 さん作 [351] -
記憶
あなたは小さい時の記憶って、何歳からありますか?え?私?? 私は5、6歳からかなぁ・・・すいませんね、記憶力悪くてっどうしてこんな事訊いてるかって? 私ですね、かなり夢見がちな女の子なんですよ。・・・あ、引くーとか言わないで (切で、私いろいろ非現実的な事とかが好きなんですケドね、特に好きなのが【小さい時に男の子と将来を誓い合う】ってやつなんですよお 笑 (え?現実にもある?・・・気にしない、気
銀 さん作 [363] -
ディフェンド? ”3年経って” 1
俺は、どぅなったんだ・・・? 死んだ・・・のか? 目の前が暗い・・・ どぅなったんだ・・・俺・・・―――。 啓吾は、静かに目を開けた。 「ここは・・・何処だ?」 周りを見回すと、そこは病院にある個室だった。啓吾は、ベットで眠っていたようだ。 「あっ!203号室の患者さんが目を覚ましましたよ!」 啓吾がいる部屋の前を通りかかった看護婦が言う。 「?」 「おぉ!やっと目を覚ましたか」 啓吾の
梓 さん作 [374] -
インデックス ?
「なっ、てめぇ……このままじゃ俺達もフォアランナーみてぇになっちまうかもしんねぇんだぞ?」「別に……俺はそうなっても構わない」 冷淡に答えたカインの返答にグランは顔を歪めた。「ふざけんなっ!てめぇはそれで良くても、他の奴らはどうする?ただ、死んでいくしかねぇんだぞっ」「勘違いするな……ちゃんと協力はする、報酬分の協力は……な」 怒鳴るグランを睨みつける様に敵視しながらカインは言った。 グラ
ウグイ さん作 [321] -
インデックス ?
「それは分かる。失われた文明を生きていた時代の先駆者達……『フォアランナー』だろ」 カインは一度、グランが口にした『死の灰』に埋もれた町並みを見回した後、グランに言った。 『フォアランナー』 それは最も栄えた古代文明に生きた人々の事……昔、誰かにそうカインは教えてもらっていた。 車両と呼ばれる四駆の乗り物が大地を走り回り、空を飛ぶ巨大なる乗り物、航空機が空を駆け、現在の技術では再建不能な
ウグイ さん作 [305] -
Symbol 9
「・・・にしても・・・」両手を後ろにつき、天を仰ぐ。「警察達の記憶書き換えちゃねぇ・・・」遥が呆れた顔をする。「だ、だから!ああしなければ──くっ・・・」先程と同じことを言おうとしたが、遥の顔が次第に怪しくなってきたのを見て、口を塞いだ。どちらにしても遥が笑った。「でも、麻弥が居なくなったらそれはそれで嫌だな・・・」笑顔のまま、ひそかな本心を告げた。「バ、バカ者・・・照れるじゃないか・・・」赤く
レナ さん作 [317] -
dis-[44]
――‐‐DSDW内で攻防が始まる。やはりスキャンしきれないせいで的確に核を打ち抜ける回数は格段に少ない。使真の攻撃も活発化してきていた。――皆がその攻防を見守る中再び、レーダーに反応があらわれる。“ビ――ッビ――ッビ――!!!”アラームが異常を感知して鳴り響いた。祐希「――ッ!!?」瑞枝「何!?」管野「ッ先輩!この反応は!?――」怜子「どうしたの?」管野「レーダーに反応……使真、出現…
遥香 さん作 [340]