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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • dis-[34]

    瑞枝「司令…‥」瑞枝は振り返り上を見上げる。祐希もつられてみると司令席にさっきの男が座っていた。司令「使真の侵入は【都市エリア F 】までに留めろ。間違っても[ B-5 ]までの進行はさせるな。」一同『了解』全員が一斉に敬礼をする。【都市 エ リ ア】とはリーヴァ本部を中心とした同心円上に定めたエリアのことで、一番遠くを[ F ]、ソレより外側を[ 防衛エ リ ア ]、内側を[ E ]、[ D
    遥香 さん作 [477]
  • レジェンド‐新世紀伝説 24

    「じゃ、後はイーズ達にまかせるよ」 神一久(じんかずひさ)の鼻の下に手をやり、呼吸が止まっているのを確認すると、山際晋は門を身軽に飛び越えていく。「この … 小娘がぁっ!」 白虎に配下を二名も打ち倒され、リーダー格の神まで失った田島。 死体の手からナイフをもぎ取ると両手に構え、段英子(たんいーず)に強烈な殺意を向けた。 井田耕造は、居合い腰のままうっそりと佇立している。 仲間の無残な姿を目にし
    朝倉令 さん作 [415]
  • ディフェンド ”ドアの向こう側” 43

     啓吾と怜が建物内に入ると、目の前には大きな螺旋階段があった。 「この上に、龍華さんがいるの・・・?」 怜が言う。 「さぁ、どぉだろうな」 と、階段のほうに行こうとした時・・・ 「通させはしねぇぜ」 「!」 螺旋階段から、2人の男が降りてきた。 「悪いがココで死んでもらうぜ・・・」 と、男が言う。 「ヘッ!死んでたまるかよっ」 と、啓吾が言うと啓吾と怜は一気に2人の男の方へ走った。 「御前らはコ
    さん作 [494]
  • レジェンド‐新世紀伝説 23

    「ふん … 小僧と侮ってはいたが、なかなか策士がいるな。まず伍長を倒して五人組をバラバラにした後、矢攻め、長柄隊の出動 … か」 攻撃側の主将、鬼島義行は戦況を冷静にながめていた。 ピシュッ! と鋭い刃鳴りが空を裂く。 井田耕造に打ちかかっていった村山剛の仲間が、棒もろとも両断され、血煙と共に倒れふす。 その光景を目のあたりにした連中がサッ、と井田を遠巻きにした。「斬る … 」 …死の宣告。
    朝倉令 さん作 [451]
  • レジェンド‐新世紀伝説 22

    「よっ!後は頼んだぜ剛。さすがに腹減っちまった」 手を出して待ち受けていた村山剛の大きな手のひらをパァンッ、と叩いて、さしものリンも疲れた様子だ。「ああ、お前らは少し休め。  …‥おい、陳!弩(ど)の出番だ!」「構え!…… 撃て!」 柵の前に並んでいた者たちが、陳の合図と共に一斉に矢を放つ。「ウワァーッ!」「何だコイツは!」 田島たちの悲鳴。 それと交差するように、肉を打つ重い音と骨の砕ける嫌
    朝倉令 さん作 [428]
  • レジェンド‐新世紀伝説 21

     その時、グリーンのヒョロ長い影が立ったかのように見えた。「みんな、敵だよ!気を引き締めて!」 イーズの声がみぞおちに突き刺さる様に鋭く響く。「ハン、鼻っ柱の強そうなアマッチョだな。 そんなんじゃ嫁の貰い手がないんじゃねーの  ‥…死ねや」 神一久(じんかずひさ)はへらず口を叩きながら、ジャラッと掴み取った投げナイフをイーズに向けて投げている。 キーン、キーン、と続け様に金属音が鳴り、剣を手に
    朝倉令 さん作 [425]
  • レジェンド‐新世紀伝説 20

    「リン! 打ち合せ通りに頼むぞ」 山際晋は、棒を片手に走り始めた林白龍(りんぱいろん)の背に念を押した。「わーった! んじゃひと暴れしてくるぞ」 李兄弟を左右に従え、明るく返事をよこすと、リンは韋駄天走りで門を飛び出していく。「はぁ … 相変わらず勢い充分だけど、引き返すのを忘れなきゃいいな」 幾分心配げな晋に、村山剛はヒゲ面を向ける。「リンはあれでも奇襲や撹乱(かくらん)を心得てるからな。 あ
    朝倉令 さん作 [431]
  • レジェンド‐新世紀伝説 19

    「テメエら!何もたついてんだ!」 劉源治が野獣のように咆えた。 一行はひとたび仕掛けにやられた後、行軍が著しく滞っている。 バシュッと音がしたと思った時、再び前方から悲鳴があがる。「劉さん… こいつはいけませんや。  このままだと怪我人が……」 配下の年かさの男の進言に、青筋を立てていた劉源治はふいに険しさを収め、ニヤリとした。「判った。 俺が先頭をいく」 穏やかとすら思える口調で言うと、劉源治
    朝倉令 さん作 [419]
  • レジェンド‐新世紀伝説 18

    「劉、森の中では罠と奇襲に気をつけろ。 鉄布杉(てっぷさん)が出来るヤツはお前しかいないんだからな」 鬼島の忠告をうるさげに聞いた劉源治は、配下の連中に「行くぞ!」と一声咆えると先発隊を率いて森の中に分け入っていった。「奴ら来たネ。 罠思い知るいいヨ」八極門下で、リンの弟子にあたる李(りー)双生児が闘志をむき出しにして言うのを、晋と剛がたしなめる。「奴らは甘くないよ」「多少の足止めにしかならんと
    朝倉令 さん作 [416]
  • レジェンド‐新世紀伝説 17

    「……晋、裏手に潜んでいる奴らが六名ほどいる」 山際晋の正面に立つ影がささやく様に言った。 集落の裏手を偵察に行った陳(ちぇん)が戻ってきたのだ。「嫌な予感が的中か… 重ね重ねわるいけど、リンを起こしてきてくれないか? 他の連中に気付かれないようにね」 陳は、影のように去っていく。 物音ひとつ立てない。 一方こちらは神(じん)達。「田島、さっきチラッと人影を見なかったかい?」 神一久が、田島の方
    朝倉令 さん作 [407]

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