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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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Human or Demon? ? 後編
「あぁ、あれが取り立て人です・・・」 と、言って女性はそそくさと家に入っていった。 「んっ・・・。見かけねぇツラだな」 「俺達はな、城にいるスティヌに用があんだよ」 「さては・・・御前らが賞金稼ぎ、か」 「そぅだ」 男の眉間に皺がよる。 「ならばココで、殺してやろう」 「へっ・・・、上等だ」 2人とも刀を抜く。 「あぁ、魔央!アンタは・・・―――」 2人の刃がぶつかり合う。 「くっ・・・」 魔
漣斗 さん作 [340] -
ディフェンド ”全員集合” 42
AM 1:00 「啓吾君、怜ちゃん。古田裁判官から許可が下りた。これからディーカのところに行ってくれ!」 藻が言う。 「でも、ディーカの居場所は・・・?」 「ここから、北に1キロある『ケイブ城』だ」 「分かりました」 「僕は、ココに残って他のリイバーの人達に連絡するから、君達はケイブ城に向かってくれ」 「はい」「はい」 「じゃ、たのんだよ」 啓吾と怜はスィークレット・カムパニーを出た。そし
梓 さん作 [372] -
竜の騎士
しかし、村人達がアイドンと戦闘を繰り広げてる合間に、ベルファスは体勢を整えて再び軍隊をルダン村へ派遣した。しかも、兵隊達に与えられた任務は村の占領に付き加えて、村人全員を抹殺することであった。防衛軍の必死の抵抗にも関わらず、村人達のほとんどが殺されてしまい、ルダン村は完全に陥落した。ルダン村はベルファス軍によってルブネール地方の防衛拠点となってしまった。何とか命からがら村から脱出した者達は、ルブ
ドラゴン さん作 [403] -
天命?
そして俺達は和室の障子の隙間からこっそり中を見た。その和室は様々な物が置いてあり少し狭く感じた。その奥の本棚には先輩などが集めた色々な資料があった。すると優貴が気付いたらしく小さな声でつぶやいた。「本棚の一番下の段の本と本の間から何か出てくる。」「あれ何なの?」優貴にそう聞かれた俺はどう答えるか迷った。「そんな事俺にも分からないよ。」「正太はどう思う??」俺がそう聞くと正太には意味が分からないよ
ゆちを さん作 [329] -
天命
『甲本暁』SF同好会部員で主人公。『柴崎正太』SF同好会の部長でよく喋るお調子者。『伊藤優貴』SF同好会の副部長で明るく性格。『クリ―プ』部室で飼われてるノラ犬。しかし、僕達がこの先おこる話のに巻き込まれることをその時、誰も思いもしなかったことだ。〜第一章〜 旅立ち ある日、俺はいつもと同じように授業が終わるとすぐに教室を飛び出し部室に向かおうとした。すると目の前に俺の立ちはだかる壁があった。担
ゆちを さん作 [375] -
レジェンド‐新世紀伝説 16
闇の中「裏手も見張りがいやがるな。 ハッ、用心深いこった、感心感心」 忍術の心得がある田島ほか四名を引き連れ、神一久は闇に紛れ、迂回して集落の裏にあたる谷に潜んでいた。 一行は、草木の色に近い迷彩を施した装束に身を包み、大型ナイフとナイロンコードだけの軽装備である。 暗視のできる彼らには灯火のたぐいは不要だ。「神(じん)さん、人質をなぶり殺しにするのは無しですぜ。 女は貴重なんですから
朝倉令 さん作 [432] -
レジェンド‐新世紀伝説 15
「神は、五名を連れて先行してくれ。 隠密行動が取れるやつら…田島の組がいいな。 裏手の谷から侵入をして、女を人質に取れ。 奴らはそれで身動きがとれなくなる」 鬼島義行の指示を受け、神一久が席を立つ。「劉は二十名を率いて先陣をやって貰う。 神が動きやすい様に、派手に攻撃を仕掛けてくれればいい」 鬼島の言葉に、鋭い目で頷く劉源治。「井田は木崎とジェフの組を両翼に配して、劉の援護と伏兵に目を配ってくれ
朝倉令 さん作 [446] -
レジェンド‐新世紀伝説 14
「奴らは少なく見積もっても50人はいる様だ。 中には外人部隊にいた奴とか、居合だの少林派の達人だの物騒なのが数名いる」 偵察行動は、戦いの常識である。 晋が状況説明を求めると、万事ソツなくこなすリンがすかさず情報を提供する。偵察部隊のまとめ役、といった所か。 そこへ、集落の地形を確かめに出掛けていた村山剛が顔を出した。「守るに堅く、攻め難い地形だが …… 裏手の谷側が不安だな。 別動隊を差し向
朝倉令 さん作 [436] -
Human or Demon? ? 前編
少女と魔物を乗せた車はターゲット(賞金首)がいる村へ向かっている。 「てゆーか、何で私が運転してんの!」 「御前が運転席の方に座ったんだろ・・・」 「御前じゃなくて萌って言うの!も・え」 遅れたが、少女の名前は萌(モエ=アスターナ)、そして、魔物の名前は魔央(マオ=リスケル)。 「へー」 「『へー』じゃなくて、君は?」 「魔央」 「そ。魔央、か・・・いかにも魔物っぽい名前・・・」 「悪かった
漣斗 さん作 [341] -
レジェンド‐新世紀伝説 13
「ふん、小僧どもの助っ人か。 ……まぁ良いだろう。 ご苦労だったな」 ここは段英子(タン・イーズ)達の集落から数キロほど離れた場所にある鍾乳洞である。 偵察を終えて帰還した仲間に、ねぎらいの言葉をかけているこの男は鬼島義行という。 名前にふさわしからぬ悪業の数々が、男の容貌に不吉なかげりをもたらしていた。「鬼島、どうする? ここは策を用いるべきだと思うが。 奴らも幾らかは戦いを心得ているだろ
朝倉令 さん作 [459]