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獅子の刃 【起】?
自信に満ちた白斗の言葉に声の主は、溜め息を漏らした。そして、ようやく視える形となって姿を現した。「全く、お前は。そんなことを言っていたらいつか必ず殺されるぞ。」長身の30代前後の男が白斗の目の前に立っていた。左眼に眼帯をしていて、眉間には何かに斬られたような痕がある。いかにも怪しいその姿は、白斗以外の人間には見えない。白斗にある【力】がその姿を捉えている。「いきなり話し掛けられても、返答に困る。
弥依 さん作 [340] -
獅子の刃 【起】?
「白斗(はくと)、今日一緒に遊ばねぇ?カラオケ行こうぜ。」「わりぃ、家の事情ってヤツで今日は無理だ。」「何だよ、付き合い悪ぃな。・・・ま、しょうがねぇか。んじゃ、またな!」青い空の下、足早に去っていく友人の後ろ姿を見送る少年がいた。彼は高城白斗、16歳。全日制男子校に通う高校生だ。家族は父母に3歳上と7歳上の兄が2人。学校から歩いて10分の一軒家に住んでる、普通の高校生。だったのだが『白斗、東だ
弥依 さん作 [355] -
レジェンド‐新世紀伝説 12
山際晋、林白龍(リンパイロン)、村山剛(ごう)らを筆頭に、かつての武闘派……悪くいえば不良集団……だった連中が団結して、ひとつの集落を守る形になった。「何にせよ、お前達と力をあわせて敵に当たれるとはな。 心強い限りさ」 気負いのない態度で笑顔をまじえて言う晋に、林(リン)と剛(ごう)は目顔でうなずき合う。「全くだ。 …… 互いの手強さは身に染みてるからな」「それぞれの持味を生かせばまぁ
朝倉令 さん作 [433] -
絢爛華麗死神ハピ?
−3−人間界・・・・。天気は快晴。グランドで遊ぶ生徒が約半分以上だ。ココは『絢爛華麗小学校』である。グランドで遊ぶ生徒を一人の男の子が教室から見つめていた。黒い髪に右手は銀色のブレスレット。「いいな・・・皆で外で遊べて・・・」男の子は呟いた。「馨くん。外は寒いから行っては駄目よ」先生は言った馨と呼ばれた男の子は渋々開けていた窓をしめた。馨は幼い頃に結核になってしまった。両親は育てる自身が無
春日 あかね さん作 [336] -
ディフェンド ”最終ミッション” 41
―スィークレット・カムパニー―\r 建物内に入った俺達は、藻先生の机の上に手紙が置いてあることに気づいた。 「藻先生、この手紙」 怜が、手紙を手に取り藻に渡した。 「この手紙は・・・―――」 「えっ・・・?どうしたんですか?」 「この手紙は、前に龍華に届いてた手紙と同じものだ」 「え・・・、じゃあディーカからってことですか」 「あぁ、そうだ」 と、言って藻は手紙の内容に目をおとした。 『リイ
梓 さん作 [366] -
黒き羊と棺桶に眠る姫5
ゴーデス「さぁ、はやく行くぞ、もうすぐ衛兵くるぞ」と白い羊は足早に西の方へ歩いていった。男は「おいおい、どこ行くんだよ」 男はその後をついていった。「奴がいったろういけばわかると」 「いけばわかるって、場所分かんのかよ」 「大丈夫だ、連中が来るまえに早く行くぞ」白い羊と男は西の広野へと消えていった。 ゴーデスは先へあるきながら男に尋ねた「そうじゃ、お主の名を聞いていなかったな名は?」
灰塵ケムール さん作 [336] -
Human or Demon? ?
「え―――っ!私が魔物と旅をする〜っ?」 「あぁ。そぉだ」 少女達は、小さな家の中で話し合っている。 「何で私が?!」 「しょうがないだろう・・・。貴方しかいなかったんだ」 長老が言う。 「まず、内容を説明して下さい。それからです」 「君達に旅をしてもらう際に、町のあちこちにいる賞金首を捕まえる仕事をしてもらう」 1人の村人が言う。 「それで、その賞金首につけられた金をこの村に送ってほしいのだ
漣斗 さん作 [319] -
獅子の刃
白銀(しろがね)の刃が煌めく。月夜に閃くそれは、とても美しかった。刃を握る者は、静かに眼を閉じる。そして声を聞く。『獅子の名を冠す者よ、望みはなんだ。』刃を月に掲げ、その者が答えた。「邪鬼を、切る。」そして振り向きざまに、刃を横一閃に振った。黒い塊が両断され、音を立てることなく消えていく。そのかわりに、断末魔の叫びが木霊した。月は静かにそれを見ていた。あの光景が当たり前のことであるのかのように。
弥依 さん作 [329] -
絢爛華麗死神ハピ?
−2−「東宮 馨(とうぐう かおる)ですか?」ハピは一枚の資料に書かれてあった名前をよんだ。「ああ・・彼はまだ死んでないが今日彼の死を阻止する人物があらわれるらいい」「それを・・・私が阻止しろと・・・・」ハピはそう言うとキルがそうだといった。ハピは自分の背中にあった釜は取って両手で持ち呪文を唱える。「地獄の神様キル様のご命令。東宮馨の死を迎えるためにも会員番号01の我ハピが必要としめす。
春日 あかね さん作 [344] -
絢爛華麗死神ハピ?
第1章【運命の死者】「ハピはいるか?」黒いマントをかぶったデカイ男が召使のような男に聞く。「キル様・・・ハピは華麗園にいました。」召使はそう答えて華麗園を指でしめした。「そうか」キルはそう言うと華麗園に向った。ココは地獄といわれている。ココにいるみんなの背中には黒い羽とでかい釜がある。釜は元の色がわかんないくらいに赤くそまってる。ココは華麗園。花がずらりと並んでいる道に一人の死神がよこになっ
春日 あかね さん作 [374]