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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

 
  • クリスタルクラッシュ10―?

    「グレアム博士。今日はお願いしたい事があってこちらに来ました」「お願い?」グレアム博士と呼ばれた老人は小さく首を傾げた。「これをご覧下さい」マーチンは懐から袋を取り出して、クリスタルを手の上に乗せた。「!?」グレアムは目を大きく見開いて、それを見た。「クリスタルを見た事は?」「…ある。一度だけだが …」「メドゥナ家をご存知ですかな?」「メドゥナ家?…ああ、あの代々優秀な騎士を排出してきた…」「そ
    いっと さん作 [407]
  • 子供のセカイ。213

    ハントはたちまち表情を改め、かしこまった態度でわずかに顎を引く。少年は一瞬白けた目つきをしたが、すぐに事もなげに言った。「お兄さんが持ってた強制労働施設の……統治権、だっけ?それを半分ラドラスさんに渡してたのを、全部ラドラスさんにゆずるようにって、ハオウ様が言ってたよ。」「……全部、ですか?」ハントは思わず眉間に力を込めたが、少年が見ている手前、大人しく引き下がった。「承知致しました。覇王様にも
    アンヌ さん作 [386]
  • クリスタルクラッシュ10―?

    ボロスとマーチンは森の中を歩いていた。マーチンの懐にはクリスタルが入った袋が入っている。「随分と奥に行くのだな」「命を狙われているからな」ボロスは短くそう言って、落ちてくる葉を鬱陶しげに払った。「あれか?」マーチンは木々の間に建つ小さな小屋を指差した。「そうだ」ボロスは頷いて、小屋の前に立った。彼は扉を二度叩いて一つ間を置くと、もう一度二度叩いた。「それは何だね?」「グレアム博士と決めた合図だ。
    いっと さん作 [461]
  • 名も無き英雄1‐3

    トモユキ「サクヤ?」呼ばれ我に返る。間一髪で目前まで迫る鎖鎌をかわし、前に踏み込む。体を流れに任せブーツに仕込んだ針金の様な10cm程の針を手のひらに忍ばせ真っ直ぐ喉へ差し込む。相手は呼吸が洩れ藻掻く。ピューピューと空気を吸おうと音が漏れる。トモユキ「おい…誰が殺せって言ったよ。」サクヤ「まだ生きてるじゃん。」とぼけたように聞える。サクヤ「まずかったか?」トモユキはため息をついた。言ったところで
    さん作 [382]
  • クリスタルクラッシュ9―?

    「迷いというのは何も生かす殺すの決定で生じるものでもない」「では、どのような迷いが…?」「簡単じゃよ」レムは苦笑して、「戦いを続けるか、止めるか。あの者はそれで迷う可能性が高い」と、言った。「止める事は…」「無いと思うかな?」「…」メディナは難しい顔をしながら、ダリルと話をしているザックを見た。「ま、こっちはクリスタルの扱い方を教えるだけじゃからの。そちらの方はお前さんが何とかするんじゃな」レム
    いっと さん作 [464]
  • パラサイト*1

     白を基調とした10畳ほどの部屋。 家具はベッドしかなく、そのベッドには長い薄桃色の髪をした少女が上半身を起こした状態でベッドの横にある窓の外を見つめていた。 縦長で大きな窓からは、少女が住む街並みを見渡す事ができる。 少女はこの部屋から見る街の景色が好きだった。 少女が窓の外を眺めていると、1人の青年が静かにドアを開けて入ってきた。 少し長めの黒髪に青のメッシュを入れ、カーキーのトレンチコート
    玲唯 さん作 [401]
  • 子供のセカイ。212

    大方、美香と耕太を取り逃がしたことで、実力のなさを露呈したような形になってしまったのだろう。(いや、それとも――。)覇王に対し反逆精神を抱いていることを見破られたのか。「……僕たちをこのまま働かせておいていいの?」傍らの王子が抑えた声で放った一言に、ジーナは物思いから覚まされた。少年はふうん、と目を細める。「そっちのお兄さんは、自分がどういう立場にあるのか、わかってるみたいだね。」ハントを後ろに
    アンヌ さん作 [398]
  • クリスタルクラッシュ9―?

    「それで結構です。ありがとうございます」メディナは頭を下げた。「ありがとうございます」ザック、エナン、ダリル、ミーナの四人も彼女に続いて頭を下げた。「一週間じゃ」レムはニヤリと笑って、「一週間で基礎を叩き込むぞ。覚悟せよ」と、言いながら剣を鞘に収めた。「一週間でいいんですか?」「うむ。もちろん、うちに住み込んで徹底的に鍛えるのが前提じゃがな」「…なるほど」メディナは大きく頷いた。「それで宜しいか
    いっと さん作 [471]
  • クリスタルクラッシュ9―?

    「戦うんじゃよ。クリスタルクラッシュと」「…戦う…」ザックは微かに肩を震わせた。「…あれ?」ミーナは何かに気付いたような表情で、レムを凝視した。「どうした?」「さてはわしの格好良さに気付いたかの?」レムはニヤリと笑うと、剣を掲げてポーズを作った。「いえ、別に格好良さに気付いた訳じゃないです」ミーナはきっぱりと否定した。「おしいのお。この格好良さがわからぬとは」「お爺ちゃん、格好良いよ」女の子は椅
    いっと さん作 [443]
  • パラサイト

    序章 パラサイト。 それは突如現れた。 パラサイトは人間の内部に寄生し、人間のライフエナジーを食って成長する。 ほとんどのライフエナジーを食いつくすと、パラサイトは人間の内部から外に出てきて暴れ出す。 誰かの陰謀なのか、パラサイトたちの意志なのかは不明。 そのパラサイトを撲滅させるためのチームがあった。 名前はオーク。 今日もどこかで戦いの音がする。 そのたびに、悲しみにくれる人がいる。
    玲唯 さん作 [430]
 
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