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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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Reborn ― 2005・4
次第に緊張の度合いが高まり、心臓がバクバクいいはじめる。 「由美ちゃん?」 「うひゃい!」 しっかり声まで裏返っていた私にほほ笑みかけ、朝倉さんは到着を告げる。
朝倉令 さん作 [777] -
dis-[17]
祐希、紫穂の前についに肩を並べる瑞枝と怜子――。瑞枝「まず…何から知りたい?アナタ達の一番知りたいことから話すわ。」瑞枝は祐希等に提案をする。祐希「何って…何を聞きゃいぃのかゎかんねぇけど………それじゃ……なんで俺達は連れてこられたのか……?」おずと意見を述べてみる。そんな祐希をみて怜子が薄らと、祐希達の中の何を見据えているのかはわからないが微笑(ビショウ)した。怜子「いぃ線ね。」瑞枝「えぇ、
遥香 さん作 [340] -
Reborn ― 2005・3
「んーっ、そおだね…」 私は生返事をすると、テスト範囲をまとめたプリントに目を落とした。 今朝、夢に出てきたもう一人の私が『しおり』って言ってたよね?……… 授業は頭に入らず、素通りしていった。
朝倉令 さん作 [841] -
Reborn ― 2005・2
「由美ちゃん、もう20分早く起きれば …」 「いーってきまーす!」 ママのお小言を背に玄関を飛び出した私は、引っ越してから一度もお目にかかった事のなかったお向いさんの人影に気付いて、おはようございます、と慌ただしく挨拶すると、パタパタ駆け出した。
朝倉令 さん作 [723] -
ディフェンド ”戦闘開始!” 25
啓吾と舞が入り口へと入ると、そこはとても広く壁の色は褪せているところだった。 「何だ・・・?ココは・・・―――」 と、啓吾が言う。 「ようこそ・・・」 何処からか、男性の声が聞こえる。 「んっ・・・。誰だっ!」 啓吾が辺りを見渡すと、向こう側のドアから人が出てくる。 「ようこそ。第一の難関へ・・・。僕の名前は惷(しゅん)って言うんだ」 「難関だか知んねぇけどよー、そこを通せよ!」 「ダメだね・
梓 さん作 [333] -
Reborn ― 2005
「あの死神ルックはやめちゃったの?」 挨拶の後、アタシが尋ねるとクロガネさんは苦笑していた。 「あのコスチュームはですね、死者の皆さんに自分が死んだという自覚をうながすために …… まァ良いですが、相変わらずこちらのペースを乱してくれますねェ」
朝倉令 さん作 [831] -
Reborn ― 1990・3
「おねーちゃん、フレデリック(ショパン)さんのとこ行かない?」 天国にすっかり馴染んだアタシは、今日もひいひいお婆ちゃんのサヨさんを誘いにいった。 「おや、しーちゃんかい?また新作を聴きにいくんだね。 お前さん、本当にピアノが好きなんだねェ」
朝倉令 さん作 [920] -
キングダム 11
「すぐに子どもを除く住民全員で会議を行いました。現在10歳未満の子どもは男女併せて15人・・誰一人として犠牲に出来る子はいません。最初は町長である私の父が自らの孫・・・つまり私の息子をイケニエにと言いました。でも・・・そんなことは耐えられない。」エマの瞳から涙がこぼれた。サラやハレですら神妙な面持ちで見守る中、声を絞りだして続ける。「町民の皆さんもそんなことはできないと言ってくれました。それから
るぅ さん作 [450] -
ディフェンド ”城の内部へ” 24
「こ、これが・・・『レイーブの城』なのか・・・―――?」 「そうみたい・・・ところで、怜達を探さないとっ!」 「あぁ。分かってる。」 啓吾は、ポケットから無線を取り出して、自分の頭に取り付ける。右耳に繋がれているマイクから怜に言う。 「おい!怜。無事か?!」 すると、向こう側から怜の声が聞こえた。 『うん!大丈夫。そっちは?』 「あぁ。俺も舞も無事だ。それより、今何処にいる?」 『なんか、塔の
梓 さん作 [372] -
dis-[16]
祐希「…敵?」祐希はつぶやくようにして聞き返した。瑞枝「…言ったでしょう?神の、真の使い、“使真”さっきの街の異変の原因はソレだって。」祐希からの投げ掛けに対して瑞枝が答える。紫穂「原因って…‥敵って…」怜子「…神の降り立つまでの予兆、もしくは土台造りとアタシ達はみてるわ。なんであれ、ただ事ではないこと、アナタ達も先刻感じたでしょ?…そう。ただ事ではない…人類の、危機よ。」祐希「危機…」祐希は制
遥香 さん作 [349]