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現代★かぐや姫
その日は、綺麗な満月だった。今、月にはものすごくやんちゃな男子――いや、女子がいた。なぜ私が間違えたのかは、話が進めば分かる。 時は2006年―――。 「コラーッ!何をしてる!」 「いっけない!ぶつけちゃった!」 お城の中で元気に走り回る子が“かぐやひめ”実は話があると言うことで姫はこの国の王である父親の部屋にきたのである。そこで、持ってい
HAINE さん作 [622] -
ゲーム大好きお姫様っ!
「おおっ!」姫は鬼神の如き強さを見せ付け、観衆を沸かせます。敵ながら天晴れ、流石です!私は様子見のつもりで、ほとんど防御姿勢を取り続けていました。そんな私が逃げ腰に見えたか初心者見えたか、ヤジが飛び交います。「お〜い!初心者なら乱入すんなよ〜!」ふ…甘い…甘過ぎです!てめえら、この向かいに座っているお方を誰と心得る?!天下のエミル姫ですよ?!一回ぐらい勝たせてあげないと、可哀想じゃないですか!あ
たいち さん作 [383] -
ファンタジー2
まわりを見渡せば一面真っ白な世界。そこに赤い綿玉と男がいる。とうとう赤い男は私の目の前までやってきた。小柄だが吸い込まれそうな瞳をもつ青年だった。 私はまるで金縛りにあったように動けなくなった。 「3分前だ、急ごう!」 男がそう言ってがちがちに固まっている私の手に触れ
ゴルマ さん作 [368] -
ファンタジー1
そこにはなぜか真っ赤な風船があった。いや違う。何やら綿のような… 急に目の前の景色が変わり、驚いて飛び起きると、遠くの方に赤い一本の棒のようなものが見えた。いや違う、それは真っ赤な人だった。厳密に言えば、頭のてっぺんから爪先まで赤いシルクハット、スーツ、靴でめかしこんだ男だった。焦点があったところで、頭のなかは混乱しており、おったっていることしかできない。しかし男は
ゴルマ さん作 [420] -
ファンタジー
水曜日の正午、ひとり布団のなかでうつらうつらとしていた。具合が悪いわけではなく、いいわけでもない。ただ外に出るには、少しだるい。テレビもつまらないし、音楽を聴く気分でも…。 ひとり部屋のなかで夢現つ、ぼんやりしていると、どこからともなく声が聞こえた。 おーい、君、遅刻するよ!
ゴルマ さん作 [510] -
バスターズ!・第67話 「ジャイアントアーム?」
「ガッファ!!ガッファ!!」【ドスン!ドスン!】その図太い巨腕をブルンブルン振り回しながら、JAは龍一の元へと突進してくる。(やばい!‥どうする‥?どうする!?)「ガァァァァ!!」戸惑っている内に、JAは数メートル先まで近づいて来た。筋肉隆々な腕をおおきく振り上げている。「避けるしかねぇ!!」【ダンッ!】龍一は、右へと跳んだ。「ガフッ!」【ドゴォォンッ!!!】右へと跳んだ瞬間、龍一がいた辺りの壁
博上 文 さん作 [419] -
バスターズ!・第66話 「ジャイアントアーム?」
マウス、確かにマウスである。白い体、頭にある大きくまがまがしい牙を生やした口、さらに間接にも小さな口‥‥(こいつもさっきの奴と同じ‥‥)しかし、通常のマウスとは似ても似つかない部分が、一つだけあった。(でもなんだ!?あの馬鹿デカイ『腕』は!?)それはその身体の胴よりも図太く、長い、『巨腕』だった。まるで、肩に特大サイズの土管を二つくっつけたような身体をしている。「ガッフ!!ガッフ!!」【ズズゥン
博上 文 さん作 [436] -
隔離された人々?
優魔(ユウマ)は麻里を一瞥すると一瞬で姿を消した。瞬きする暇もない程の疾さだった。「消えた…」 麻里はぽつりと呟いた。優魔が姿を消してから麻里は清子に色々と聞いた。優魔のこと、この世界のこと、楓と清子のこと、そしてなぜ自分が此処にいるのか……清子は麻里の質問に対して順を追って説明すると言った。但し条件付きでだ…「どんな…条件?」 麻里は不安な表情で聞いた。「簡単な事よ。今すぐ現実の世界にいる孝弘
ユリア さん作 [412] -
隔離された人々?(続3)
優魔(ユウマ)という少年は清子に言葉を遮られて不満顔だ。「いいや違う。でもこの女の思考回路はどうなっているんだ?それに、清子もどうしてこの女に合わせる?お前はこの女と違って…」「ご用件は?」 清子はまた優魔の言葉を遮る。「……判ったよ」 優魔はぶっきらぼうに言うと「僕が此処へ来たのはこの女を見極める為だ」「やはり!!それで麻里ちゃんは?」「頭は悪いが素質は十二分にある」「本当ですかっ!?」「僕を
ユリア さん作 [401] -
隔離された人々?(続2)
「どっちと言われても…」 麻里は困惑する。「お前バカじゃねぇの」 不意に何処かから声が聞こえた。「初めからずっと聞いてたけど本当のバカだな、お前」 また聞こえた。しかし何処から聞こえてくるのか皆目見当もつかない。「優魔(ユウマ)様ですね。姿をお見せ下さい」 清子は畏まった。彼女の言葉に応じたのか一人の少年が姿を現した。先程まで麻里が座っていたベンチの後ろに立っている。「楓と清子の年齢差もそうだけ
ユリア さん作 [402]