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カオス オブ ディアボロス 〜炎の星〜?
?炎の使者の援護でなんとか互角に戦えているようだ・・・しかし、気を抜けば一撃でやられかねない強さだ。そう、今まで戦った相手の中で最強とも言える強さだった。振り下ろす剣は重く、唱える呪文は強力、打ち込んでも完全に受け流される。今までに体験した事の無い恐怖がじわりじわりと、胸の奥深いところから這い上がってくる感じがする。これが完全に頭まで上って来た時、それはどうなるか…それは自分にもわからなか
リョック さん作 [436] -
カオス オブ ディアボロス 〜炎の星〜?
扉を開いてみる。「ギィィィィ…」鉄の扉を開ける独特の音が静かな部屋に響く。暗い。そう思った。「なんて暗さだ…」「いや暗く思うだけです。目を閉じて『心の目』で見てみなさい。」(何だ?『心の目』って…)目を閉じた。自分が予想していなかった光景が目に入った。「こいつが、いやこの方がイフリス…」とてつもなかった。そうとしか言えない。目の前に映っているのは想像していたものとは全く正反対のものだった。「よく
リョック さん作 [497] -
カオス オブ ディアボロス 〜炎の星〜?
?中に足を踏み入れた。乾いた土が靴を白くする。歩くたびに、どんどん靴は白くなっていく。そう、こんな事を考えてしまうほどここには何もなかった。使者は一言「イフリス様を頼みます。」といったきり何も喋ってくれない。(インフェルノ…ここは何か危険な匂いがする…お前を使う時がやっと来たわけか…頼むぜインフェルノ。)(フフフ…まあ、我に任せれば恐いものは無いと思え。)「そろそろですね。」「何が?」「イフリス
リョック さん作 [463] -
カオス オブ ディアボロス 〜炎の星〜?
? あの戦いからどれ位の月日がたっただろうか。あの国を後にし、今は放浪の旅を続けている…あの戦いで、完璧なほどに圧勝した。それはそれでよかったのだが、自分は軍師と言う立場柄、そうは思えなかった。あの時ああしていれば、敵がこうした時はああすればよかったとか…後悔の念が、後から後からどんどん出てくる。戦争が終わったある日にキールは国を出た。理由は、戦いに勝ったあとの事後処理があまりにも多すぎた。その
リョック さん作 [505] -
カオス オブ ディアボロス 〜炎の星〜?
第4章炎の力関を越えた。どでかい扉がある。サスケは使者に尋ねた。「これってどうやって開けるんだ?」しばらく黙った。記憶のどこかから探しているようだ。「思い出した!この扉の開け方はその石、いえ、オーブをそこのへっこみに入れるんです。」それを聞いたサスケは早速布袋から出して入れてみた。しかし何か起こる気配は無い。「何にも起こらないぞ?何か違ってたのか?」「いえ、ここからが本番ですよ…呪文を唱えますか
リョック さん作 [471] -
カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?
?意識がどんどん遠くなっていく・・・目の前がかすんできた。だがまだ生きている。血を出しすぎた。「クケケケケ・・・もうお終いか?もっとその血が欲しいのだが・・・?」「うるせぇ…少し黙ってろ。今俺が本気出してやるから。」ペイルは、剣を鞘に収めた。そして、構えを取る。「俺の本業は暗殺術だ。この、水神流殺法術で決めてやるぜ!」エンパイアは少したじろいた。だが、気を持ち直した。「くけケケケ…俺の技をまだく
リョック さん作 [482] -
カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?
?ペイルは酒場の前を偶然だが通りかかった。「ドサッ!!」ものすごい音が響いた。音のほうを見ると女が一人倒れている。何かを悟り、気づかないうちに一心不乱に女のところへ寄った。「おい!女、大丈夫か!?」返事はないが、息はある。気絶しているだけだった。怪我はないようだ。ふと気づくと目の前にどでかい悪魔がたっていた。「何者だ?貴様。」「くっくっくっ。俺の名か?俺の名はエンパイア。魔王の一人だ・・・。」「
リョック さん作 [465] -
カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?
? 悪魔。そうとしか言えなかった。普通の魔物よりも力があり、どのモンスターよりも品がない。いや、これはれっきとした悪魔としかいいようのない形だった。目の前に悪魔がいる。実際は人間の形をした「邪神」なのかもしれない。「あ・・・あなたはいったいなぜこのようなことをするのです!?」やっと口が開けた。今まで金縛りにあっていたかのような感じだった。「くっくっくっ・・・この俺が何をしようとあんたには関係ない
リョック さん作 [470] -
カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?
?船から降りた。何週間ぶりの地上だろうか。港には、いろいろな店がたくさんあった。カツは降りてきてこの光景を見ると「わあ〜。すっごくたくさん店が並んでますねぇ。もちろん、いろんなとこに行きますよね?」「ええ。行こうとは思うけど私もいろいろ見たいものがあるからしばらく、別々に行動しない?」カツは少し考えて「いいですね!それで行きましょう。じゃあ・・・。」カツはあたりを見回している。時計を探しているよ
リョック さん作 [472] -
カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?
しばらく,船室で休んだ。ダルクが無理をして旅に出させてくれた。この旅を無駄に終わらすわけにはいけない。そう心に誓って出発した。しかし、この旅は何か嫌な予感がする。そう思い始めたのは今日の朝頃からだ。少し目を閉じた。いきなり大声で呼ぶ声に気づいた。船室の外に出てみると、あの少年がいた。「何でこんなところにいるのよ!」「何でだと思う?」「また、ダルクの仕業ね。もう・・・回りくどいんだから。最初から連
リョック さん作 [478]