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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • カオス オブ ディアボロス(chaos of  diabol's)

    プロローグこの世には人には計り知れないような力がある・・・そう・・・例えば「精霊」「魔法」「召喚」「神」「魔王」そして・・・人間それぞれの「可能性」・・・どれもこれも人間にとって計り知れないものである・・・ある日の事だった・・・たくさんの人間の憎しみや怒り、そして欲望が集まり「憎悪の核」ができたその「核」から、邪悪なる者は生まれた・・・その光景を見た、一人の吟遊詩人は恐ろしくもその感じたまま歌を
    リョック さん作 [630]
  • 隔離された人々?(続)

    「えっ…お祖母ちゃんとお父さんの事を知ってるの?」 麻里は目を丸くして言った。「当然です。楓さんと國弘さんは要注意人物ですからね」 兵士は「当然」のところを強調した。「要注意人物!?どうして?」 強調したところが少し気になったが麻里は構わずに次の質問をした。「やはり聞いてないんですね。なら別に知る必要はありません」 兵士は優しく言った。(あの楓が自分の孫に何もかも全部喋る訳無いか…もしこのガキが
    ユリア さん作 [528]
  • バスターズ!・第三十七話「キッカリ」

    勢い良く正門を抜けると、そこには幅の広い道路が横に走っていた。辺りを見回す。しかし、咲坂の姿は無い。龍一は時計を見た。約束の時間まで、もう一分を切っていた。(まだか・・・?)もう一度辺りを見回すが、咲坂はおろか、人っ子一人見つからず、辺りはシーンとしていた。(もう来ててもおかしくないはず・・・)そう思いながら、また時計を見る。10時まであと7秒、6、5、4、3、2、1・・・バヒュウンッ!!突如、
    博上 文 さん作 [515]
  • バスターズ!・第三十六話「罪人」

    足を止めた龍一の10?もない正面に、正門は静かにたたずんでいた。咲坂が普通の生活には戻れないかもしれない、と言っていたぐらいだ、あの門の前に出れば、きっと警察からは逃げられるだろう。しかし、それは自分が『人殺しです』と言っているようなものだ。龍一は後ろを振り向いた。こっそり忍び出てきた病院が一望できる。闇夜に白く少し横長にどっしりと構えたその建築物。その時の龍一にとって、それはまるで自分を勝訴に
    博上 文 さん作 [555]
  • バスターズ!・第三十五話「汚名」

    「ぶはぁっ・・・!!」龍一は止めていた息を一気に吐き出した。「はぁ、はぁ・・・」息はきれ、心臓は音を鳴らして拍動した。(あぶなかったぁ・・・)よろよろと立ち上がり、時計を見る。あと、三分。(はやくしねぇと。)龍一は音をたてないよう走った。病院のドアを押し開けると、100?程先に正門が見えた。急いで正門まで回りを警戒しながら走る。(よし・・・)辺りに、人気はない。走りながら、龍一はあることを考えて
    博上 文 さん作 [533]
  • バスターズ!・第三十四話「ギリギリ」

    出口を見つけたのはよかったが、そこに行くには一つだけ障害があった。(ナースステーションか・・・)出口までの通路にある十字路の一角がナースステーションになっている。龍一は壁に張りつく様にして十字路に近づいた。(何とかやりすごさないと・・・)ナースステーションをこっそりのぞき見ると夜勤の看護婦が二人、椅子に座っているのがわかる。「ねぇ、聞いた?」「うん、あの301号室の患者でしょ?」どうやら雑談をし
    博上 文 さん作 [607]
  • バスターズ!・第三十三話「逃避行」

    龍一は悔しかった。あれだけ仲のよかったアキラを殺され一番悲しんでいるのに、警察は自分をアキラを殺した罪人として逮捕しようとしている・・・龍一は警察の理不尽さに怒り、手紙をぐしゃぐしゃにしてごみ箱に叩き捨てた。(くそっ!・・・くそっ!)時計を見る、約束の時間まで残り二十分を過ぎていた。龍一に、迷っている暇は無かった。(警察がどう言おうと・・・知ったことか!)龍一は闇夜に紛れるため、黒い学ランに着替
    博上 文 さん作 [598]
  • バスターズ!・第三十二話「手紙」

    よく見ると、学ラン以外にも母が「必要そうなもの」と言っていたのに、病人には不必要な物がバックには入っていた。龍一がいつも着ている普段着、懐中電灯、手袋、帽子等・・・そして封筒が一つ入っていた。封筒に少し震えた字で「龍一へ」と書いてある。震えてはいたが、それは間違いなく母の字だった。(なんだ・・・?)右手が折れて使えないので、封筒を開くのも一苦労だった。封筒を開くと、中には手紙と現金が入っていた。
    博上 文 さん作 [538]
  • バスターズ!・第三十一話「ヘタレの度胸」

    「咲坂塔子・・・だったか?頼みがある。」頼むとは言っているが、その声はまるで脅しているかのようだった。「・・・言ってみろ。」少し考えて、咲坂は答えた。「俺をバスターにしろ。」「・・・・・・」咲坂は黙った。「どうした・・・答えろ!!」「・・・ヘタレにも度胸は有ったようだな。」咲坂はまた、龍一をヘタレ呼ばわりした。「ヘタレだろうとなんだろうと・・・俺は決めたんだ!!」ヘタレは強く言い返した。「二度と
    博上 文 さん作 [637]
  • バスターズ!・第三十話「連絡」

    (でも・・・どうする・・・?)決意を固めたはいいが、問題はどうやってバスターになるかだった。(やっぱりあの女に合わないと・・・)やはりそれしか方法はなかった。しかし、今度はあの女、咲坂に合う方法がわからない。龍一は冷静になって考えた。(何とか連絡がとれれば・・・連絡?・・そうか!)龍一は痛む体に鞭打ってベッドを降りた。左腕の点滴が邪魔だったので、口で配管ごと針を引き抜いた。「く・・・」抜くときに
    博上 文 さん作 [562]

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