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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

 
  • 君とあたしと誰かの絆

    ティナは紙袋をテーブルの上に置くと、外出用の服に着替え始めた。選んだのはうす茶のワンピースと七分丈のジーンズ。おろしていた癖の強い髪を上の方でツインテールにむすび、鏡の中の自分にむかって「よしっ」と掛け声をかける。大きく息を吸いこむと、思いきって家を出た。秋風がそっと頬を撫でる。ティナはぐっと唇を噛み締め、町中へ足を運んだ。すごい人の数だ。十四歳にしては小柄なティナは人ごみに流され、転びそうにな
    餅ねこ さん作 [772]
  • 光と闇の時代

    『敵は今もなお、我がアルベニア帝国の領土を目指して南下中であります。我々大3大隊はここ、ルシアン草原で敵軍を迎え撃つわけですが、今入ってる情報程度では数通りの策しか考案出来ませんでした。もし、敵軍が数万規模の数なら、第3大隊がまともに戦って勝利する見込みはまず無いと考えられます。また、我々がここで敗北したら、アルベニア帝国の首都まで防衛ラインは3カ所しかありません。防衛ラインも小隊程度の兵力で守
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 君とあたしと誰かの絆

    「ティナー、ティナー!」「はあい」ふと母に名を呼ばれ、ティナは急いで振りかえった。ガチャリとドアがあき、ミスティーが微笑をたたえながら部屋に入ってきた。「ティナもお祭り行けばいいのに。また家にいるの?」「うん……気分、のらないし」「ここ最近ずっとその調子じゃない。たまには外で羽をのばさなきゃっ。ってことでハイ、お使い♪」そう言うと、ミスティーは小さな紙袋を手渡した。ティナはうえっとしかめっつらに
    餅ねこ さん作 [808]
  • 君とあたしと誰かの絆

    町は異様ににぎわっていた。今日は年に一度の収穫祭。町中の店という店は今がかきいれどきと躍起になっている。そんな町の様子をティナはただじっと二階の自分の部屋から眺めていた。行きたくないわけでは無いのだが、どうしても行く気になれなかった。その理由はティナの父のことだった。ティナの父、アレックスは一年前にとある事件を起こし、刑務所に入っている。その事でティナは学校に行っていても常にいじめの対象だった。
    餅ねこ さん作 [991]
  • 光と闇の時代

    〔第1章 ルシアン草原の戦い《第二節・作戦会議》〕・・・作戦会議は慎重に行われていた。今日のこの会議が明日の戦闘の命運を決めるかもしれないからだ。会議の進行を進めているのは、偵察部隊長のラッセル・オリバンである。彼が率いる偵察部隊は主に敵陣の偵察、規模の把握などが任務であった。今回は攻城戦では無いので、偵察部隊の中ではラッセル1人しか作戦に参加していなかった。ラッセルは自分が考案した作戦をダラス
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    しかし、ダラスは戦争は数で勝利するのではなく長年の経験と戦略的行動が勝利を導く鍵だと知っていた。もしも敵軍の数が自軍より大勢いたとしても、ダラスには勝利する自信があった。第3大隊の野営地で兵隊達が夕食を取っている間、ダラス司令官を含める各指揮官達が数多く設営されているテントの中でも、ひときわ目立つ一番巨大なテントに集まっていた。明日の戦いの為に作戦会議を開いていたのだ。
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    また第3大隊の兵隊達も司令官を信じて、心から忠誠を誓っていた。ダラス率いる第3大隊はアルベニアの幹部から、直接命令を受けて、ルシアン草原へとやって来たのだ。戦いの相手はアルベニア帝国にひどく反対し続けるデルニア国の軍隊であった。デルニアは周囲の国々と反乱同盟を結んで、アルベニア帝国を敗北させようと企んでいたのだ。幹部からの命令内容は『デルニアの軍隊がルシアン草原を通ってアルベニアに南下中なので第
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    〔第1章 ルシアン草原の戦い《第一節・戦闘前夜》〕・・・『自由なる大地』の至る所で戦いが繰り広げられている中、ルシアン草原でも今まさに戦いが始まろうとしていた。南からアルベニアの軍隊が北上して来た。彼らは第3大隊に属する軍隊である。ルシアン草原の近くで野営地を設営し、テントで一晩明日の戦闘の為に備えていた。兵の数は総勢1000名、そのうち剣士が640名、槍兵が160名、弓兵が120名、そして騎兵
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    アルベニアは『自由なる大地』を統一させるべく、帝国と化した。アルベニアの幹部らは、軍事力では無く交渉によって大陸を統一させようとした。しかし、アルベニアの法律にひどく反対する国が名乗りを上げた。デルニア国である。彼らはアルベニアの和平持ちかけの言葉に対して、軍事力で答えを返してきた。その結果、招いたものは戦争であった。二つの強大な民族はたちまち戦いの場を広げ、周囲の民族らを巻き込んだ。そして、紀
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    〔プロローグ〕・・・時は紀元前1700年頃のこと。地球上に『自由なる大地』と呼ばれる大陸があった。大陸の面積はとてつもなく広く、様々な民族が暮らしていた。しかし、時代が流れるにつれて、各民族らも日に日に技術の向上や繁栄に力を注いでいった。そして、多くの民族の中で、最も規模の大きな民族が行動を起こした。その国の名はアルベニア・・・。
    コアラちゃん さん作 [0]
 

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