トップページ >> ファンタジーの一覧
ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
-
二人の姫と空の英雄7
クリスタルは、早速あの竜に言った。だがあんまり関係ない話をしたのだ。「あなたの名前は何?」竜は「グレイスだ。」クリスタルは「ねぇ、グレイスお願いがあるんだけど。レイがカイン達に倒されたのよ。お願い、生き返らせて。」グレイスが「あぁ分かった。」グレイスが呪文を唱えようとするとクリスタルが「待って!レイは、元、人間よ。そして何かの竜に頼んで操ってたのよ。1からやり直しよ。」グレイスは「大丈夫だ。操れ
ひびりん さん作 [419] -
子供のセカイ。171
機械的な口調で紡ぎ出された名前に、覇王は脳が煮えるような激しい怒りを感じた。なぜこうなることをもっと早くに予期しておかなかったのか。ラディスパークに潜む前支配者が企んでいることなど、一つしかないというのに。舞子は呆然とアリアを見ている。「ミルバの分身にやられたってこと……?」ミルバは三年前、舞子の手によって処刑された。正確には、そんな残酷な事はできない、と泣き言を言い出した舞子に代わって、覇王が
アンヌ さん作 [435] -
クリスタルクラッシュ4―?
「そちらのお嬢さんを引き渡してもらうわ」メディナはダリルの首筋に剣を当てながら、リリアを指差した。リリアは唇を噛んで、無念そうな表情で俯いた。「賞金稼ぎですか?」「そうよ」「どうやってこの場所を探り当てたのですか?」「安心なさい。兵隊にはこの場所を知らせていないし、その気も無いから」メディナはエナンの質問には答えず、リリアに向かって優しく話しかけた。リリアは僅かに安堵したような顔で、頭を上げた。
いっと さん作 [392] -
ほっぺキングダム 40 〜あなたはこの物語を読んでどう思いますか。 同情までしかできないと、諦めてしまいますか。 これで「家族」を考え直してください。〜
父親は金があるか必死に探していた。物をぶん投げたり、棚を倒したり…。もうお構いなしだった。家中に物の倒れる音が響く。「みんな…押し入れに隠れて。…でもすぐに見つかるか…」考えていたみーくんの前に有馬が立った。「有馬。離れたほうが…」有馬は首を横に振った。「今は、僕を守らなくてもいい時なんだよ?」それでも首を横に振った。「友達を放っておけない。」有馬はその一点張りだった。とうとう、父親が僕の部屋に
るー6 さん作 [368] -
ほっぺキングダム 39 〜新章突入?みーくんに家族なんてない…。笑顔が消えていくみーくんの真実〜
辺りは夜なので、真っ暗。小林くんちの庭に出た。「まだ寒いね…」おかたくは手袋をはめた。「とりあえず、これからどうする?」有馬が言った。「これからどうする?」は、グダグダな旅によく用いられるヤツだ。みんな覚えておこう!「とりあえず、家来てよ。」みーくんは2人を家へ誘った。「でも…親とかいるんじゃ…。」おかたくの心配はすぐに打ち消された。「親は今日は一日出かけてる。」「ラッキー!じゃ、行こうぜ?」有
るー6 さん作 [312] -
ほっぺキングダム 38 〜しのたくが残したもの…それは何にも変えることが出来ないものだった〜
有馬はKYなのだ。こういう事をすぐに言う。おかたくは下を向いてしまった。みーくんは口には出さないものの、有馬同様気になっていた。「おかたく…あいつは?」有馬は、おかたくに聞いてみた。もしかしたら、分かるかも知れない…と思ったから。「うん…。なんか…うん。」言葉に出来ないおかたくを2人は不安に思った。「しのたくの…魔術なのかな?」みーくんは、おかたくに問う。「きっとそうだよ。僕はしのたくの術で生き
るー6 さん作 [302] -
ほっぺキングダム 37 〜みーくんが伝えたかったたった1つの約束〜
みーくんとは思えないような低い声。「確かに、坂入くんは黒幕になった。でも、僕らの友達だった…。その思い出を忘れないでよ…?」「今は違うんだよ!」有馬は逆ぎれ。「じゃあ、今坂入くんを殺せるのかよ?」「あぁいいよ。あんな奴すぐに…。」有馬はすたすたと歩いていこうとした。「2人ともやめにしようよ。」おかたくが有馬を引き止める。「いいよ…。どうせ俺はバカだから…。」「とにかく、みーくんも落ち着こう?」み
るー6 さん作 [290] -
二等星の星 1stミッション2
久しぶりです、すいません、再開します……………………………スカイ「ここらへんで休もうか」レート「了解…」レート「スカイ…さんってどんな戦い方するんすか?」スカイ「僕の戦い方…すぐわらるよ」というと茂みから刀を持った敵が現れる…スカイが魔法を唱える『デス・アイス・ショット』敵の頭上から50?位ある氷が何個も降ってくる。レートの魔法の何倍も強い魔法だ敵は息はあるスカイ「急所ははずしました」 ・「く
橋 さん作 [606] -
クリスタルクラッシュ4―?
「私たち以外の誰かがクリスタルを奪った?」「はい」エナンは小さく頷いた。「相手が誰かはまだわかっていないようです。ただ、別の保養所が襲撃されて宝物が盗まれたという情報は確かです」「俺たち以外でもクリスタルの存在と在処を知った奴がいるという事か」ダリルは眉間にしわを寄せて、唸った。「この出来事で私たちは作戦変更を余儀なくされるかもしれません」「ど、どうして?」「相手の警備態勢がこれを機にもっと強く
いっと さん作 [397] -
子供のセカイ。170
覇王は動揺を隠しつつ、何食わぬ顔をして剣を鞘に納めると、カツカツと靴音を鳴らしながら二人に近寄った。すっとしゃがみこみ、舞子の肩に手を置く。「まずはこの者を回復させた方がいい。君ならできるだろう?」舞子はようやくそのことに気づくと、覇王を見上げ、ぎゅっと唇を噛み締めて頷いた。アリアの額の上に右手をかざす。そのまま顔の表面を撫でるように手のひらを宙にすべらせていくと、頬は元通りふっくらとした形を取
アンヌ さん作 [488]