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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

 
  • 死体放棄少女・二

    優子は電話を再開しようとして携帯を耳にあてた。プルルルルル・・・「優子〜今からカラオケ大会やるって〜!行こ〜!」人込みの中から友達が呼んだ。少し迷ったが、優子は呼び出し中の電話を切った。仕方ないなぁ・・・そう言い、携帯を閉じた。「やっぱり出ない・・・」再び橋本に電話をしていた優子は呟いた。カラオケ大会が終わり、一人で携帯に耳を押し付けていた。夕方になり、校舎の窓は眩しいくらい光っていた。「麻里
    黄粉 さん作 [748]
  • 学校の屋上の警察署 ―笑い影8―

    カッターナイフを強くにぎりしめ、「ナンデ?ナンデ?ナンデダヨ!!」佐藤の横で倒れている真奈に向かって突進してきた、「きゃぁぁぁぁぁ!!!」真奈は悲鳴を上げ頭を抱えて目をつむった、「真奈ちゃん!それじゃ自分守れないんだよ!!」佐藤が急いで真奈を守りに行ってナイフの前に自分の体を持って来て、真奈の盾になったナイフは佐藤の体に入っていたが佐藤の腹部からは血は出なかった。ナイフどころか山村のナイフをにぎ
    堀キコ さん作 [553]
  • 私・・・待ってるから・・・

    勇太郎が死んで一ヶ月が経った。勇太郎はとは私の彼氏の名前である。 まだ実感がない。 一ヶ月も前の事なのに。 今日も私は勇太郎の死を後悔して自分の部屋で泣いていた。ベッドの布団に顔を押し付けながら。だが不思議な事が起こった。 泣いていた 泣いていたもう何も考えられない・・・・ ガッ 不意にベッドを蹴ったような音がした。 勇太郎・・
    さん作 [922]
  • 学校の屋上の警察署 ―笑い影7―

    ピンポーン!!夕日が沈み、山村家のマンションは薄暗くとても静かだった。「“はい?”」スピーカーから山村の母が出た「高村です!!すいません忘れ物しちゃって!!」「“はいはい待ってて”」しばらくしてドアが開き、山村の母が出て来て どうぞ と言って家に入った。真奈は佐藤を担ぎながら山村の部屋まで行き、入った。「山村っ!!!」ノックも無しにいきなり入って来た真奈に驚き、勉強している手を止めた。「何だよ高
    堀キコ さん作 [449]
  • いま行くよ。

    あぁ・・まだまだやりたいことがあるのに・・・でも体が動かないならしょうがないかぁ・・・」もうじき僕死ぬのだろう また思い出すあの日死が僕の手を奪いさった・・・・そして僕の手は動かなくなった 一ヶ月も経たない間にこの有様だ 逢いたい人がいるのになぁ心約束した事があるのになぁ・・心の中で想う。健康で幸福な人達のことが羨ましい・・・・・・・ 湧夜 
    三尾 さん作 [822]
  • 死体放棄少女

    最近橋本麻里奈の学校にくる回数が減っている。教師家に訪問してみるが、鍵がかかっていていないのだ。そんな橋本の欠席を、橋本の一番の親友の佐藤優子は悲しんでいた。電話をかけるが、声には元気がなく、欝状態のようなのだという。「麻里奈来ないね〜」いつしかそれが優子の口癖になっていた。そして友達に「また言っている〜」と言われるのだ。電話で、文化祭までには来てね!と言ったりして励ましたのだが、一向に来る様子
    黄粉 さん作 [766]
  • 一週間 最終章 クチズサミ 14

    『菊枝さんが…それじゃあ、早苗さんに歌を教えたのも、歌わせてこいつを蘇らせるため…日記も、自分が死んだ後も蘇るよう、導くために細工したというのか…我が子と孫なのに』流れ込んでいたポリトフスキーの意識は消え、祐輔の意識も消えようとしていた。『もう、どうだっていい…悠子の死の真相も分かったし…あれ?…大林教授は歌を口吟んでいなかった…そうか、悠子が聞かせていた相手が教授…だとしたら、歌を聞くだけでも
    伊守弐ノラ さん作 [429]
  • 一週間 最終章 クチズサミ 13

    菊枝は、歌を書き終えるとまた穴を抜けて岩壁の道をつたい、山道から雑木林へと家に向って歩き出した。駆け出すこともなく、ゆっくりと。家に着いた菊枝は、母親が軟禁されている二階の部屋へと階段を登る。途中、ポリトフスキーが話をしたいと見張りから聞かされた父親が、話など無いと憤慨している声が聞こえてきた。菊枝が洞窟で起きた事を話すと、母親は狼狽して窓から飛び下りた。そして足を痛めながらも洞窟へと向う。菊枝
    伊守弐ノラ さん作 [397]
  • お伽話・第一話「狼と七匹の子ヤギ7」

    ―――俺はヤギに殺される純太の頭には、その一言が響いていた。「純太?」朝陽が話かける。その時純太はハッとなった。「そういえばお前ヤギの肉食べたって言ってなかった?」朝陽は、何故そんな事を聞かれるのか分からなかったが、「うん」と答えた。その瞬間、純太の顔は驚愕に変わった。「で、他にヤギの肉食べたヤツはいるのか!?」朝陽は怒鳴りながら肩を掴まれ、驚いた。「いない、けど?」顔を引き攣らせ答える朝陽。「
    黄粉 さん作 [554]
  • 一週間 最終章 クチズサミ 12

    「ごめんよ、ごめんよ…」 ポリトフスキーは、呆然とする幼い祐輔と悠子に何度も謝った。『そうだ…俺はこいつに出会っていたんだ』「頼む…今の歌はもう歌わないでくれ…私が私でなくなるから…同じ過ちをまたしてしまった…菊枝」そう言ってポリトフスキーは消えていった。 『俺と悠子を見て、こいつは菊枝さんを思い出しのか…』また場面は変った。今度は同じ洞窟で、ポリトフスキーが覇気の無い顔をして一週間の歌を口吟ん
    伊守弐ノラ さん作 [394]
 
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