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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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MB5
大和だけじゃない。MB経験者全てに大和と同じ現象が起きていた…。生徒1「あ"あ"っ!!誰か助げでぐれ"ぇ!!!HPがっ…、HPがなくなるぅぅっ!!頭がおかしくなるぅぅっ!!!!あ"あ"あ"あ"っ!!!!!!!!」クラスのほとんどの人間がおかしくなっていた…。千晴は大和を失ったことで落ち込んでいた…。大和は専用の精神病院に運ばれた…。当然のことだった。大和「ー千晴ぅっ!ちょりーっす!」千晴は大和と
アスク さん作 [628] -
コドモノウタ
雨だ。霧雨のような、細く柔らかい初夏の雨。スーツに染み込んできて歩みを重くする。会社帰り、僕は人通りの少ない路地を進む。死んだように静かな夕暮れ…雨のせいで家並みまで灰色にみえる。前方に自動販売機が、白く輝いていた。喉は渇いていなかったが無機質な明かりに惹かれる虫のように、僕は近づいていった。雨に洗われたディスプレイ。傘をさしていない僕が見つめ返している。ふっとその奥に映る、電話ボックスが目に入
ゆうこ さん作 [693] -
学校の屋上の警察署 ―笑い影4―
夕日が山村の部屋を橙に染めていた。その橙の空間で山村は寝ていた体を起こし、ふぅっと息を吐き、携帯電話を取り出し電話をかけた。夕日に照らされ出来た山村の影は笑っていない。トゥルル、、トゥルル、、微かに聞こえる呼び出し音、何コールかして誰かが出た、「“もしもし”」少し低い青年のような声、「あっ山村です。上手くいきましたよ」「“マジで!?サンキュー山村ちゃん、じゃあこれからは僕に任しといて〜”」興奮し
堀キコ さん作 [501] -
お話ししましょ case2
ムカツクんだよ。てゆ〜か何偉そうに語ってんの?マジうざいし…。いつも私は叫んでいる心の中で…。決して口には出さない。どんな時も平然と笑顔で振る舞う。彼女は一応友達だから争い事が嫌いだから私が我慢すればその場は上手く収まるから「ねぇ、あんたって何でそんなトロイのよ? マジで使えない奴っ。死んだ方いいんじゃな〜い?」我慢…。我慢我慢我慢我慢我慢…。彼女の言う事聞えない。我慢我慢我慢我慢我慢…。「ちょ
レオン さん作 [519] -
お伽話・第一話「狼と七匹の子ヤギ4」
麻美は、ドアを思い切る閉めた。「純太!起きて!!私達ヤギに殺されちゃう!!」麻美は叫んだ。その時、ドアノブが下に下がり、扉が開いた。「いやああぁっ!!」麻美の叫び声で、純太は目を覚ました。「どうした!?」目覚めた純太の目の前には、恐怖に顔を歪め、床に座り込んでいる麻美と、ドレスを着て二本足で立ったヤギがいた。まるで童話に出てくるような格好をした・・・「麻美・・・、何、こいつ・・・」純太は震えなが
黄粉 さん作 [589] -
お伽話・第一話「狼と七匹の子ヤギ3」
まだいる・・・?麻美は、窓からアパートの向かいにいるヤギを見下ろした。相変わらずヤギは地味な色のドレスを着て、真っ直ぐ前を向いている。「なんなの?だれかのコスプレ?」麻美は不思議に思った。だが、不思議よりも恐怖の方が大きかった。単純なモノなのに恐ろしい・・・何が怖いよ・・・ただの着ぐるみじゃん。恐怖を押し潰し、麻美は注意しようと外に出た。ガタガタガタッ階段を下り、ヤギのいるほうへ。「あの、そんな
黄粉 さん作 [460] -
一週間 最終章 クチズサミ 11
最初は牛嶋だった。車に飛び乗って、牛嶋はパソコンを膝の上に置き、歌詞を見ながら一週間の歌を口吟んでいる。『やはり大林教授は、研究のデータをパソコンに入れてたんだ…牛嶋、そんなメロディーじゃないぞ…』歌を終えた時、ハンドルとペダルの間から怪物の手がパソコンを払い退けて、牛嶋の腹に食らい付き腸を引っ張り出した。しかし、牛嶋が悲鳴をあげてハンドルを切って事故を起して息絶えると、怪物の姿は消えていった。
伊守弐ノラ さん作 [419] -
お伽話・第一話「狼と七匹の子ヤギ2」
二人は、やっと大量の肉を食べ終えた。「純太〜、すごい美味しかったね〜」上機嫌な麻美は、窓から外を眺めながら言った。しかし、返事がない。純太は眠っていた。「寝てるし・・・」麻美は呆れた口調で言った。起こそうとはしたものの、すっかり眠りの国に落ちた純太は、起きることはなかった。麻美は仕方なく、一人で片付けに取り掛かることにした。「汚い・・・」焼肉の残骸を見て、片付ける気が失せた。油は洗うのが大変だか
黄粉 さん作 [510] -
宙に浮く首 7
結局変わった事は起こらなくなったが、最近あの首が夢に出てくるようになった。 あの首は俺に何かを訴えているのだろうか? 俺はその首が夢に出てきてから毎日「今日も夢に出てくるのかなぁ」と思いながら眠りにつく。予想通りあの首が出てくるけどあの時のような恐ろしい形相はしていないのだ。かといって優しい顔をしているわけでもない。どちらかと言うと寂しそうな顔をしているのだ。 いつ夢でみてもだ。 ー続くー
玲 さん作 [441] -
お話ししましょ case1
ねぇ、信じてる?今の話し本当なんだよ!えっ?何でなの?どうして信じてくれないの?私は嘘なんか言ってない!!お願いだから分かってよ!!そんな目しないで…。そんな目で私を見ないで。聞きたくない。聞きたくないってば…!!!だから…貴方はもう死んでるの。死んじゃったんだよ?だから一緒には行けない。
レオン さん作 [522]