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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 私の地獄・貴方の地獄−第三話

    新婚旅行は河口湖に1泊なんて、最近にしたら有り得ない。でも、文句一つ言わなかった。ただ、湖だけを見る1泊だったけどあんたに文句一つ言わず、費用も全て私が出した。愛情が憎しみに変わるのなんて、本当に一瞬の事なのね。今の私にはあなたを愛していた日があった事すら嘘のようよ。あなたが私を裏切って浮気なんかした日から、私の毎日は地獄に変わったのよ。毎日まだ裏切っているのか、毎日仕事は本当なのか。疑いながら
    あきは さん作 [383]
  • 宙に浮く首 5

    もの凄い形相で俺を睨んだその首はスーッと空中を移動して俺の目の前まできた。「早く気絶して、この場をやりすごしたい!!」とか「誰か気付いてくれ!!」など色々考えてる内にその首が俺の胸に首を置いた。下から俺を見上げて「クククク」と笑っている。やがてその首はドーン、ドーンと俺の胸を意気よい良く弾みだした。物凄く気持ち悪かったが、金縛り状態になっている俺にはどうすることも出来なかった。だがそこに階段の下
    さん作 [392]
  • 死体処理少女・完

    今日も長い一日が終わった。下校する生徒。冗談を言って、笑い合う生徒。皆幸せそうだった。まるで、昨日の撲殺事件はなかったかのようだった。その学校の生徒の一人、橋本麻里奈は、友達と一緒に下校していた。「麻里奈、三年の先輩、昨日から行方不明になってるの知ってる?」「あぁ・・・、知ってるよ。」麻里奈は、溜息混じりに答えた。「麻里奈あの先輩と付き合ってたでしょ?」「え〜付き合ってないよ!たまたま仲良くなっ
    黄粉 さん作 [633]
  • 死体処理少女・八

    「私は、両親から暴力を受けていました。この傷も。」橋本は掌を見せた。カッターで切ったかのような、深い切り傷があった。「それ・・・、親に?」ひどい、ひど過ぎる。虐待だ。「だけど、次の日には、両親は私に暴力を振るったことを謝っていました。」下を向きながら、橋本は言った。「たまたま二人とも、精神が不安定で・・・無意識に私でストレスを解消していたらしいです。」裕也は、もう彼女にかける言葉がなかった。「・
    黄粉 さん作 [655]
  • よく見たら

    パンダが15匹。人は108人。狭い体育館に放り込まれました。ちなみにパンダは肉食。容赦なく人を補食します。ばくり、ばくり。むちゃり、むちゃり。ぱきり、ぱきり。辺りに漂う鉄とリンの臭い。きっと血と骨の臭いだ。食べたそばからパンダが排泄してる。交尾もしてる。なんだ、よく見たら人間と同じ事をしてるだけじゃないか。
    イエク さん作 [850]
  • 流出

    ネットのコミュニティー掲示板で出会った仲間と会った。仕事の事情で3人が集れず、結局集合場所にやって来たのは、私と20代の地味な男だけ。とりあえず、喫茶店に入り色々話す。二人だけじゃって事になり、2時間程で解散。その際に、メアドしか知らなかったので番号交換する事になったんだけど、その男は自分の番号を私に教えると、私の番号を聞かずに立ち去ろうとする。「ねぇ!!私の番号教えてないよ?」「大丈夫!!知っ
    レオン さん作 [1,030]
  • 死体処理少女・七

    昨日の橋本の言葉が頭を離れなかった。明日学校で・・・。気になって気になって仕方なかった。結果、寝不足になった。眠くて学校に行きたくなかったかが、橋本の事が気になったので、行くことにした。昨日、扉越しに聞こえた橋本のかすれた声。あの時、橋本は泣いていたのか?しかし、今の裕也には分からなかった。―――だが、それが今日わかるのだ。裕也は、すっかり机の上で居眠りをしかけていた。「田口、昨日眠れなかったの
    黄粉 さん作 [580]
  • 死体処理少女・六

    「お前、一体何者なんだよ!」裕也は怒鳴ってみた。それは奴の正体を突き止めるためにしたことだった。「私はただの人間ですよ。」橋本はそう言った。腹が立った。怒鳴られたにも関わらず、平然とする目の前の殺人者に。「お前ぇっ!うわっ!」裕也の叫びと、紙のバサッという音が重なった。橋本がいきなり新聞の記事を差し出したのだ。「何・・・・?」橋本は、目で、「読め」と言っていた。とりあえず、裕也はその記事を読んで
    黄粉 さん作 [578]
  • 五右衛門 後日談

    これは後日談なんだけど、Cは首吊って死んでたのに、警察の検死結果は"ショック死"だった。何かあって、ショック性の心臓発作で死んだ後に、誰かが首吊りの様にCを吊り上げたんだろうと…。それで、事件性が高いって事で警察も色々調べ出した。あの時一緒だった俺らも、詳しい事情を聞かれた。俺はあの時見た"五右衛門"の話しをするべきか迷ってたんだけど、どうせ信じて貰えないと思って話さなかった。警察署にBと呼ばれ
    レオン さん作 [526]
  • 死体処理少女・五

    夕方、学校が終わり、裕也はさっそく橋本の家に向かった。きっと橋本が女子生徒達を殺したんだ・・・。苛立つ気持ちを引きずりながら、裕也はやっと橋本のアパートの前に来た。ピンポーンインターホンを押した。「・・・・・」しかし、返事がない。「橋本?」とりあえず扉をあけてみた。「誰ですか?」そこには、橋本がいた。普段着だと、さすがに雰囲気がちがった。「あ、先輩ですか。こんにちは。」素っ気なく答えると、橋本は
    黄粉 さん作 [576]
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