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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 死体処理少女・四

    今日も再び朝が来た。「おはよー」学校の前では、生徒達の無駄話や、話し声で騒がしくなっていた。そこに、友達の隼人が走って来た。「あ、田口、ちょうど良かった。知ってっか?七海ちゃんと斉藤、昨日の夕方から行方不明になってるらしいぜ。」裕也は一瞬ギクッとした。「へぇ、やばいな。二人とも拉致られてたりしてな。ハハ・・・。」まさか自分が埋めたなんて言えなかった。その時、後輩の女子達が横を通った。「あれ?麻里
    黄粉 さん作 [711]
  • 死体処理少女・三

    「私、人を殺した事があるんです。」最初、裕也は意味が分からなかった。殺した?誰を?目の前にいる、ごく普通の高校生。彼女は殺人行為をはたらいたことのある人間だった。「嘘だろ・・・?」しかし、橋本は無表情で裕也を見返すだけだった。「早く埋めないと見つかりますよ?」その言葉を聞いて、裕也は我にかえった。「・・・うん。」ただ二人は、黙々と、暗くなるまで穴を掘り続け、遂に人二人が入れるくらいの穴ができた。
    黄粉 さん作 [586]
  • 五右衛門 最後

    俺は指差した方見て、震えた。Cの首にはCがしていたベルトが巻かれてて、天井の水管から首吊りの形でぶら下がってたんだ。「うわぁぁぁ」俺らは叫びながらトイレから飛び出して、暫く固ってた。とりあえず、警察に連絡して公園の街灯下のベンチに座って警察が来るのを待った。B 「何で?何があったの?マジあれ五右衛門だったんじゃ…」俺 「辞めろよ。そんな訳ない」その時、俺は見てしまった。トイレからゆっくり出て来
    レオン さん作 [547]
  • 五右衛門 2

    友B 「つまんねぇ〜な」俺 「だから言ったろう」と期待外れな結果に、不満たれていると急にCが真顔になって友C 「し〜っ静かに」って言い出した。俺とBが顔見合わせて黙ると、遠くからキーキーって何か金属を擦り合せた時みたいな音が聞えて来た。まぁ、駅裏って立地だし何かの工事の音だろうとか思ってたんだけど、その音が徐々に近寄って来る。気味悪くなって、周り見渡すけど、特に何も居ない。友B 「そろそろ帰るか
    レオン さん作 [525]
  • 逃走しなくちゃ

    暗い夜道を歩いていました。僕は、歩いていました。後ろからは羽の生えたクジラが追ってきています。追いつかれると死んでしまうらしいです。だから僕はひたすら逃げます。途中足を怪我した老人が座っていました。僕は横目で走り去りました。しばらくすると後ろの方で老人らしき悲鳴と骨や肉が擦り切れる音がしました。僕は走るスピードを一層早めることにしました。(続く)
    イエク さん作 [699]
  • 五右衛門

    俺の住む小さな町には、都市伝説の"口裂け女"に類似した話し"五右衛門"が学生達の間で広まっていた。その内容は、雨の日の夕暮れに一人で歩いていると、「すいません」と後から弱々しい男の声がする。振り返ると、身長2mあるんじゃないかという大男が、傘もささずにずぶ濡れで立っている。ビックリして固ってると、その男はこう言うんだ。「オイの姿はそんな醜いか?」この時、男は顔を俯かせていて、しかもセミロング程
    レオン さん作 [577]
  • 奇妙な時空−第15話

    夜更けにうとうとまどろんでいる、と窓の外から何かが聞こえた。にぁあぁ〜んどうやら窓の外に猫がいるみたいだ。猫も恋の季節とみえて、何だか沢山いるようだ。にぁあぁ〜ん、にぁあ〜ん、にぁあぁ〜ん何時まで経っても泣き止まない上に、何だかどんどん増えてきたような気がする。ふにゃあぁあーんぎゃあああー聞いてるうちに違和感を感じ始めた。泣いた後、一瞬息を飲むのだ。まるで人間の子供みたい…。にぁあぁ〜ん、ふにぁ
    あきは さん作 [377]
  • 学校の屋上の警察署 ―笑い影3―

    「お前、、、何やった?」佐藤が真剣な顔で山村に聞いた「、、、知るかよ、」山村がふて腐れたように言った「お前、このままじゃ笑い影に体温奪われて死ぬぞ、早く何したか言えよ」佐藤が山村を説得する、「うるせぇ!うるせぇ!!うるせぇよ!!俺は何もやってねぇよ!!」そう言って山村は布団を頭まで被り、何も言わなくなった、「あっそ、分かったよ。」佐藤はそう言うと魔玉を取り出し口に入れかみ砕き、「ラファエル、」と
    堀キコ さん作 [552]
  • 死体処理少女・二

    橋本と裕也は、死体を運ぶことにした。「じゃあ、運びますか。」誰もいない校舎から出て、人気のない道をしばらく歩くと、汚いアパートがあった。その部屋には、「橋本」と、いう札があった。「まさか橋本、一人ですんでるのか?」裕也は斉藤愛菜の死体をおろしながら言った。「・・・両親は、行方不明なんです。」それにしては、あまり悲しそうではなかった。「入っていいか?」ドアを開けると、きれいに整頓された部屋があった
    黄粉 さん作 [717]
  • 一週間 最終章 クチズサミ 7

    「祐輔くん?…まさか、祠の中に遺体が有ると言うのか…」「違います…春樹さん、この祠退かすの手伝ってください」祐輔は、洞窟の突き当たりに建てられた、小さな祠の屋根の辺りに手をかざしたと思ったら、いきなり祠を動かし始めた。「祐輔くん!この祠はポリトの霊を鎮めるために必要なんだ…止めなさい!」「だから…彼を鎮めるためには、祠が邪魔なんです」「何か分かったのか…」春樹は半信半疑で祠の元へ歩み寄り、祐輔と
    伊守弐ノラ さん作 [402]
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