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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 死魂歌(シコンカ)

    まずこの事からそこに何かあるのだ、と考えるのが妥当だろう。警察も北海道と青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島に優秀な警察官を二人ずつ派遣した。まず考える事は何故北海道、東北に被害者が多いのか?派遣された警察官達もそれが気になっていた。そして岩手にその答えがあった。まず岩手には何があるのかというのを考えてほしい。多分平泉が有名だろう…平泉といえば奥州藤原氏だしかし、義経も平泉に逃げ死んでいる松尾芭蕉
    さん作 [592]
  • MY、スイートホーム

    私には家族がいる。妻の里沙と愛らしい盛りの娘、真奈。里沙は今だに魅力的でいつも優しい笑みを湛えて私を見送ってくれる。真奈は、たどたどしい言葉ながらも、一生懸命私に話し掛けてくれる。私達は幸せを絵に書いたような一家だ。私はその日も、いつもと変わらず会社に出かけていった。もうすぐ真奈の二歳の誕生日だ。何をあげよう…そんな事を会社の中でもつい、考えてしまっていた。そんな時、会社の同僚は妙に気を使うよう
    ゆうこ さん作 [711]
  • ねぇ、あなた?

    「ねぇ、あなた?今日がなんの日か知ってる?」「え…?」妻が僕にたずねてきた。 「帰ってきたら私からサプライズがあるからね」「…ああ…ありがとう」今日…ってなんの日だ…?考えてもわからなかった。僕は家に帰る。「…ただい………うわあああああ!」妻に殺された。ああ…今日は僕の命日だったんだなあ。
    ゆい さん作 [802]
  • アリスとアリス 2

    「アリスッ!良かったあ!来てくれないかと思ってたよ〜」「何それ〜!」トン、トン、トン…ゆっくり階段をのぼって行く。一段一段のぼるたびに、アリスは怖くなっていった。「…アリス……怖いね…」「うん…」「ここだね」「うん…じゃあアリス、私からやってみるね」「…うん」彼女は自分だけ鏡にうつると、ケータイのボタンを震える指で押した。不気味に静まりかえった階段に、《プルルルル…》という呼び出し音が聞こえて来
    ゆい さん作 [569]
  • 疑心暗鬼

    何事もなく平然とした日々は僕にとって苦痛だった。映画やゲームやアニメでは常に予測できない出来事が起き、毎日が楽しそうだ。しかし、現実はつまらない…学校の往復で家に着いたら寝るまでインターネットをして、休日は家でずっとゲーム。その繰り返しだった。友達がいない分けじゃない…一緒にいてもつまらない。だから外で遊ぶなどと言う事はなかった。ある日、学校が終りいつものように通いなれた家までの道のりを歩いてい
    オールマイティー さん作 [789]
  • 処刑生徒会長第五話・実質21

    そこは無秩序と混沌の支配する場所だった。全ての法規も統制もそこでは無視されていた。打ちっぱなしのコンクリートは無惨に荒れ果て、いたる所がひびや落書きに覆われている。構内や廊下にはゴミやスチール缶が散乱し、一枚とて割られていないガラス窓は見当たらなかった―\r私立2T学園―ここが都内最悪の不良校だ。まだ正午を過ぎた辺りだったが、分厚い曇空が太陽を遮り、一帯は薄暗かったが、例え晴天でもその校舎の荒廃
    まっかつ さん作 [629]
  • 赤赤

    ボクの右手には、真っ黒な拳銃。 ボクの左手には、真っ白な拳銃。 黒の拳銃は罪人を殺し、白の拳銃は聖人を殺す。―――今日は、黒い拳銃だけ。 罪人を殺すのは、とっても楽しい。 人差し指を曲げると、すぐにパァンと音がする。 その音は、ボクが罪人を殺している証拠。「やっ、やめろ!やめてくれーーーッ!!」 怯えた目を見ながら、ボクはクスクスと笑った。「なに言ってるの?」 罪人のこめかみに拳銃を突き付け
    BgwP←/DIe さん作 [609]
  • アリスとアリス

    「ねぇアリス!この噂知ってる?」「え?何の噂?」「うちの高校の校舎の中央階段あるでしょ?あそこの踊り場の鏡の前に立って真夜中の12時に自分のケータイに電話かけると鏡の中の自分に繋がるんだって」「へぇ…」不鴫乃アリス。高校2年生。基本的にこういう噂はあまり信じないマジメタイプの女の子だ。「アリス。今思ったんだけど、この噂アリスがやったらまるで《鏡の国のアリス》みたいじゃん。試してみたら?」「それさ
    ゆい さん作 [760]
  • 苦悩

    貴子は怯えていた。また激しくサカリのついた奴らが貴子を犯し始める。もうッ!もうやめてッ!!貴子は涙を流しながら懇願する。透明な汁があふれる…貴子の体は、奴らを拒絶し抵抗しながらもしっかりと感じている…抗うことは許されない……これは貴子の宿命なのだから。なおも奴らは攻めてくる…貴子はグチャグチャになりながら、紅く充血している自分自身に驚き、恥じらいすら感じていた…しかし…ついに…奴らの執拗な攻めで
    ダイ さん作 [587]
  • 死魂歌(シコンカ)

    それから1年がたった。死魂歌の被害者は世界各国で増え続けていた…警察は死魂歌の存在を認めず何かの感染病だと発表した。感染病(死魂歌)の本部が日本の東京に置かれた。死魂歌の被害が多いのは北海道と東北地方だった。続く…
    さん作 [518]
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