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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 音がする

    音がする。軋むような、引っかくような嫌な音が。私は寝られない。横にいる妻にはやはり聞こえていないのか。朝になり、私は妻に聞く「昨日、例の音がしたがきいたか?」「聞いてないわ。あなたったら疲れているのよ」答えは同じだ。疲れている。気のせい。あげくには精神病じゃないかしら…。おかしい。いやおかしいのは私なのか…?その考えは何より恐ろしい。青ざめた私を見て、妻の唇にうっすらと笑みが浮かんだのは…気のせ
    ゆうこ さん作 [1,075]
  • 処刑生徒会長第五話・8

    『梅城会長!あんたの話は良く分かった!!』『俺達も協力するぜ!!』『だから辞める何て言わないでくれ!!』『戦争は恐いけど私も賛成するわ!!』『本当、レイプとか拉致とか絶対許せない!!』『ああやってやるさ!不良が何だってんだよ!!』『ここで第一中学校を見捨てる分けには確かにいかないな』『ここまでやって来た改革だ―最後までやり遂げようぜ!!』『あんな鬼畜集団だからな。いずれは俺達を襲い出すかも知れな
    まっかつ さん作 [673]
  • 処刑生徒会長第五話・7

    唯一の光源が消され、再び完全な暗闇に満たされた体育館はそこに1000人も居るとは思えない程に静まりかえっていた。そこへスポットライトがぱっと付き―それは演壇に向けられた。『皆さんこれでも無関係と言えますか?』強烈な灯りと1000人分の視線を浴びながら、梅城ケンヤは語り出す。考え抜かれた演出だ。『この様な強姦魔が、殺人鬼がここからわずか20kM南に、隣接した区にいるのです、しかも800人も!!』演
    まっかつ さん作 [594]
  • 眼(ガン) ?

    それに対して恐怖感はまったくなかった。だってユラユラ揺れる姿は幻想的で神秘的で美しかったから。私はそれを見る度にあの日の両親の姿を思い出した。きっとあれは両親の姿なのだろう。一人この世に残してしまった私を心配して出て来るのだろう。私はそう自分に言い聞かせていた。でもそれは間違いだった…。
    レオン さん作 [442]
  • あなたへ

    あたしは、愛していた…あの人を、誰よりも。それこそ死ぬほど。あの人は、あたしの想いに戸惑っているみたいだった。怪訝な顔であたしを見つめ返し、首を傾げる。まるで何を見ているのかわからないみたいに。そんなこと決まってる。あたしはあの人の全てを見ていたい。仕事をしている貴方。電話をする時、長くて細い指先が書類を叩く。嫌なことがあると眉をひそめ、嬉しいことがあると子供みたいに微笑む。ああ、あなたが好き。
    ゆうこ さん作 [840]
  • 屍病院

    目が覚めると私は、病院のベッドに横になっていた。 「私・・・なんでこんなとこにいるの?」 暗い個室の病室で私は独り言のように呟いた。 「私は誰?なんで病院にいるの?」 突然自分が誰だか分からなくなった。しばらく、パニック状態で泣き叫んでいたが、軽い記憶喪失だと自分に言い聞かせ、落ち着きを取り戻した。ところでここはどこの病室なのだろう?やけに暗い。窓もな
    黄粉 さん作 [720]
  • 死魂歌(シコンカ)

    第1章−事件の幕開け−「フー、テストやっと終わったねー。」「だねー、テストどうだった?」「まぁまぁかなぁ?(笑)」「うちもー。」「ねぇ、久々にカラオケ行かない?」「いいねぇ。」「楽しかったねー」「うん。ってもうこんな時間!?」「ほんとだぁ、やばい怒られる。」「だね、急いで帰ろう」「うち、こっちだから、またねー」「学校でね」「友達いたから、平気だったけど結構怖いな」時は10時をまわっていた。「絶対
    さん作 [605]
  • おいっ!

    おいっ!おいっ!おいっ!男の声で目が覚めた。誰かがさっきから呼んでいる気がする。眠い目を擦り辺りを見渡すが…当然誰もいない。だって俺は一人暮らしきっと夢だったんだ。また寝ようと横になった時だった。おいっ!男の声が今度は確実に聞えた。つーっと変な汗が額を流れた。誰かこの部屋にいる…泥棒!?心臓がバクバクして動けない。落着け落着け落着けと自分に言い聞かせる。近くに何故かあった金槌をギュッと握る
    レオン さん作 [823]
  • 眼(ガン)?

    それはいつでもどこでも現れる。ユラユラとまるで蜃気楼の様に。学校の帰り道お風呂場街角目を擦ってみてもホッペタを抓ってみてもそれは夢や幻なんかじゃなく確実に見えていた。でも私はその事を誰にも話さなかった。頭がおかしくなったなんて思われたくなかったから。
    レオン さん作 [491]
  • In The コタツ。

    「あんた、いい加減にしろよ。」「何がだょ。」「とぼけるな。その首絞めてやろうか?」「ま、待て待て!何のことだょ!だぁぁー!!絞めるな絞めるなッ!」ギリギリギリッ「し、死ぬかと思った・・・・;;」「いいか、二度は言わんぞ。その汚い手をどけろ。何処を触っている。俺は高いんだぞ。」「はぁ?手?俺の?。」「・・・・。」「まっまて!悪かった、俺が悪かったから!無言で首を絞めるなッ!!;」「・・・・あ
    ひよこ さん作 [657]
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