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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。
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学校の屋上の警察署 ―天子2―
天狐じいが佐藤に尋ねた。「ああ。昔から山奥に住んでいて山里に下りて来て、子供をさらう妖怪なんだ。さらった後は食べるとか、他の妖怪に差し出しその妖怪から何かを貰うとか、定かじゃないんだ。」佐藤が頭をかきながら言った。「それは困ったな〜山じゃどこの山か分からないしな〜あんなに美しい娘を失う訳にはいかないしな。」「しゃ〜ね〜な、探知虫を使うか。」「探知虫か、金が飛ぶな」「ああ。」そう言うと佐藤はデスク
堀キコ さん作 [410] -
学校の屋上の警察署 ―天子編―
あれから真奈は佐藤の助手としてちょくちょく警察署に来ていた。今日も放課後、佐藤の所へ行こうと屋上に来た時、「あなた、誰?」真奈の目の前に小学校五年生位の男の子が立っていた。前髪が長く、大きなボロボロの白い服一枚で全身を包んでいた。 不安げな表情で真奈を見上げていた。とても綺麗な整った顔で大きな瞳で喋りもせず、じっと真奈を見ていた。「どこから来たの?」「山、、、。」幼い声でそう言った。「真奈ちゃ
堀キコ さん作 [452] -
学校の屋上の警察署 ―針女編終了―
そして佐藤は黒い両手で髪を掴み、引きちぎった。針女が後ろに倒れる。「そんな、私の髪が、、」針女は金属音を起てながら落ちる自分の髪をじっと見ていた。「お前なんかこんなもんだ、殺されたくなきゃあの世に行くぞ。」針女は絶望したように俯いていた。「私は、針女。人を殺す恐ろしい妖怪。こんな簡単に倒されてたまるか!」その瞬間、針女は奇声を上げ、佐藤を通り越し、真奈の首を締め付けた。「カッ!うっあぁぁ!」針女
堀キコ さん作 [489] -
激魂歌―ゲキコンウター
男子生徒の呟き―声―は、水面に透明なビー玉を落としたような、激しく、しかし、透きとおった声だった。*「もう女子生徒の殆どが持っているんですね、防犯ブザー。」「そうですね、防犯ブザーを生徒が率先しと持ってくれるのは有難いづすよね。」「えぇ、でも…」「その防犯ブザーの事なんだが…。」「「教頭先生!」」教頭が少し困ったように首を掻く。「少し派手ではないかい?」「え、えぇ。そうですね。」「確
茲亜 さん作 [414] -
学校の屋上の警察署 ―針女5―
変だったのがその女子生徒は凶器となる物を持っていない。女子生徒は真奈の気配に気付き真奈の方向き、ニヤリと笑った。「見て、この人、首取った途端腰振らなくなっちゃった。馬鹿よね〜私が奴隷とか言い出したのよ〜だから死んでもらったわ」真奈は恐怖で動けなかった。逃げようとしたが、足が動かない。「あなた、どうしようか?見ちゃったもんね〜死ぬ?十秒待ってあげる。鬼ごっこしよっさぁ数えるわよ?いーーち。」真奈は
堀キコ さん作 [510] -
いのちゲーム
真っ白な部屋に、4人はたたずんでいた。完全に閉鎖されたこの空間のセンターにはひとつの●炭が置かれていた。8つの目にこうこうと燃え続ける炎が映る。人生のタイムリミットはこのままいけばあと一時間。この部屋に入るとき、4人は4つの鍵をランダムにわけあった。その中のたった一つだけが、このドアを開けることができる。このまま部屋にいたい者実は逃げ出したい者いずれも自分の鍵が正解でないかぎり、自らの想いを遂げ
孤独少年 さん作 [807] -
処刑生徒会長第五話
従姉妹・ナツをイジメで失い復讐鬼と化した梅城ケンヤ―\r東京都Z区立第三中学校生徒会長になった彼はイジメ撲滅路線を掲げて改革を断行。イジメグループを次々と処刑し秩序と治安を確立し生徒達から絶大な支持を得る。そしてケンヤは遂にナツの仇・一条フサエ達に正義の裁きを下したのであった。だが、それは九重モエ率いる穏健派との緊張を招く事態を呼び起こした。先手を打って穏健派との和平のため副会長・港リリアを送り
まっかつ さん作 [673] -
学校の屋上の警察署 ―針女3―
「は?助手?」まだ全てを把握していないのに、、、、どんどん訳分かんなくなっていく。その時、警察署の資料棚の上に置いてあるファックスのような機械がジリリリと音を鳴らしながら起動した。“針女出没、佐藤法律緊急出動を命じる”佐藤青年はため息をつき、「面倒臭いなぁ〜無視しよっかな〜」佐藤があくびをしながらそう言った時、「馬鹿者!!それでも天上使かっ!!!!」空間から尻尾が九本ある狐が現れた。真奈がポカー
堀キコ さん作 [509] -
学校の屋上の警察署 ―針女編2―
真奈は貯水庫の青年よりも目の前の景色にビビっていた。“妖件課”と書かれた看板に規則正しく並んだデスクとデスクの数のロッカー、“資料”と書かれたいくつもの棚、「さぁ佐藤警部の妖件課にようこそ。」警、、、部、?今確かにこの佐藤青年は警部と言った。「ここは?貴方は誰?」「今言ったろ、ここは佐藤警部の妖件課、つまり警察署だな。」真奈は状況を理解する為、気になる事を全て聞いた。「貴方、人間?」佐藤は真顔で
堀キコ さん作 [514] -
電話の相手
「今日学校で肝試ししない?」聡が言った。「良いね〜」友人の翔太と良平は軽い気持ちでのった。「じゃ19:00に例の学校で…」3人が行こうとしている学校は、去年廃校になった学校であった。その学校の2Fの音楽室には廃校になる以前から、『霊がで出る』とゆうことが有名であった…
セイジ さん作 [457]