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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 処刑生徒会長第二話・31

    私立K学院生徒会長・九重モエにナツの事を指摘されて、梅城ケンヤの心は乱れに乱れた。だが―\r『見せかけの人間性だの善意や同情だの、あいにく俺は―とんと興味がないね!』油汗を流しながらも、ケンヤはやはり己の復讐心に忠実であろうとした。『君こそ本当に信じているのか?そんな理想がいつ実現した?いつ守られた?誰がそのために命をかけた?誰がそれを正論としてまともに政治や法律に反映さした?全ては逆―逆じゃな
    まっかつ さん作 [772]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐38

    訓練開始から三日目の朝を向かえた。森の中を幾ら進めど手掛かりは0。あるのは鬱蒼と生い茂る木々の緑とオニの朽ち果てた死骸、廃墟だけ。そして無線も依然繋がらないままだ。このまま闇雲に捜しても無駄なので勇はゴール地点である小田原へと向かう事にした。もしかしたら…理性を取り戻し、一人で小田原へと向かっているかもしれない…そう思いながら。*熱海の監視施設の襲撃のニュースは直ぐに倒鬼衆本部と小田原支部、軍に
    龍角 さん作 [928]
  • 処刑生徒会長第二話・30

    ロータリーの中に進入する車から、九重モエと霧島ユウタは、慎重に辺りの様子を確認して―\r『どうやら第三中学校は来ていないみたいです』『―降りましょう』二人は、T駅東階段口の真ん前にタクシーを止めさせて先に降り、再び辺りを警戒しながら、『さあ、急いで―』一条フサエの手とり、モエは彼女を階段口へと引っ張った。『駅構内まで生徒会は手が出せないわ―入ったら、Z区外のどこかの駅まで行きなさい』だが―\rガ
    まっかつ さん作 [964]
  • 処刑生徒会長第二話・29

    信号待ちをするタクシーの中で、一条フサエは狂気に酔いしれていた。『そんな事よりさあ―私は許さないよ―虫けらの分際で私をこんなに汚し、殺そうとするなんて!あの女と同じ一般庶民ふぜいが、私のパパにまで手を出そうとするなんて!!!絶対・許さない!!!!!』そして、右隣の九重モエの手をつかんで、『ねえ、だから手を貸してよ!お金は幾らでも出すからさあ―生徒会長なら、あの梅城ってガキぶっ殺す力位あるんでしょ
    まっかつ さん作 [912]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐37

    負傷兵の左腕は灰色に変色し、皮膚は鱗の様なもので覆われ始めていた。「あぁあぁぁァァァァ!!」負傷兵は左腕を右腕で押さえて悲鳴を挙げている。しかも一人ではなかった。あちこちで皆悲鳴を挙げて、痙攣し、そして体が変化していく。「そんな…オニに傷つけられて無いのに…」「殺セ…」負傷兵は最早人としての原形を止どめていなかった。「殺セ…早クシロ…モウ…我慢デキナイィ…」「うわぁ…あぁ…」兵士は銃を構えるが
    龍角 さん作 [588]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐36

    同じ迷彩服を来た兵士達は凄まじい銃撃戦を繰り広げていた。「馬鹿な真似は止めろ!!仲間どうしで殺しあって何になるんだ?」一人の丸腰の兵士が壁に追い詰められて5人の兵士に囲まれている。その中の一人が丸腰の兵士に銃を突き付けた。「止めろ…頼む…お願いだ…」男の必死の命乞いにも耳を傾けずに男は引き金を引いた。「雑魚は片付けた。変電室へと向かうぞ。」「「「「はい!!」」」」*フェンスの高圧電流のスイッチの
    龍角 さん作 [583]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐35

    勇はその後も佳奈美を探したが匂いも途切れて完全に見失ってしまった。最早単独での捜索は不可能と判断した勇は応援部隊を要請する為に本部へと無線で連絡しようとしたが…「ザーザー………」「反応無しか……」何故か最後の望みである無線までもが繋がらなかったのだ。『仕方ない…今日はもう遅いしここで野宿するか…』*「はぁ…はぁ…」佳奈美は返り血で迷彩服は真っ赤に汚れ、紙は乱れ、汗をダラダラとかいている。目の前に
    龍角 さん作 [544]
  • 処刑生徒会長第二話・28

    既に六時になりかけて、街は次第に暗くなっていた。北に急ぐタクシーの中で、霧島ユウタは、携帯で受け取った報告を九重モエに伝えた。『安東副会長より連絡です。第三中学校は引っ掛かりました。おそよ30名が学区境の防衛に来ているそうです』『半数は―引き付けたのね?』だが、残る半数は今だこちらを追撃している。第三中学校はやはり莫大な兵力を抱えているのだ。まだ少し時間がある。九重モエは一条フサエに尋ねた。『何
    まっかつ さん作 [995]
  • 処刑生徒会長第二話・27

    PM5時・第三中学校職員室―\r『何!?私立K学院・副会長が!?』設置された緊急対策本部で、風紀委員会長・赤木マモルは突然の知らせに眉をひそめた。北に隣接するk学院から風紀委員会約30名を率いて、向こうの副会長・安東タロウが【侵攻】して来た―\r学区境の検問から、そう連絡が入ったのだ。『k学院ごときのへなちょこが!我が校で狼藉(ろうぜき)を働くだけでなく、侵略の野望まで持っていたか!くそっ、目に
    まっかつ さん作 [748]
  • 処刑生徒会長第二話・26

    そして、例の高架下では―\r九重モエが携帯を閉じ、失望もあらわに首を振っていた。『何度頼んでも同じね―【梅城会長に引き渡せ】と―』拳銃を持ちながら、ボディガード・霧島ユウタが近付いて『ダメ―でしたか』『太田会長は余計な火の粉は被りたくないみたい―それは分からないでもないけど』確かに、他校での事件に関わった自分の方が、色々と面倒な存在なのかも知れない。しかも、まだ詳しい経緯すらまともに知らないのだ
    まっかつ さん作 [777]
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