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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 処刑生徒会長第二話・22

    遺族達は逃げだした一条フサエ達の後を追い、更に梅城ケンヤ達生徒会長メンバーも善後策を練るべくひと先ず会長室へと姿を消し、空になった体育館には桂シュンスケらの遺体が残るだけになった。会長室に待機していた風紀委員長・赤木マモルにケンヤは尋ねた。『赤木―君は俺を―俺の理想を信じるか?』赤木マモルは胸を張った。『全面的に会長を支持します』ケンヤは内心ホッとした。多少所か、今回ばかりはかなりの無理を冒して
    まっかつ さん作 [837]
  • 処刑生徒会長第二話・21

    後頭部に広がる痛みも構わずに、急いで顔を上げた梅城ケンヤの視界には、ごくわずかの間に次々と風紀委員が倒され、20人はいる遺族達すら手を出せぬままに、一条フサエが例の二人組によって救われ、外部ドアの向こうへと、今正に姿を消そうとしている所が映った。ようやく上身を起こした彼が改めて見回すと、辺りには二つの死体と、倒された風紀委員四人が横たわり、残された部下や遺族達が呆然自失のままに立ち尽す姿が散らば
    まっかつ さん作 [846]
  • 怪〜KAI〜

    座敷わらし?下弦の月がゆらゆらと揺れる。由良は暗闇に浮かんだつばめの微笑を見つめていた。いや、目を背けられなかったという方が正しいのかもしれない。「想い煩わねば妖は存在しない。結局全てを理論づけて存在を創りだすのは人間なんですよ」つばめの唇が月のように歪む。由良は急激な虚無感に襲われた。湯煙のせいだろうか、視界がいまいちはっきりしない。今夜は月が綺麗だし、せっかくの露天風呂なんだから絶景で楽しみ
    あいじ さん作 [645]
  • 処刑生徒会長第二話・20

    『鬼!悪魔!!』へたり込みながらも一条フサエは罵ったが、『自分で撒いた種だろうが!!だったら自分で収穫するのが筋だろう!!!それが毒草だろうが人食い花だろうが、今更食えません何て虫が良すぎるんだよ!!!!』梅城ケンヤは悪魔すら恐れをなす剣幕で怒鳴り付けた。そこへ、遂に舞台横の鉄製の扉が開いて、イジメの被害に苦しんだ家族や遺族達が、手に手に武器を持ちながら床に足を進め、彼女を取り巻いた。その時だ―
    まっかつ さん作 [852]
  • 処刑生徒会長第二話・19

    熱線銃で頭を吹き飛ばされた桂シュンスケは、首から派手に鮮血の噴水を撒き散らしながら、ふらふらと妙なダンスを始め―\r―もつれながら一条フサエの背中に抱きついた!『イ…イヤァァアァァァアァァァアアアァ!!!』首筋に絡むねっとりとした感触に彼女は悲鳴を上げ―\r『キ…キャァアァアァアァァァアアァァァァ!!!』自分の顔に手を当てて確かめた物が何かを見ながら、再び絶叫し、目を白くする。彼女の顔面は、知ら
    まっかつ さん作 [793]
  • 殺し合いごっこ‐世界観‐

    舞台は天界と呼ばれる死後の世界。しかし天国でも地獄でも無く、死後の世界というよりは異世界とも言える。天界とは現世の世界と全く同じ姿(地形)をした現世とは違う世界。現世で死んだ人間と元々天界に居た人間が共生している世界である。科学技術は現世より少しばかり進んでおり言語も現世と同じであるが、 通貨、法律、宗教、地名等現世とは違う面がある。(現世のさいたま市が天界では大宮市となっているのが良い例。)そ
    龍角 さん作 [758]
  • 殺し合いごっこ‐まとめて用語解説?

    下僕…半鬼の血を飲まされた人間の名称。(LAST CHAPTER‐15に登場) 自我を無くし主人の操り人形と化している。戦闘能力はオニと同程度。日本統一戦線…略して統一戦線。反政府組織の一つ。革命党…反政府組織の一つ。日本統一戦線暗部…摩羅、敬、快が所属している部隊。革命党、鬼倒衆と対立している。任務では基本的に二人一組で行動している。摩羅は血の主ではあるが実際に彼等を指揮しているのは別の人物
    龍角 さん作 [476]
  • 優しい妖怪座敷童…〜誕生〜

    私は、妖怪…座敷童と人は言う。私が座敷童になったきっかけがあった。それをお話しましょう…。私は、賀山家[カヤマケ]という所に生まれ珈弥[カヤ]と名ずけられた。しかし、わたしは、重い心臓病を患っていた。私が生まれた時代には、直せない病だった…。しかし薬があったが私の家は、まずしくて薬を買うお金がなかった。それでも私は、毎日病と戦い続けた。しかし十歳をむかえようとしたある日「……お母さんいつも楽しい
    ミルク さん作 [426]
  • 処刑生徒会長第二話・18

    桂シュンスケが一たん手を止めると―\r足元には原形を留めないかつての知能犯の姿があった。特に顔面は、皮膚も肉も割け、その中からはひびの入った骨があちこちで姿をのぞかせる。全てが空気に触れてどす黒く変色した血にまみれ、あるいは浮かび、まるで解体されたばかりの食用家畜と化してしまった。ご自慢の革靴に目を落として、桂シュンスケは思わず変な声を出した。村上シンジの顔からは、長い長い神経のケーブルが延びて
    まっかつ さん作 [753]
  • 処刑生徒会長第二話・18

    桂シュンスケが一たん手を止めると―\r足元には原形を留めないかつての知能犯の姿があった。特に顔面は、皮膚も肉も割け、その中からはひびの入った骨があちこちで姿をのぞかせる。全てが空気に触れてどす黒く変色した血にまみれ、あるいは浮かび、まるで解体されたばかりの食用家畜と化してしまった。ご自慢の革靴に目を落として、桂シュンスケは思わず変な声を出した。村上シンジの顔からは、長い長い神経のケーブルが延びて
    まっかつ さん作 [918]
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