携帯小説!(PC版)

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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 処刑生徒会長第二話・10

    九重モエは、雑誌を読む振りをしたまま片手で携帯を取りだし、メールを打ち始めた。1分後、とある男子生徒の携帯が震え出す。彼女の真後ろに横向きに並ぶ本棚から、制服姿の男が1人、やはり立ち読みの振りをしつつ、九重モエやその周りをちらちらとのぞき続けていた。ストーカーではない。忠実なボディガードだ。その彼が素早く自分の携帯を開くと―\r【霧島。今タクシーに乗り込んだ三人を見た?】霧島はすぐさま返信を出し
    まっかつ さん作 [988]
  • 処刑生徒会長第二話・9

    タクシー乗り場に向かう途中、村上シンジは再び念を押し出した。『良いか、シュンスケ、フサエ―シンポジウムが終わったら余計な事はせずに真っ直ぐ戻るんだ。否、2〜30分位は学内の出し物を見物する振りをして、それから帰る事にしよう―』『お前、頭大丈夫かよ?たかが学園祭でなんだってそんなにビビッてんだよ!?』毎度毎度の相手の用心振りに、さすがにシュンスケはいらつき出したが、『最後まで聞け―帰る時は勘繰られ
    まっかつ さん作 [1,015]
  • 殺人列車〜 ストレスの世界

    こんな世界に生まれた事を呪うしかない…。今、世の中は戦争が終わり経済をやり直そうと必死になっている。俺たちも、みんな経済発展の為に働いている…。そりゃぁ、仕事は嫌だよ。だからって、アレはないだろう…!!みんな死んだ魚の様な目で、生活しているんだ。これも、仕事のせいではない!戦争中に、幾人もの人達が死んでいった。それを見て、みんな楽しんでいたんだ…。毎日、仕事だらけでストレスが溜まる。スリルを感じ
    真希 さん作 [617]
  • 処刑生徒会長第二話・8

    ―7月21日・東京都Z区西Z駅前―\rお互いの待ち合わせ場所に指定した広場の噴水前に最初に来ていたのは、村上シンジだった。『うへぇ、お前、相変わらず色気ねえな。大昔のド近眼ガリ勉苦学生かよ』五分遅れでやってきた桂シュンスケが、杓子定規の学ラン姿を指差し笑いころげた。『お前こそ―何だそのチンピラみたいな格好は?どう考えてもナンパしに来ただけじゃないのか?』『あったりまえじゃん。それ以外に何があるん
    まっかつ さん作 [830]
  • 処刑生徒会長第二話・7

    村上シンジはふと思い出して、開けた鞄からとあるプリントを取り出した。例のサマーフェスティバルの招待状だ。多少気になる事がある。同じ秀才でも、シンジはシュンスケ以上に慎重だし、目端が効く。新生を果たした生徒会・イジメ問題に関心ある会長―\rほんの僅かだが、しかし懸念すべき要素だ。今更バレてる分けもないし、かりにそうなっていても、実質時効みたいな物だ。だが、やはり気になる―\rプリントを机に投げて、
    まっかつ さん作 [816]
  • お化けとんねる

    壱 話とあるバンガローに泊に行った時のことです… 私を含め男女9人は夏休みを利用してある知り合いからバンガローを借り、夏休み最後の週を過ごすことにした。 山奥にもかかわらず蝉一匹鳴いていない雑草で隠れた車道をゆっくり進んでいた。 国道なのにカーナビに出無い道なんてあるんだなぁ〜と思いながらバンガローを示す矢印を頼りにさらに奥に入っていった。友達の一人が携帯の電波が無いことに気付いたが山奥というこ
    火葬場 さん作 [666]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐32

    快と勇は立上がり互いに対峙した。神主はへたり込んでその様子を恐る恐る見上げている。「何の用だ?俺を殺しに来たのか? それにいつもコンビを組んでいる原田はどうして居ないんだ?」「お前に用は無い。そして敬は今摩羅様と『儀式』の最中だ。」「俺に用が無いだと?それにしては随分と殺気立ってるじゃねえか…それに儀式って一体?」「ノーコメント。」快はそう言うと勇の前から姿を消した。そして快は神主の後ろに回り込
    龍角 さん作 [676]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐32

    勇は匂い辿って森を抜けると突然巨大な鳥居が現れた。GPSと地図で確認するが地図には載っていない。『何だこの神社? 伊豆半島は一般人は立ち入り禁止の筈なのにヤケに綺麗だぞ。人がいないなら草がボーボー生えて汚れる筈なのに。』丁度佳奈美の匂いも参道の奥からするので勇は鳥居をくぐり参道を歩き始めた。やはり参道もちゃんと整備されていて人の気配を感じさせる。そして数分後。勇は本殿へと到着した。そして勇は佳奈
    龍角 さん作 [569]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐31

    『止めて…』グショ!!佳奈美の付きが逃げ回るオニの皮膚を貫き肉を引き裂く。『もう嫌だょ…』ボキ…ブチブチ!!背後からオニを襲い、手をオニの背中に食い込ませて、背骨を粉々に粉砕した。『誰か…止めてよ…勇…助けて!!』「ハッハッハ…!!!」顔は笑っているのに涙を流していた。そして佳奈美の通った道筋は血と死体で緑の森を彩っていた。*午後3時「あいつ…一体何処まで行ったんだよ。」勇は佳奈美の匂いと佳奈美
    龍角 さん作 [619]
  • 寝苦しい夜

    「…ん」そうか…勉強に疲れて仮眠したんだっけ体を起こそうとするも鉛の様に重たい体これが金縛りってやつか… 始めての体験だが意外に落ち着いている物だな暗闇の中、目だけが動く 不思議な感じだ友人は金縛り中に手を動かしたって自慢していたな感覚の無い腕だったが力を込めると確かに動いている少し横に動かすだけで精一杯だピトッ 何かに触れた気がする…ベットの周りには何も無いはずだけど…?すると耳鳴りが始まった
    とうか さん作 [688]
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