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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 仮面学校

    …誰かが、ずっと泣いている。なぜ、泣いてるのだろう。聞きたかったが聞くのは悪いと思うくらい泣いた……東京はうるさい……何車線もの道路。歌うように騒がしい横断歩道のメロディー。選挙の演説。今日から東京の学校に通うのだが最初からこんなんでさ先が思いやられる。「ゆうじ、あれが新しい学校だぞ。」車で移動すること数時間。窓の外の学校はここが日本ということを忘れるくらい華やかで豪華だった……正門の前に停まっ
    葉っぱ さん作 [570]
  • 仮面学校

    どうせ引き裂かれる運命なら……いっそ自分を引き裂かれたかった。信じてた。……いや信じてる。今だって信じてる。でも……薄々は気付いてる。信じてるのは認めたたくないからだ。そんな自分の言い訳が情けなくて涙顔の自分をさらにくしゃくしゃにした。自分しかいないのに…。それなのに……彼女のそれはまだ聞こえる。聞こえるはずはない。彼女はもう……いないのだから……泣いているのは俺だけだ。彼女は泣きもしなかった。
    葉っぱ さん作 [682]
  • MURASAME

    平将門?竜助は居間に座りじっと幸司を見つめている。幸司は半ば呆れ顔でサングラスの奥を見据えた。彼の腕には砂羽がぴっとりと抱きついている。「先輩…」竜助が重々しく口を開く。「やっぱりロリコンだったん…」信じられないようなスピードで幸司の拳が竜助の顔面を殴り飛ばした。「何するんですか!?」「黙れ!そんなことを言う為にわざわざ来たのか!」竜助は冗談ですよ…と呟きその場に居直った。ちなみに竜助は今年で二
    あいじ さん作 [484]
  • MURASAME

    平将門?都心からやや離れた所にあるアパート。一人の青年が階段を上がる。アパート自体が古い為か一段踏む度、ギシギシと軋む。「ただいま…」青年が気の抜けた声でドアを開く。ドアが開くのと同時にタックルのような衝撃が襲い、彼を押し倒した。「おかえりー、幸司〜」青年…村雨幸司に馬乗り状態で抱きついている少女が嬉しそうに笑った。「砂羽…出迎えぐらい普通にしてくれ…」可王による鬼門襲撃から一年の時が流れた。結
    あいじ さん作 [674]
  • 怪〜KAI〜

    座敷わらし?深夜になった。澁澤宿の周りは高い木々に囲まれており都会では味わえない真の闇があった。人の造り出す光が全くない、隣に誰がいるのかわからない。澁澤宿はその闇の中ポツンと立っている。まるで時代から取り除かれたかのように…由良は旅館の周りをうろついていた。食事も済ませ、温泉にも浸かってきた。弥生子についてくるように勧めたのだが「温泉に入るんで邪魔しないでください」と一蹴された。「全く…弥生子
    あいじ さん作 [587]
  • 処刑生徒会長3

    生徒会長室に入った梅城ケンヤは、向かいの体育館に吊し上げられたイジメグループの死体を眺めながら、自分の机に置かれた紙を手にした。処刑に反対する教師達の抗議文だ。だが―\r『こんな物に…何の意味が有るんだよ』ビリビリッ!せせら笑いながらケンヤはそれを破り床に棄てた。刑罰こそ与えれないが、生徒会長は教師を自由に任免出来る。校長ですら例外ではないのだ。今や風紀委員は彼の私兵と化し、銃火器で武装している
    まっかつ さん作 [1,354]
  • MURASAME

    平将門?大光明は静かに真言を呟くと目の前にいる三島由紀夫の霊に微笑んだ。「この辺りに結界をはった、儂らは誰にも見えんし声も聞こえん」三島は総監室を見回すと溜め息のように息を吐き出した。「相変わらず、凄まじい魔力だ。違うことと言えば女になっていることだがな…」「別になりたくてなったワケではないわい…」三島の呟きに大光明が食い下がる。「まぁいい、あの日昭和45年11月25日、自分はこの帝都に霊的防衛
    あいじ さん作 [527]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐28

    佳奈美はバランスを崩し、勇を押し倒す様にして倒れて行った。佳奈美を襲ったオニは今まさに二人に飛び掛かろうとしていた。『クソ…血が足りねぇ!!これじゃあまともに闘えねぇよ。』勇は咄嗟にガンベルトからマグナムを取り出してふらつく視界の中、オニに発砲する。弾はオニの腹に当たりオニは5メートル程後ろに吹き飛ばされた。しかし腹の傷は直ぐに治癒して二人の周りを6体のオニが取り囲んだ。『こんな時に最悪だ…6対
    龍角 さん作 [759]
  • 処刑生徒会長2

    西暦20ХХ年・東京都Z区・区立第三中学校―\rその日の朝礼は異常な熱狂に包まれていた。『これより、我が校内にて繰り返しイジメをしていた悪徳グループ三名の処刑を執行する!』生徒会長・梅城ケンヤは朝礼台に登り、自ら宣告文を読みあげた。『死刑囚共をこれへ!』参会した全校生徒1000人のどよめきを浴びながら、ブレザー姿の男女三人が、風紀委員達の小銃で小突かれながら朝礼台の前に引き立てられた。『君達をこ
    まっかつ さん作 [1,434]
  • MURASAME

    平将門?市ヶ谷駐屯地ここではある異変が起こっていた。そもそも市ヶ谷駐屯地は作家・三島由紀夫が割腹自殺を遂げた場所である。三島由紀夫(本名、平岡公威)説明するまでもないことだが日本有数の作家であり、その作品は後の日本文学において様々な影響を与えた。深夜の市ヶ谷駐屯地に影が入りこんだ。無論、正面口には厳重な警備が置かれ、普通の人間が入り込むことなど不可能の筈だった。影は自衛隊一号館一階を堂々と歩いて
    あいじ さん作 [455]
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