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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 怪〜KAI〜

    座敷わらし?「座敷わらし…ですか?」弥生子は訝しげに聞き返した。由良は大きく頷くとリュックから妖怪図鑑を取り出した。「これさ」由良は『座敷わらし』の項を開き、弥生子に渡した。そこには小さな可愛らしい子どもが描かれていた。古い家の中で遊んでいるようだった。「座敷わらしは岩手県を中心とした東北地方に伝わっている子どもの妖怪でね、3歳〜11,2歳くらいの男の子か女の子の姿をしていると言われている。座敷
    あいじ さん作 [652]
  • 怪〜KAI〜

    座敷わらし?「教授…いつになったら着くんですか〜…」弥生子が弱音を吐く。彼女の頭上には険しい山道が広がっていた。「ん…もうちょいで着くよ」弥生子の言葉も虚しく、ひたすら上へ進んでいく由良。彼にとって、今回の出来事はまたとないチャンスであった。全ては民族学研究室にかかったきた電話が原因だった。電話の主はさる旅館の女将だった。「僕に何の用でしょうか?」由良が問うと、相手は酷く狼狽した感じで言った。「
    あいじ さん作 [574]
  • 怪〜KAI〜

    この世には決して見てはならないモノたちがいる。彼らは闇に潜み、私たちと恐怖という絆で結ばれている…第一怪 座敷わらしその部屋は薄暗く、奇妙な雰囲気を醸し出していた。その部屋は僅かに入ってくる太陽の光さえカーテンで遮断し、一種の空間を作り出していた。部屋中にじめじめとした湿気が充満し、壁には奇怪なオブジェが無造作に飾られていた。本棚に入り切らなかった本が床に積み重ねられ、足の踏み場も無いほど敷き詰
    あいじ さん作 [634]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐23

    林道に広がる肉片と血痕。そして血の臭い。焦点がずれたまなざしを向ける男の首。『あの時と…同じだ…』2週間前の光景がフラッシュバックする。道路を埋め尽くす死体の山。睨み付ける女の首。そして何より佳奈美に殺気が込もったなざしを向ける勇の姿。そして今、佳奈美の目の前に左腕を血で真っ赤に染めて赤いオニの目で佳奈美を睨み付ける勇がいる。「元々は人間だ。 だがな…今は理性も何も無いただのの化け物だ。」勇は更
    龍角 さん作 [701]
  • 指切り?

    どれぐらいたったのだろうか…辺りは暗くなりはじめていた…「うわ…もうこんな時間?」時計は7時を過ぎている。「けっこう話してたからなぁ?」「私そろそろ帰るね」と美琴は家に帰ろうとした。その時、悠司が美琴の腕を掴んだ。「明日も…会えるか!?」「え?あ…うん…」美琴の返事を聞くと悠司は腕を掴んだ手を離した。「ここで待ってるから…」そう言って美琴の背中を押す。「ただいま?」それからしばらく歩いて、家に帰
    雪ウサギ さん作 [759]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐22

    黒い鱗に覆われた巨大な熊の様なオニ達は一斉に勇へと襲いかかった。森から飛び出して鋭い爪を振り回す。しかし両腕を勇に向かって振り回した瞬間、両腕の肘より下が無くなった。そして勇はオニの眉間に突きを食らわせてオニは頭が割れて血が吹き出した。今度は2体のオニが背後から勇を襲う。しかし勇の姿はオニの視界から一瞬で消えた。『後ろだよ。のろま』左腕の漆黒のナイフ状の指と右手の脇差で2体のオニの首を斬り飛ばし
    龍角 さん作 [589]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐21

    午前12時。スタートから2時間経過。「キツい…キツいよぉー休憩しようよー」「たくっ、仕方ねぇなー」勇はヘトヘトになった佳奈美を見兼ねて休憩する事にした。『コイツ本当に半鬼なのか?腕や足をオニ化出来ないし体力はないしこれから本当に大丈夫なのか?あ…そういえば…』勇はある事を思い出した。この訓練の最大の意義でもあるあの事を。『オニを殺させなきゃなんないんだよな…そうしないと貧血で倒れるし…それに何よ
    龍角 さん作 [539]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐20

    2週間の行軍の道程は今日遠江県(現世の静岡県)の伊豆半島の南部下田を出発して伊豆高原を経由して2週間以内に神奈川県小田原市に到着するというものだ。本来ならば2週間もかからない距離ではあるが伊豆半島は野生のオニの巣窟と化している為にかなり時間がかかる。たが佳奈美はそんな事など知るよしもなかった。午前10時30分。「鬼神くーん。リュック重いよぉー」「我慢しろ。まだ30分しか経ってないぞ。」佳奈美は重
    龍角 さん作 [583]
  • ジェラルドが戻る途中全滅したヒュー将軍の部隊の兵士の死体が積みあげられていた「急ぐ!」ジェラルドは何も考える事ができなかったジェラルドの部隊がヒロニデンに着いた頃にはヒロニデンは既に落とされていた「シェイミー…ミスラ…」ふらふらと幽霊の様に外門に近ずくルパート「止まれ、ルパート」ジェラルドはルパートを止めようとしたが、ルパートの耳には一切の声は入ってこなかったーギィーどこからか弓の弦がしなる音が
    MASTER さん作 [476]
  • 「よく狙え!」バルジが叫ぶ「今だ放てー!!」バルジの合図と共に5本の矢がスワンプマンモスに向けて放たれた「当たれ…」バルジが切に願うーンガァァースワンプマンモスがいた方向から悲鳴がきこえた。「命中だ」バルジの顔から笑みがこぼれた「倒れるぞー」ジェラルドが叫びながら必死で倒れてくるスワンプマンモスから逃げていたーズドォォォンー爆音と共に倒れるスワンプマンモスーやったぞー何百の兵士から歓喜の声が上が
    MASTER さん作 [479]
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