携帯小説!(PC版)

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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 座敷少女〜八ノ話〜

    午前11時岩手県金田一温泉温泉街に入り敬介は観光地らしくない殺伐とした雰囲気を感じた。街に人の姿は無く、まるでゴールドラッシュが過ぎ去って錆びれた西部の街の様に寂しく重々しい。賑やかな筈の商店街はどの店もシャッターが閉まりシャッター街と化している。先程ラジオで聴いた警察の会見によると今朝新たに一人殺されて犠牲者はこれで7人になったらしい。更に悪い事に観光客の行方不明者が続出しており昨日発見された
    Ryu さん作 [405]
  • 心霊Life?

    友達は「あんなの迷信よ」と言っていた。まぁ確かにそうかもしれないけどさ・・・「だ、だめだよッ!」「いいじゃない。先生来たら来たで「ピアノのコンクール発表会」の練習してました。って言えばさ!」そうかもしれないけど・・・・五分程度音楽室の前で話していた。カタカタ・・・私達は固まった。「ま、窓・・・空いてないよね・・・?」「な、何か寒くない?」「そうかな・・・?」私だけ寒気してた・・・・・・・・トント
    涼宮可鈴 さん作 [323]
  • 鬼牛の鳴く島 9

    「徳本さんは?徳本さんがいないぞ!」辺りを見回しても、コンクリートの壁と、床の上に不自然に置かれたいすのほかには何も見あたらない。すると、カツン、カツンという足音と共に、一人の女が牢屋の前に現れた。とても美しい、長い黒髪を持っているが、見たこともない、不気味な面を付けている。「おい!なんだお前!なんで俺たちを…」縄で手足を縛られながらも、女の正面まで芋虫のように這っていった井上が、鉄格子に身体を
    那須 さん作 [423]
  • 鬼牛の鳴く島 8

    「なんか怖い…」由香が拓海の腕をつかんだ。それを見たかすみも、「怖い」と言って拓海にしがみついた。「とにかく明かりの方に行ってみよう…人がいるはずだ。」徳本の言葉で、6人は再び歩き始めた。港からさらに10分ほど歩くと、明かりのついた民家が何件か現れた。話し声も聞こえる。その内の一軒を訪ねることにした。「ごめんくださーい。」徳本が元気よく呼びかけたが、反応はない。「すいませーん。」やはり反応はない
    那須 さん作 [361]
  • 鬼牛の鳴く島 7

    船は荒波に揺られながらもなんとかその島にたどり着くことに成功した。船着き場はなかった。無理矢理海岸に乗り上げた感じだ。「帰りはどうするんです?こんなに乗り上げちゃって…」拓海が不安そうに尋ねる。「全員で力一杯押せ。何とかなる。」本当に何とかなると思っているのだろうか。徳本の笑顔は心なしかひきつっている。「せめて電話があれば…そうだ!おまえら携帯持ってねぇのか!?」徳本の言葉に5人はハッとした。す
    那須 さん作 [382]
  • バラバラ?

    行く先で携帯の着信音が鳴る度、あの女からの電話なのではないかと思い、耳を塞いでずっと逃げ続けていた。すると誘い込まれたかのようにあのアパートに辿り着いていた。帰りたくなかった。でも、足が勝手に動いていつの間にかリビングに立っていた。その時。ピルルルルルッ…と携帯の着信音が鳴り響いた!「…!?」さっき、捨ててきたのに何で?確かに。俺の携帯の着信音だった。どこから、聞こえてくるか確認するとあ
    ひかる 未来 さん作 [663]
  • MURASAME

    ぬえ?「話などする必要はない!」竜助の刃が宙を舞った。可王は座ったままの姿勢でその刃を指で掴んだ。「ぐぅ…!」竜助が力を込めるが清姫の刃はピクリとも動かない。「意外と血の気が多い奴だ…そのまま聞け」可王が微笑む。「お前が追っていたあの妖だがな…」可王は言葉を切った。竜助を見つめる顔が歪みを帯びているように見える。「あれは…ぬえではない」「ぬえじゃ…ない?」「正確に言えば本体ではない、ということだ
    あいじ さん作 [483]
  • 鬼牛の鳴く島 6

    「おかしい…」徳本が呟いた。五人が静かに顔を上げ、徳本の方を見た。「奇跡的に嵐も弱くなってくれたんだが…一向に本島に近づいてねぇんだ…」「どういうことですか?近づいてないって…」三上が大きく揺れる、立つのもやっとな船内を何とか徳本の隣まで歩くと、徳本の顔をのぞき込んだ。「もう本島が見えてもいい頃なんだよ。この嵐だ…方向を間違えたのかもしれねぇが、きちんとレーダーやコンパスは作動してる。それに…」
    那須 さん作 [366]
  • 鬼牛の鳴く島 5

    クルーザーで本島へ向け引き返すも、雨足は一向に弱まらず、さらにここに来て風も強くなり、海は大荒れとなった。船は荒波の中を木の葉のように漂い、時折打ちつける波の音が船内に鈍く響いた。「勘弁してくれよ!ちゃんと着くんだろうなぁ!おい!」井上が誰にともなく怒鳴り声をあげた。由香は恐怖で泣きだし、かすみも頭を抱えてうずくまってしまった。三上と拓海ももはや放心状態で、彼らの運命は操舵室の船長、徳本卓にゆだ
    那須 さん作 [375]
  • この日 2

    この日…この日のために生きて来た。12年前のあの日から今日この瞬間が来るのを…。 俺を不幸にしといて自分たちは自分たちで家族三人仲良く暮らして…。今朝俺が乱入した時にあいつら「誰だ!」とかぬかしやがった。そして俺は二人を殺した。残るは一人…。中学生くらいの娘だ。 「君は今何歳かな?まぁ見た感じは中学生ってとこかな。どうだ当たってるだろ?」 彼女は小さく頷いただけだった。しょうがないか…。まだ時間
    銀将 さん作 [677]
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