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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • 深夜のタクシー

    鎌倉であった話らしいです。深夜に一台のタクシーが客を乗せた。髪の長い白い着物を着た女だった。運転手は女をバックミラー越しに見て行き先を尋ねた。少し俯き加減に女が告げた行き先は山道を少し行ったところだった。運転手は、少し変わっている客だとは思ったがタクシーに乗る客の中では大して珍しくないのでいつも通り車を発進させた。しばらく車を走らせていると運転手は後ろから奇妙な視線を感じるようになった。首筋がゾ
    Lime さん作 [1,214]
  • 赤い壁 青い壁

    僕は死にました。そして僕は赤い壁と青い壁の境目の暗い世界に存在していました。ここは地獄なのだろうか?分からなかった。この居心地の悪い世界から脱け出したくなった僕は、壁をよじ登るがなかなか脱け出せられなかった。だが、青い壁とは対照的に赤い壁はとてもよじ登りやすかった。そして僕は、赤い壁を何日もかけてよじ登った末、赤い壁の向こう側に降りる事ができた。が…降りた瞬間に分かった。そこが……皆さんも死後、
    ひかる 未来 さん作 [789]
  • バラバラ?

    「ぅわあああ!!」俺はすぐに漫画喫茶を出た。外の暖かい温度に混じりながら、俺の荒い呼吸と冷や汗は止まらなかった。まさか、こんな外で恐怖を味わうなんて思ってもみなかったからだ。「…何なんだよ…」恐怖に追い込まれているのがよく分かった。ピルルルルル…ピルルルルル携帯の着信音が静かな外の世界に鳴り響く。「…!?…」番号を確認すると00000000000という番号からの着信だった。有り得ない着信だっ
    ひかる 未来 さん作 [773]
  • 糧ーエルフの理由ー

    分かっていた…人間と戦った所で我々にとって、有益な事など何一つ無い…だが魔族には逆らえない…奴等は以前の魔族の王…イグナイア・ロデッドよりもさらに強力な者が王に就いた…分かってくれ…エルフの民達よこれも国を守るためなのだ…奴に逆らったら我々の国など1週間足らずで落ちるだろうしかし、いつまでも好き勝手我々をこき使えると思うな…魔族共いつか…いつか反撃の時がくる…それまでに何重もの罠を仕掛けてやる…
    MASTER さん作 [460]
  • MURASAME

    ぬえ?竜助の蛇貫転がぬえの半身を吹き飛ばした。だが、ぬえは半身を失いながらも竜助に剛腕を突き立てた。どす黒い血が辺りを染める。「うわっ!」不意を突かれ、竜助がその剛腕の直撃を受ける。だが、彼はとっさに清姫を回転させ、その衝撃を反らせた。ぬえは凄まじい速さでその場を去ろうとしていた。「逃がすか!」竜助がぬえに向かって清姫の刃を突き立てた。その時だった。闇の中からそれは突然現れた。それは清姫の刃を太
    あいじ さん作 [497]
  • 東部心霊探偵事務所?

    圭織は武藤の式神の一人だ本性は金色の毛並みの猫又で、人間になると金髪の美少年になる。 圭織はその麗しい容貌を目一杯変なふうに歪めて、その愛らしい桃色の唇から 「ばーかしんじゃえ。この髭面間抜けとーんまー」と受話器越しの武藤に思い付くかぎりの悪口を吐いていた。 似合わない。 あまりに愛らしく純真で舌ったらずそうな少年の唇からはっきりした口調でばーかだのなんだの言っている姿はいっそシュールだ。 「俺
    さん作 [618]
  • MURASAME

    ぬえ?竜助が本部を出るともう辺りは暗くなっていた。熱風とも思える夏の風が彼の体を通り抜ける。例え、太陽の光届かぬ夜でもその暑さは遺憾なく発揮され、帝都東京を猛暑へと誘っていた。竜助はオートバイにまたがると熱風を切り裂くように走り始めた。(さて…どうしようか…そうそう簡単に出くわすものでもないし…)思案の末、今日は帰路に着くことにしたらしい。彼は速度を上げると郊外の自宅へ走った。しばらく走ると奇妙
    あいじ さん作 [512]
  • 東部心霊探偵事務所?

    圭織は美しく妖艶な少年だ金を溶かして細く梳いたような髪に深いアッシュブルーの瞳。美しく整った中性的な顔立ちと、細く華奢な手足が危うさを醸し出す、極上の美少年だった。 ちなみに好きなものは女の子と鰤だったりする。  そして圭織は今、その麗しい容貌を最大限に変な顔に歪めながら、電話越しの主に「ばーかしんじゃえ」と桃色の唇からものすごく似合わない罵詈雑言を吐いてから、勢い良く黒電話の受話器を本体に叩き
    さん作 [466]
  • MURASAME

    ぬえ?可王京介による鬼門襲撃から一年が経過していた。その影響か、日本各地で曲妖が大量に発生し妖庁はその対策に急いでいた。可王の行方は依然として知れないままだった…竜助は本部の応接室に通された。いつもながら落ち着かない雰囲気が彼の緊張を煽っていた。不意にドアが開き、険しい顔の男が入ってきた。竜助はサングラス越しに男の表情を見つめた。「…どうも、ご無沙汰してます…村神さん…」竜助が男に向かって一礼す
    あいじ さん作 [872]
  • この日

    信じられないことが起こっている。今日もいつもどうり朝起きて、学校に行って、友達としゃべって…いつもどうり始まるはずだった。しかし、違う。わたしのまわりの机や床には赤い液体が飛び散っている。足下には人が二人倒れている。わたしの父と母だ。そして目の前に一人…。拳銃を片手に持ち不気味な笑みを浮かべながら椅子に座っている「君には本当に悪いと思っているよ。君の生活を壊してしまったことは…ね。君は今いくつ
    銀将 さん作 [973]
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