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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • ランドセル ・上

    あれは いつの事だったか茨城県の ある住宅街庭付き一戸建ての家印象に残っているのは青い屋根そして クローゼットランドセル私は まだ中学一年生。妹は 小学五年生になったばかりだったろうか。私達は、父 母 私 そして、妹の四人家族だった。父の都合…だったか…あの家に引越した。青い屋根の、当時まだ小さかった私達にとっては壮大な家。引越し初日のこと…私と妹は新しい家に興奮していた。妹ははしゃいで、家の中
    くろあげは さん作 [688]
  • 鬼牛の鳴く島 3

    やがて目が慣れてくると、物音の正体が暗闇にぼんやりと浮かび上がった…また井上だ。「まだ寝てないのか?」三上の声に一瞬驚いたような仕草を見せた井上だが、三上の顔を見ると、小声で「あぁ。三上、これ見ろよ…」井上はそう言って、部屋の隅の棚の上に置かれていた小さなノートを差し出した。どうやらそれはこの部屋に泊まった客達の為の日記のようなものらしい…ぼろ旅館のくせにこんなところだけ小洒落た事を…案の定日記
    那須 さん作 [414]
  • 東部心霊探偵事務所?

    「…ちょっとうちに電話してくる」まだざわめく写真を握り締めたまま、すっ、と立ち上がると、武藤は昇降口まで歩いていった。 「なにすんのぉ?」   「うん、圭織くんにちょっと速達してもらおうかなって思って。」 「ふーん?なにを?」「ホーンブック。」「…むとーさん、もしかしてあれ?」 眉間に皺を寄せる室戸。 「うん、あれね。」   武藤はにっこり返す。 「まじでか!?」「まじでよ?」「勘弁してくれ!」
    さん作 [499]
  • 神吹〜KANBUKI〜

    『殺人鬼』……よくつまらないワイドショーなどで耳にする言葉だ。殺人鬼というのは当然殺人を犯した者のことだが、普通に人を殺したからといって殺人鬼と呼ばれるわけではない。殺人鬼というのは残酷な殺し方をした者や大量殺人を犯した者のことを人々はそう呼ぶ。僕もそう呼んでいた。しかし、僕は殺人鬼は怖くない。なぜなら、殺人鬼は残酷な手口を使うが最終的には殺してくれる。最終的に被害者は楽になるのだ。だが、この世
    G さん作 [328]
  • 「続けます。」ジェラルドが冷静に言う「着いた時は既に壊滅していました。しかし敵エルフが付近にいたため、戦闘し、捕虜を取りました」「尋問はお前が?」「いえ、ルパートにやらせたいと思います。」「分かった…尋問し終わった後、首を城門に吊しておけ…敵への見せしめとしてな…後は帰っていいぞ。ご苦労だった」「はっ!!失礼します」ジェラルドは回れ右をして歩き出した「待て、ジェラルド」後ろから将軍が呼び止めた「
    MASTER さん作 [578]
  • 東部心霊探偵事務所?

    「え!?ちょ、写真!」 「うわーはい」室戸はちょっとまだ情けない顔で写真を渡す。それを奪うようにひったくると、武藤は霊視した。 だが見えない。もう少しだけ力を強めてじっとのぞくと、やっと一部が、虫が這うようにじわじわと改正されていくのがわかった。だんだんと、改正されていく武藤は呆然として室戸を見つめた。室戸はちょっと苦笑した。「むとーさん、体に埋め込んだ式の図式の組み換えってヤバイよね。本人の体
    さん作 [512]
  • MURASAME

    ぬえ?暖かい日差しが部屋に広がる。布団がもぞもぞと動き、呑気な欠伸とともに氷川竜助が起き上がった。「朝…かな?」彼は近くに置かれていたサングラスを掛けるとふらつく足取りで、部屋を後にした。「お目覚めでございますか?」竜助が部屋から出ると待っていたかのように執事風の小柄な男が現れた。「おはよう…今日の仕事は?」「今日は本部から呼び出しがきております」執事風の男は懐から手紙を取り出し、竜助に渡した。
    あいじ さん作 [572]
  • 鬼牛の鳴く島 2

    沖縄は快晴。という予報だったが、空港に着いてみると土砂降りの雨。どのみち初日は旅館でゆっくり過ごす予定だったので計画に変更はないが…旅館は格安で、ボロボロ。料理はそこそこうまかったが、部屋のジメジメした空気と、ボロボロの内装のせいで料理のランクも三段階は下がっていた。値段が値段なめ文句は言えない。どうせ明日からはほとんど旅館にはいないんだ。今日だけ我慢すれば…唯一まともだった大浴場で汗を流し、と
    那須 さん作 [445]
  • バラバラ?

    え〜。そういう事もあって大家はめちゃくちゃ困ってたんだって。母親も精神がボロボロだったッて聞くからねぇ。大家もその家族、嫌ってたかもね(笑)と。書かれていた事をすべて読み終えると、また分からなくなった。大家のおばさんは、亡くなった家族の事どういう風に思っていたのかな?考えれば考えると訳が分からなかった。その時。パソコンが何もしていないのに、ブツッと切れた。「…あれ?…何だ?…」電源を付け
    ひかる 未来 さん作 [782]
  • バラバラ?

    そんな事を考えながらも、此処に1人で居るのが恐くて俺は漫画喫茶に足を運んだ。煙草をふかしながら、インターネットをする。俺の恐怖は一気に冷めた。だが、1時間も経たない内にインターネットに飽きてしまった。そんな時、もっともっとあのアパートの事が詳しく知りたくなって、検索ワードに?バラバラ殺人?と打ち込んで検索してしまった。あのアパートの事を忘れる為に時間潰しに着たのに。自分の行動が信じられ
    ひかる 未来 さん作 [667]
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