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ホラーの携帯小説に含まれる記事が2664件見つかりました。

  • バラバラ?

    ピンポーンとインターホンが部屋中に鳴り響く。その瞬間、恐怖と寒気が一気に消えていった。「来んの遅ぇよ!」バンッと玄関のドアを開けると友達が立っていた。「別に遅くないじゃん…まだ朝の10時だし。」「ずっと待ってたんだよ。」「…てか、お前…目の下のクマ…」「寝てないからな…」「やっぱり…そんなに酷いか」「やっぱりッて…」疲れた顔で友達を見つめる。「…昨日、だいたい感じたんだよ。それより中入っ
    ひかる 未来 さん作 [787]
  • バラバラ?

    キィー、バタンッと奇妙な音をたててドアが開き、ゆっくりと玄関に足を踏み入れる。「…!?寒ッ…」部屋は異様に寒い。それでも、気にしないようにした。そして、しばらくリビングで時を過ごした。何もせずに。ただ布団に潜って深い眠りにつくのを待った。だが、深夜がきてもなかなか眠れなかった。深夜の2時30分。眠りにつけなかった俺はとうとう布団から出て煙草をふかした。「…はぁ〜…眠れねぇ…」その時だった
    ひかる 未来 さん作 [777]
  • 座敷少女〜一ノ話〜

    2007年8月10日。午後8時55分。アスファルトジャングルの東京は夜になっても熱を帯びていてクーラーが故障している敬介に熱気は容赦無く襲い掛かる。Tシャツとトランクスという格好で敬介は冷やし中華を食べていた。「蒸し暑ちぃ〜一体何度あるんだよ…?」うんざりした様にそう呟くと敬介はテーブルに置いてあるリモコンを手に取り、1チャンネルにチャンネルを変えた。丁度天気予報がやっていて気象予報士が明日の天
    Ryu さん作 [566]
  • 反射

    明け方、一人の男が死んだ、第一発見者は男の彼女で目覚めると、彼が死んでいたという、外傷もなく持病もなく、司法解剖の結果は原因不明…今月でニ件の謎の死体、一件目は不動産職員が駅のベンチで死んでいたのと今回の事件、関連性はないものの共通性は謎の死、現場検証で男の部屋にあったビデオを見たがとくに変わった様子もなく、モデルハウス見学風景が映るだけだった。「あれ?このモデルハウスってKSハウジングの家です
    坂本一義 さん作 [845]
  • MURASAME

    鬼門23暗闇の中を影が駆け抜ける。月光が影を照らしその姿を露わにした。可王京介。彼は斬り落とされた腕を口にくわえ、闇から闇に飛ぶように駆け抜けた。(ぬかった…鬼門こそ神の心を封印した墓と思ったが…)可王は自虐的な微笑みを浮かべ、自らの腹を触った。血は流れていない。傷口も既に癒えつつあった。「かおうさま〜」少女の幼い声が可王の耳に伝わり彼は足を止めた。「瑪瑙か…」暗がりから少女の姿をした瑪瑙が現れ
    あいじ さん作 [581]
  • バラバラ?

    「あと、そのアパートで何があったかインターネットで調べとくから、お前も近所の人とか大家に聞いてみたりしとけよ。」「そんな事しなくてもいいよ。訳ありだっつうの納得して部屋借りたんだから、今さら事情とかどうでもいいよ。」「だけどなぁ〜…」「とりあえず和室に入らなきゃいいんだろ?だったらそれでOKじゃん。」「…絶対に入るなよ。何があっても…。」「分かってるって!もう夕方だし俺帰るわ。」友達の家を出て
    ひかる 未来 さん作 [901]
  • バラバラ?

    「どう思う?」「また何でそんな訳ありの部屋借りてんだよ!」「だって家賃安いしいい部屋だったし…」「俺から見ると、その手形ッていうのがまだくっきり残って見えるぞ…。」「…えっ!まぢでッ!?」友達はすごく霊感が強い体質で、相談にのってくれるにはとても心強い存在だった。「お前、すぐに引っ越せ。」「……!?やっぱり?」そう言われるような気がしていた。「でもよ〜俺今週、用事で忙しくてすぐに引っ越せないしさ
    ひかる 未来 さん作 [780]
  • バラバラ?

    ガラガラと戸を開け、要らない物を押し込んだ。その時、ゾクッと寒気がして、体中に鳥肌がたった。何だ?風邪でもひいたか?そう単純に思い、おばさんの言っていた事は気にしなかった。その後、引っ越しの片付けで疲れたのか何もない和室の中で横たわってしまった。その日はそのまま深い眠りについた。翌日。「…ッあ。寝ちゃったのか、俺…。」起きた頃には昼を過ぎていた。「休日はゆっくり出来ていいね♪」体を起こし洗
    ひかる 未来 さん作 [799]
  • バラバラ?

    「ここ、こんなにいい部屋なのに家賃安いね?」アパートの中を見渡した。ちょっとボロイけど広くて普通にいいアパートだ。「訳ありの部屋だからねぇ。あんまり勧めないよ。」大家のおばさんは気味悪げに部屋を案内してくれた。「訳あり?ひょっとして幽霊とかそんなの?」「ん〜まぁ。そうだね。」「へぇ〜おばさん幽霊とか居ると思うの?」「居るとは思わないけど近所の噂とか、前の住人からの相談があったりとか信じない
    ひかる 未来 さん作 [952]
  • 座敷少女〜零ノ話?〜

    敬介目の前には紺の着物を着た美しい少女が立っている。そして左手には血に濡れた脇差しを持っている。青く輝く両眼はまるで獲物を見付けた肉食獣の様に敬介を捕らえている。「やっと会えた…」彼女はそう言うと、妖しい笑みを浮かべて敬介に詰め寄った。「何…何をするの…!?」敬介は震える声で後退りし、壁にぶつかりへなへなと崩れ落ちる。しかし彼女は怯える敬介を構う事無く、小さな敬介を抱き上げて和室へと移動した。「
    Ryu さん作 [521]
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